TeaTime(23)
作成日:2002/10/21

ホームの踊り手
(沿線事情:JR山手線駅事情)

残業も無く、平和に家路に着くかにみえた19時の山手線某駅ホーム。
台風の接近を明日に控えて、人は少なめのようだ。

いつも乗車する先頭車両までホームを歩いていると、何メートルか前を歩いていた人目を引くお姉さんが、急に奇妙な、しかも独特なステップを踏んだ。
どこかで見た気がしたが、後から考えると、ドラクエだかFFだかの泥人形が踊る「不思議な踊り」そっくりだった。
おかげで、見ていたこっちがパワーを吸い取られて、膝から崩れ落ちそうになったのも不思議ではないだろう。

そこは、ホームの事務所がある場所で、歩ける場所は狭くなっている。
しかも、そのホームは一番端なので、割と他の乗客からは死角になっている場所でのことである。
そのお姉さんは、一瞬のステップの後は、何事も無かったかのように、歩きすぎていく(多少、早足にはなったように見えたけど)。

その後を、少し立ち直った状態で後ろからついて行ったのだけど、何が起こったのかさっぱり分からない。
...が、その踊りを踊ったポイントまで来ると、そいつはあった。

それを見たとき、立ち止まりそうになりながらも、ある地点を中心に、ホームから落ちないように楕円を描きながらの奇妙な平行移動のステップを踏むことになった。

そう、それは、ホームの事務所の壁際に置かれた、実に巨大な黄色いウnチ(お食事中の人がいたら失礼!)。

いくら人が少ないとはいえ、何と言っても山手線のホームである。しかも、何気なく置けるようなものではないのである。その上、事務所ということは、駅員さんも割と出入りが多いのではないだろうか。
そこに、大胆にも巨大なウnチをするとは。
何か特別な事情があったんだろうか...(って、そりゃ非常事態だったんだろうけどさ)
それにしても、そこにはウnチだけで紙はいっさい無かったんだが、どうしたんだろうなぁ。

ということで、今日の教訓。

自分のものは自分で片付けよう
終わったら、ちゃんと拭こう
ども、お粗末様でした。


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