(稿:三石あき)
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(1):時間の短縮
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作品の狙いにしたがって総時間量を可能なかぎりに削っていく
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(2):情報の集約
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時間は省略しても情報の質と量は豊かさを保って新鮮さを出す
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(3):多彩な演出
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時間短縮と情報集約とを両立させて、より面白く多彩に演出する
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- 一口に「編集」といいますが、メディアによってそれぞれに意味は異なってきます。出版社や雑誌社で言う「編集者」もあれば、新聞社で言う「編集委員」もあり、またテレビ局で言う「映像編集者(俗称=編集マン)」もあります。
- たとえば、新聞の「編集委員」は腕の確かなベテラン記者がなり、記事、評論の多くは署名入りであり、大きな権威を持っています。対して、テレビ(番組やニュース)を制作するスタッフの一員たる「映像編集者」は専門職として映像編集パートを担当します。またテレビの世界では、ニュース映像の編集者を、送出まで担当することから「ND=ニュースディレクター」と呼ぶこともあります。
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- さて、一般論はそれとして、私たちの市民ビデオの話に戻ります。言うまでもなく市民ビデオマンには分業システムはなく、映像作品の企画、構成から取材、撮影そして編集、制作までをひとりでこなします。やっかいなようですが、それぞれの分野の技術を習得し、作品制作のリズムをつかめば市民ビデオの楽しみは何倍にもふくらみます。
- 編集に絞って話を進めます。市民ビデオマンに求められるのは、エディット技能とオペレート技能の両方です。AV機器の操作、つまりオペレーターとしての技能も必要ですし、映像を組み立てるエディターとしての腕も欠かせません。付け加えれば、「エディターと」「オペレーター」との違いを掌握すること、特にオペレーターだけにのめりこむことのないよう心がけたいものです。
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- ビデオ作品作りの場合、全体としての作品をどう制作するのかという大きな意味での「編集」と個々の映像カットをどうつなぐかという具体的な意味での「編集」とがあります。前者は作品の構成にかかわることなので、この稿では、具体的な映像編集、カットのつなぎについて話を進めることにします。
- 映像作品は一つ一つの映像カットの積み重ね、組み合わせで出来あがります。もっと言えば幾つかのカットがシーンを作り、シークエンスを組み立てていきます。その基礎単位となるのが映像カットです。編集作業を進めていく時にその映像ショット(撮ったままの映像単位)を選びどんな長さに切って(カット)いくかは極めて重要です。
- その場合、このカットはよく撮れたとか、気に入っているからとかを基準にして映像を選ぶのは間違いです。作品に軸を通し、展開に論理を生み出すには、自分では撮り方に不満な映像でも、使う決断が必要です。一つの映像カットが作品全体の中でどんな役割を果たしているか、シーンにいかに生かされているかを考えて映像を組み合わせていきたいものです。
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→今回は「映像編集の序」とも言うべきことを書いてきました。やや抽象的な槁になりました。次回からは具体的な、といっても基礎的な話を予定しています。なお、この紙上講座について質問や要望がありましたら遠慮なくお寄せください。
以上
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