50メガ帯 AM送信機


雨の日曜日、(最近はお天気だ昼間はテニスかゴルフに行ってしまうことが多い)以前購入し机の隅にしまっておいた「FCZの寺子屋シリーズキット」のうちTX−502という10mWのAM送信機を組み立ててみることにしました。
表面実装型の汎用基板を使うのが初めてな上、部品も小さく実装密度も高いので半田付けが大変です。老眼も進み天眼鏡のもとで作業しますが一苦労です。 やっとのことで組み上げ、電源をいれようとすると、どこかショートしているみたいです。点検すると抵抗のリード線が触れ合っていました。半田付けの際の作業の不手際でした。これを手直し、調整作業に入りましたが終段からの出力が少ないようです。各部の電圧はほぼ説明書どうりですが。IC706MK2GMで電波を受けてみると、予定どおり50.620MHzにキャリアが入りますが、ボッボッという断続音も聞こえますどこがで異常発振している可能性があります。18メガ帯を受信してもキャリアは感じられないので、基本波では発信していないようでした。取りあえず今回はここまでとし、次回再調整してみたいと思います。
残った配線を終え、ケースに入れてみました。以前作ったQRP用のパワー計を目安に説明書のとおり調整をしていきます。10ミリワット以上は出ているようです。キットに入っていたコンデンサーマイクを使って送信しIC706MK2GMで受信してみても上手く変調がかかっているのか良くわかりません。
そこで、自作したツインT低周波発信器から約800Hzを入れてみると変調はかかっているようですが、少し出力が下がります、所謂マイナス変調になっているようです。これが正常な状態なのか調整不足よるものかわかりませんが一応完成ということにしておきます。

JF1RNR今井さんの「手作りトランシーバ入門」にあるツインT発振器とLM386のアンプです。ランド方式による配線方の習作のつもりで作ってみました。今後いろいろ便利に使えそうです。