交通−自動車

 イギリスは日本と同様、左側通行なので、運転はそうは難しくはないものと 思われる。「思われる」と書いたのは、僕はまだこの国では、自動車を 運転していないからだ。中古車はけっこう高いようである。ガソリンも高いため、 クルマはわりあい好きであるのにもかかわらず、買う気にはどうもなれない。 家から職場まで、徒歩 20 分または自転車 6 分、という環境のせいもある。また、 週末の city centre に自動車で出ようとすると、駐車場の長い待ち行列に 耐えねばならないようだ。そのうち、レンタカーを借りてクルマで出歩いて みようかと考えている。

 いわゆる交通マナーは、日本よりも良さそうである。しかし、自転車で走って いると、ときどきウィンカーを省略するクルマが居り、その動きに驚かされる ことがある。「ここは停めちゃダメ」と書いてある場所には、決して停めようとは しないあたりは、見習うべきものがある。ローカルルールであるが、「先に行け」 というときにパッシングをするのは、日本と同様である。さすがに、 「サンキューハザード」などという、変な慣習は見られないようだ。

 City centre に多くのクルマが流入するのを防ぐため、ケンブリッジでは パーク・アンド・ライドを導入している。市郊外の東西南北 4 箇所に大駐車場を 設け、ここから city centre までバスを運行する、というシステムだ。バスは 10〜15 分おきに出ている割に乗客は多く、このシステムはかなりうまく機能 しているようである。

323 and civic
日本車は多い。左はマツダ 323(日本名ファミリア)、右はシビック。 シビックは日本では売られていない、5 ドアである。イギリスのホンダ車についてまとめたページもあるので、興味のある方は参照されたい。


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