さて,この調査(というほど大袈裟なもんかぁ)も3回目になり,違った観点 から調べてみることにしました。
集計方法は同じで,メールのヘッダーの中にX-Mailerが入っているメールを 抜き出して,どんなメーラーが使われているのか集計するというものです ('98/04/01〜'99/03/18までの総計2116通)。
ただし,今回は同時にMessage-IDも抜いてきて,どこのドメインからメールが 送られてきたのかも集計しました(この集計が最適とは思いません。が,まっ 1つの指標として見ていただければ幸いです。
今回は,これまでとは全く別のエンターテイメント系MLで,OSの区別なく 行ってます。
以下,その結果です(この結果は,そのメールを使っていた人の「のべ発言数」 ですので,お間違いないよう)。
総合順位は,プラットフォームやバージョン等に関係なく,同じメールソフトとして集計したものです。
これまでとはガラッと変わった内容になりました。その原因は,出自OSが 分かっている範囲で,WindowsユーザとMacユーザの発言数がほぼ同等という ことにあるのかもしれません。
これまでの2回で圧倒的に強かったBecky!ですが,今回はWin/Mac両方で着実に 数を増やした2つのメーラーが上位を占めました。
そういう意味で,MacユーザでのClaris Emailerの強さは驚異的かも。
ただし,これら以上に,パソコン通信のNiftyserveから265通が送られている というのも興味深い結果でした(AOLもなかなか頑張ってますが)。
今回の集計で,明らかなWindows/Macユーザは以下の数でした。
その他には,Webから送られたメールやMobile Gearなどが含まれています。
Message-IDに書かれているドメイン名から,分かるドメインのみ引き出して 集計してみました。
パソコン通信からの流れで,Niftyserve,asahi-net,Mixは固定的なユーザが ついているんだと思います。
Rim,ODN,So-net,Geocities等は納得の結果ですが,biglobe.ne.jp/meshnet.or.jp の名がないのが,寂しいですね。
それにしても,MLによってこうも結果が違うのかと,ビックリしてしまいました。
しかも,MacとWindowsで半々なんて...
う〜ん,奥が深いなぁ。