迂闊にも，というか間抜けにも，というか．．．

最近，懐が寂しいので，何とかならんかなぁ．．．と思いながら，銀行預金の通帳をボーッと眺めていた時のこと（え〜別に普段からそんな趣味がある訳ではなく偶然にです），ふと大きくNHKと書かれた区分で引き落とされている額が，何となく多すぎるような気がしたのが全ての発端でした。

で，さっそくNHKのホームページで受信料金を確認してみると，

• 契約種別：衛星カラー契約
• 支払区分：口座振替
• 払込単位：１２ヶ月前払い

という受信料の契約になっているらしいのですが，よくよく考えると私の家の場合，パーフェクＴＶ用のパラボラアンテナ（CS用アンテナ）はあっても，ＢＳ用アンテナを上げている訳ではないので，NHK-BSが見れるはずがない。
よって，契約種別はカラー契約のはずなのでは．．．ということに気がついたのです。

実に情けないことに，２年前からの契約で，既に２年分を振り込んでいて，おまけに契約時の状況を，あまりよく覚えてないんです（だって２年も前のことだからなぁ）。

日本放送協会放送受信規約 を確認して，どう考えても同じ衛星系と言ってもＣＳの受信アンテナがあるからと言ってNHKと衛星カラー契約を結ぶことを法律で決められているとは思えなかったので，私の住んでいる受け持ち区のあるNHK横浜西口営業センターに電話して，契約種別を変更してもらうのと，返金処理をしてもらうことにしました。

それにしても，日本放送協会放送受信規約って，なんでこう読んでいるとムカついてくるんでしょうねぇ。
例えば，

第３条（放送受信契約書の提出）

受信機を設置した者は，遅滞なく，次の事項を記載した放送受信契約書を放送局（ＮＨＫの放送局をいう。以下同じ。）に提出しなければならない。

なんて，誰か守っている人がいるんでしょうかねぇ。

Webで確認すると電話窓口が９時からというので，会社に行く前に電話すると「受付は９時半からです」という電子音。ムカァ〜．．．すでにＮＨＫとＮＴＴの公社連携にはまっている。
９時半だと会社に行く前，という訳にはいかないので，取りあえず会社に出かけたのでした。

それにしても，ＮＴＴで，こういった電話サポート向けに時間外メッセージを流してくれるサービスやってくれないかなぁ（もちろん電話サポート側の費用で）。
PerfecTV!の電話サポートに掛けたときもそうだったんだけど，有料サポートとかで対応の遅い人に当たった時よりも，時間帯を確かめて掛けた電話が，「ただ今の時間帯は．．．」というメッセージが流れてきて，それで１０円飛んでいく．．．という方が頭に来る瞬間もあります。ハイ。

結局，ＮＨＫの方は，現況を確認することもなく，呆気なく電話一本で期間分の差額を全額払い戻してくれることになりました。
ついでに，引き落としではなく，訪問集金に変更っと。
う〜ん，いい加減チャンネル数を減らして，受信料を下げて，地方自治体とかから放送局維持費とかいう名目で一括して集金する方法に変えたら？ＮＨＫさん。
そうすると，自治体単位でNHKの存在意義を住民投票で問うてくれるかも。

これにて一件落着なんですが，なんとなくスッキリしない出来事でした。