M(Robin Scott)
1979年に「POP MUZIK」をヒットさせた。MはRobin Scott一人のことを指すようです。
教授の「左うでの夢」を共同プロデュースしてたり、幸宏がMのアルバム『Famous Last Words』に参加してたりとYMOとも関係が深い。
「ゴーストバスターズのテーマ」の著作権云々で一悶着おこしたことでも有名。(ブロイラー)HP=「モフモフ」
  ★そうですね。関係が深いみたいなのですが、じつは私は未入手でして、勉強になりますです。m(_ _)m(nakanaka)

マニ60のうた
サウンドストリートのコンテストかなんかで教授のコメントと共にかかってた曲。番組中ではフェイドアウトしてゆくので3番?の歌詞をご存じの方、是非メール下さい。(wani)URL=http://www.tpo.gr.jp/

万引き
 ダウンタウンの人気番組「ごっつええ感じ」の「浜ちゃんとあそうぼう」のコーナ ーに出演した坂本龍一が、新宿駅前で浜田に告白。「僕高校(新宿高校)の時、紀ノ国屋書店で、万引きして(警察に?)捕まったんだ。その時、親が呼び出されてとても恥ずかしい思いをした」 (Yagi Yukio)http://www.pluto.dti.ne.jp/~hy-21c/

松武秀樹
 YMOのシンセサイザー・オペレーターとして活躍。「四人目のYMO」と呼ばれた。冨田勲氏の門下生で日本のシンセサイザー界を引っ張り続けている第一人者。自身のユニット(?)「LOGIC SYSTEM」も有名。(福田篤)

MC−8、MC−4
どちらもRolandのシーケンサー。これがなかったらYMOがここまで有名にはならなかった。坂本の『千のナイフ』で初使用された(本当は矢野顕子『ト・キ・メ・キ』が先だが)MC−8こそ全ての始まりで、例の「ピコピコ」音をはじめ「コンピューター導入の象徴」であったが、たった5400音しかメモリー出来なかった。従ってライヴでは2台交互に使用したがすぐにデータがなくなり(「ライディーン」とか、早そう)、足りない所は人力でプレイしていた(!)。しかも熱に弱く、すぐフリーズしていたようだ。80年のハマースミス・オデオンでも「千のナイフ」の途中でリズムが暴走(結構、スリリング)。衛星中継の時も「スイッチ押し忘れ」事件など、トラブル・メーカーだった。それを改善したのがこれまた名器MC−4で、データ転送時間、熱対策、メモリーの増強等が一気に解決され、更にスタジオ界にも一気に普及しただけでなく、バンドのコンセプトまで変えてしまった(ムーンライダース『フライト・レコーダー』にも興味深い記述あり)。しかしこれが登場した事により、皮肉にも松武秀樹が干されてしまったのだが・・・。(tatsu)

Medicine Wheel
 ネイティブ・アメリカンの教え。(よく分からないのですが)例えば、メディスン・ホイールには知恵(北)、純粋・信頼(南)、内省(西)、悟り(東)の4つの偉大な力がある。これらのどれかに偏ってしまっているのは不完全な人間だという。メディスン・ホイールはこの世に存在する様々なものを映し表す、いわば、全宇宙の象徴として語られる。(参考:ヘェメヨースツ・ストーム「セブンアローズ氈@聖なる輪の教え」阿部珠理訳、地湧社、1992)。細野さんは「Medicine Compilation」(Epic/Sony,1993)の頃特にこの思想に接近しているように見受けられる。(nakanaka)

METAL SERVICE
●(1) アニメのテーマ曲をヘビメタ風に演奏するというパロディー的荒技で、良く言えば新しい音楽の楽しみ方を確立した感さえ漂う、企画ものバンド『アニメタル』。
 アニメタル・レディー、メタルフォーク… 音楽ビジネスの常で、その人気にあやかれとばかりに登場したバンドもかなりいるわけだが、何と、そんな中にMETAL SERVICEなる、どこかで聞いたことのあるようなネーミングのバンドが現れた。
 何を隠そう、このバンドはYMOのナンバーを本格的ヘビメタにアレンジして演奏してしまうらしいのだ。音楽シーンに多大な影響力を及ぼしたYMOだからこそ、数々のアーティストが彼らの曲をカヴァーしてきたわけだが、ヘビメタなの?? 本気か冗談かはさて置き、何ともチープな発想は愉快だ。
 YMOの曲に、シャウト? 早弾きギター? ツインバスの連打? 地をはうようなリフ? いまいち想像できないが、死ぬまでに一回は聴いてみたもんだ。YMOの曲ってテクノうんぬんをはずしても成立する質の高いものだったし、あくまでもジョークと開き直って、眉間に一切のシワを寄せることなく聴いてみりゃ、あんがい楽しめるかも…
 彼らのデビューアルバムのタイトルは予想通りの『YELLOW METAL ORCHESTRA』。ジャケットはYMOの『SOLID STATE SURVIVER』のパロディーという凝りよう。収録曲は
Rydeen
Key
君に、胸キュン
Nice Age
Mass
La Famme Chinoise
Focus
Tong Poo
Behind The Mask
Technopolis
 CD番号:ALCA-5228
 発売元は何と! あのアルファレコード!! これは爆笑だ。
 ちなみに私はこの手の“色モノ”CDを大枚はたいて買うほど裕福ではないので、レンタルのT屋にこれが並ぶのを待とうと思う。(西原 朗)HP=「Welcome to R.R.V」

●(2)前に日本テレビの「ロンブー荘」と言う番組にギターギンギンのRYDEENがBGMで使われていた。(松本弘毅)

メタマー
「変形体」の意味(らしい)。YMOは当初自分達の音楽をこう呼んでいた。高橋幸宏はYMOを「突然変異種のメタ・ポップ」とも呼んでいた。YMOってこういうごたく多いなぁ。
 全く関係ないが僕の高校の先輩がバンドを組んだというので、「どんなジャンルの音楽なんですか?」と聞いたら、「トレビ。」という答えが返ってきた。そういう種類の音楽があるのかとおもったら「トレビア〜ン」な音楽をそう呼ぶ、と勝手に決めたものらしい。勝手にやってて下さい。(ブロイラー)HP=「モフモフ〜モスモスのまねまねサイト」
  ★そう言えば(という出だしの言葉が多いですね(^^; 私が書くとき。。。)「メタマー」という言葉もありましたね。確かに、ごたくと言えばごたくですが、よく言えば遊び心(humor)とも言えるかもしれません。そういう意味では楽しいバンドですね。  後半のブロイラーさんのコメントは、YMOとは関係ありませんが、微笑ましいエピソードということで載せさせていただきました。トレビと言えば、トレビの泉が思い浮かびますが。。。割愛をご希望の際は、お手数ですが、ご連絡下さい。(nakanaka)

MIDIレコード
(1)坂本龍一が設立したレコード会社(ですか? 違っていたらご教示お願いします・・)。当初、大貫妙子、エポ、矢野顕子らが在籍。ここに「School」というレーベルがあり「音楽図鑑」等が出された。(nakanaka)
(2)MIDI clubというレーベルのファンクラブがありましたが、'96〜'98の活動期間でした。その会誌1号では、MIDIレコードの全アーティストとして、上野耕路、EPO,大貫妙子、おしゃれテレビ、かしぶち哲郎、坂本龍一、清水信幸、鈴木さえ子、高橋鮎生、立花ハジメ、FLAT FACE、MICHI LIVE、矢野顕子、吉永敬子、Rosa Luxembrgの名前があげられていました。(eiko k)

三浦憲治
 写真家。YMOの写真を数多く手掛ける。(nakanaka)

モジモジくん
●(1)とんねるずの番組「みなさんのおかげです」(フジテレビ)のコーナーの一つ。YMOは1993年6月に(3週に渡り)出演した。ちょうど東京ドームコンサートの初日(6/10)に放映があった。(nakanaka)
●(2)同コーナーではモジ臣、モジ宏、モジ一として登場。
体を張って「ワサビ」の文字を作っていた回では、10個の内4個に大量のワサビが入ったトロ寿司を順に食べていく「スシアンルーレット」を行った。YMOの3人ではモジ宏はワサビ入りに当たり脱落した。モジ臣はワサビ入りに当たっても「肩のコリがスッととれるね」と平然として生き残り(モジ宏曰く「この人ワサビ好きなんだった」)、モジ一も我慢して生き残った。
そして賞品として今は無きココ山岡のダイヤのネックレスを貰っていた。(松本 弘毅)
  ★そうそう、3人みんな、ワサビに当たってましたね。最初に当たったのが幸宏さんで、画面の外へ走って行きました。2番目が細野さんで、何事もなかったように食べてました。「ワサビ好き」というコメントで納得していいものなのか? と私は思いましたよー。坂本さんは根性で食べましたね。変な3人です(^ ^) とんねるずも「?」という顔をしてました。(笑)(nakanaka)

M.J.氏
 知る人ぞ知るサカモト・コレクター。某電気メーカーの懸賞品である"BEAUTY remix"をはじめ、数々のレア・アイテムを所有。"YOU DO ME"ドイツ版シングル(日本版アメリカ版とはミックス違い)、『ひとさし指のエチュード』(音楽機械論の付属ソノ・シート)"COMPUTE,COMPUTE,COMPUTE"(某カメラの懸賞品、500円で入手)。『大地の唄』『エリカの夢』(筑波科学万博 住友館のテーマ曲と挿入歌。作詞は矢野顕子)他多数。いわゆる「7インチバージョン」と呼ばれるものは全て押さえている。大滝詠一研究家としても(一部では)有名。(ringmoon)

モナド(monad)
(1)細野さんの主宰したレーベルの名前(1984年、テイチクに誕生)。このレーベルから出された一連の細野さんの作品は、音楽の構造、非構造といったハナシから離れた広さを感じる。
(2)ライプニッツの思想の根本概念。単純実体で、一、個体、形而上学的点等といわれる。世界はモナドの予定調和的体系である。モナドはそれぞれ独立しており互いに影響を与えることはない(窓を持たない)が、他を映しあい表現する。ひと言で書ける事柄ではありませんね。(^^;(nakanaka)

モンロー・ウォーク
郷ひろみも唄っていた南佳孝の「モンロー・ウォーク」。“♪つ〜まさ〜きた〜ててう〜み〜へ〜”と言うメロディがSEXYで懐かしい。因みにアレンジは教授がやりました。(Prophet5&MC4)
  ★え!? あの曲のアレンジは坂本さんだったんですか。知らなかった〜です。いや、これはお懐かしい。(^ ^)(nakanaka)

Moog III
●(1) 通称「タンス・モーグ」「嫁入り道具」。モーグ博士が開発した初期のモジュール式シンセサイザー。YMO初期のアルバム及びコンサートにて使用されてます。松武さんの愛機。(そよかぜ)
●(2)因みに米国盤「イエローマジックオーケストラ」の裏ジャケットやインナースリーブなどの三人の背景がそのムーグであります。(ほんとはモーグと発音するらしいけど世代が古いのでムーグでいきます) 地味にビートルズも使ってた。 (平川史明)

MOOG POLYMOOG
米国MOOG社の全和音型シンセ。72鍵。でも構造は実際には電子オルガンに近い。YMOの1stから登場。教授の愛用だったらしい。(千のナイフやKYRINでも使用されている)YMOの初期のライヴや「RYDEEN」のプロモでもその姿を拝むことが出来る。ただし、この製品も本格的なポリ・シンセ、Prophet5の登場によって商業的には失敗。MOOG博士は無茶苦茶嘆くコトになる。(Prophet5&MC4)
  ★Prophet5の登場が当時いかに影響が大きかったのかがしのばれますね。でも、MOOGにしろJupiterにしろ、名機は名機として歴史に残っていくのですよね。ただ……機材・楽器に関しては私は非常に弱いので、変なことを書いていないか心配になってきました。(^^;(nakanaka)

ムーンライダーズ
●(1)言わずと知れた、今年(2003年)結成26年目の日本のロック界における唯一の最長バンド。1977年結成(前年に、鈴木慶一とムーンライダーズ名義で『火の玉ボーイ』を発売。このアルバムは、鈴木慶一のソロ・アルバムと位置付けられている。正確にはその前に、慶一の弟でムーンライダーズのベーシストである鈴木博文が、松本隆、矢野誠、山本浩美、鈴木順らとそれ以前に組んでいたバンド名もムーンライダーズであった。現在ではこちらは、オリジナル・ムーンライダーズと呼ばれている)。
 バンド・リーダーは鈴木慶一。全てのアルバム製作は、過去にやらなかったことをやる、同じことはやらない、というのがポリシーで、つねに実験し変化し続けてきて現在に至る。YMOとの関係は、ライダーズの初めてのテクノ「いとこ同士」(『NOUVELLES VAGUES』収録。1978)で、当時コンピューター・バンドを組んだ細野さんに、スティール・ドラムによる生演奏をさせた。また、1982年に幸宏氏と慶一がTHE BEATNIKSを結成。現在まで3枚のアルバムを製作。その他にも、慶一が幸宏氏や教授のアルバムに詞を提供している。ライダーズの曲「火の玉ボーイ」(正確には慶一のソロ。『火の玉ボーイ』収録)は細野さんのことを、「僕はスーパー・フライ」(『青空百景』収録)は幸宏氏のことを歌ったもの。ライダーズの前身、はちみつぱいは、はっぴいえんどの弟分とされ、はっぴいえんどの前座をやったり、対バンをやったりしてきた関係であった。また、1981年にMC−4を持ち使っていたのも、ライダーズとYMOと松武秀樹だけであった。(しでお)
  ★「同じことはやらない」という精神は、YMOにも(また、そのメンバーにも)当てはまりますね。リーダーの慶一さんと言えば、ビートニクスがありますので、すぐに幸宏さんが思い出されますが、YMOの方々ともかなりつながりの深いことがよく分かります。ありがとうございます。m(_ _)m これだけ長く続けながらも変化していく、しようとするバンドというのは、世界的にも注目されてしかるべきかもしれませんね。(nakanaka)
●(2)細野さんの書いた「東京シャイネスボーイ」はムーンライダーズの鈴木慶一のことを歌ったものらしい。照れると首まで真っ赤になるそうで。
ちなみに、「Tokio Shyness」とは進駐軍の米兵がすぐ照れる日本人を見て、こう呼んだそうな。
「Shyness」は名詞なので「Shyness Boy」というのは文法的にはおかしいのだけれど、どうでもいいじゃないですか。そんなの。気にしなさんなって。(ブロイラー)HP=「モフモフ〜モスモスのまねまねサイト」
  ★あ、何か互いに曲を書きあっていますね。(^ ^) ほほえましい話ですね。(nakanaka)

森高千里
1997年のローソンのCMで、森高千里と細野晴臣が夫婦役という内容で新春から年末まで幾パターンかのCMが放送された(細野さんは大学教授で、森高千里はその大学の元大学生という設定)。撮影の合間に、細野さんから、「自分で(自分の曲に)ドラム叩いているんだって?」と話しかけ意気投合。97年10月に、Produced by Harry Hosono(もちろんヒゲ付き)で、シングル「ミラクルライト」発売。この曲で、Mステにも出演(もちろんヒゲ付き)。1998年、アルバム『今年の夏はモア・ベター』を発売。一曲コシミハル作曲編曲を除き、全曲ハリー・ホソノが作曲編曲プロデュース。森高ヴァージョンの「東京ラッシュ」「風来坊」を聴くことができる。(しでお)
  ★Mステ(「Musicステーション」)に出演したとき、細野さんが口ひげをマジック(?)か何かで書いていたのが、すごく印象的でした(笑) それをカメラさんがアップにしたら、細野さんが「いや、それは……」と言って、嫌がっておられましたね。(そのためでしょうか、カメラはすぐ切り替わりましたけど。)それにしても、その日のMステ見ていましたが、他のミュージシャンと違って、“音”がスカスカと“間”がある感じで、つくづくユニークだと思いました。(nakanaka)

MR2
トヨタ自動車のMR2という車のCM曲に高橋幸宏氏の曲が使われていました。1989年の後半にデビューした車です。
 しかし、アルバム名と曲名が解りません。  たしか、英語の曲でサビの部分で「フェイト コンプリ〜」と歌っていたような・・・(^_^;(ぷ〜)
  ★私は車には弱いのですが、こういう関係のことで覚えてたりします。この曲は「Fait Accompli」というタイトルで、アルバム『Broadcast From Heaven』に収められているものでしょう。辞書を引くと、 Fait Accompli はフランス語で「既成事実」という意味のようです。英和辞典にも載っていたので、けっこう欧米圏では日常語化されているのかもしれませんね。作詞はスティーヴ・ジャンセンで、ちょっと哲学的な感じの内容だったと思います。とても好きな曲です。(nakanaka)

M16
●(1)「PROPAGANDA」のエンディングのために作られた曲。YMO解散後に3人がスタジオに集まりレコーディングされたものです。ここでは細野さんがティンパニーをたたいています。この曲名の由来は「PROPAGANDA」で使われた曲が全部で16曲あり、最後にこの曲が来たため立ったと思います。コンサートなどでは曲順表を作るとき1曲目は「M1」と演奏する曲の頭に「M」をつけるところから来ています。(Y.Sugai)
●(2)散開当時に公開された映画プロパガンダのエンディングに流れる曲。基本的に、諸般の事情でアルバムCDなどには収録されていないいわゆる未発表曲にあたる。が、再生当時に発刊されたY.M.O.の本「ピリオド」に付録としてシングルがついていた。(MOR)
●(3)件の映画「PROPAGANDA」の一曲目(M-1)のクレジットは勿論(YMO)ですがM−16は散開後の曲なのでクレジットは三人のお名前でした。そして最大の謎、公開された映画で曲は15曲しかありません。なぜ?(平川史明)
●(4)「元々音楽図鑑のために録りためた曲のうちの16番目だったから。M35 (?)位まで録音して、いい加減にしろっていわれた。」
といった内容の話を当時坂本本人がNHKFM「サウンドストリート」の中でし ていました。
アルバム「音楽図鑑」に採用されなかった曲のうちいくつかは後にCMなどにも 流用されたようです。(加賀美真人)
  ★なるほど。(^◇^) そう言えば、「サンスト」で坂本さんが何かのコメントをしていたのを思い出しました。でも、内容は忘れてしまっていました。(^^;(nakanaka)