4.CNGに向けて

み:CNGもいつ始まるかわからんし、今回は、私
    の電子メールを使った交流の話でも。
タ:はぁ〜い。
シ:...あのぅ...。
み:ん?なんだい、シャラ。
シ:あの...いつもの出だしは?
み:いやぁ、20代もほんとに残りわずかで、しゃ
    れにならなくなってきたしね。
シ:だったらなおのこと、やっとかないと後悔しま
    すよ(きっぱり)。
み:じゃあ...。大変だ!
タ:なあに、プレイヤーさんの大変は、大変という
    より変態...。
み:そんな事をいっている場合では...ってよく
    考えたら、今回別に大変な事ってなにも起きて
    ないや、はっはっは。
シ:そこで終わっちゃ、つっこみが入れられない〜。
タ:さ、本題に入りましょ。
み:さて、パソ通やインターネットについては、ネ
    ットワールド誌なんかでも書かれているから、
    ここでは、私の活用例なんかを語ろうかと。で、
    今回はメーリングリストについて。
シ:メーリングリストって?
み:電子メールの機能です。ホストマシンに、参加
    者の電子メールの宛先を登録しておきます。そ
    して、メーリングリスト宛に来た電子メールを、
    登録された参加者全員に自動的に配信します。
タ:自分で複数の宛先に電子メールを出すのと、ど
    う違うの?
み:参加者を1ヶ所で管理すれば、メンバーが増え
    たり減ったりしたときに、メンバー全員が宛先
    の変更作業をしたりする必要がないでしょ。
タ:ふぅ〜ん。で、交流にどぉ使ってるの?
み:具体例を挙げましょう。私は、約70人のメー
    ルゲーマーが参加しているメーリングリストに
    参加しています(注1)。1日に約10〜20通の
    メールが飛び交ってます。
シ:そこではどんな事が?
み:メールゲーム全般について、いろいろ語り合っ
    たり、雑談したり、質問したり。また、いろん
    なゲームの参加者がいるから、自分が参加して
    いないゲームのことについても知る事が出来ま
    す。交流って普通は、同じゲームで出会った人
    どうしだから、自分が参加していないゲームの
    話を聞ける機会ってなかなかないよね。あとは、
    もちろん、自分が参加しているゲームの情報交
    換や、共同作戦のよびかけなんかもできますね。
シ:他の交流手段との違いは?
み:特定多数との迅速なやりとり!
    例えば電話は、速いけど、せいぜい数人としか
    やりとりできない。手紙は、多人数に出す事が
    出来るが、日にちがかかる。交流誌は、やはり
    特定多数と交流できるが、せいぜいペースは月
    1回。プライベは、同じ地域の人としか交流で
    きないし、その日たまたま用事があったりした
    ら参加できない。
    情報交換という点で一つ例を挙げよう。
    A:今回のオフィシャル誌に載っていたNPC
        に興味を持ちました。知っている人いませ
        んか。
    B:それなら、私の参加している所に出てくる
        NPCです。こんなやつです。
    A:そちらの状況を教えて下さい。
    B:こちらはこれこれこんな状況です。
    A:面白そうなのでそちらに移ろうと思います。
    B:だったら選択枝はこれを選ぶといいでしょ
        う。
    こんな感じのやり取りが、ほんの2〜3日でで
    きてしまうんだ。他のメディアなら、まずこの
    AさんがBさんを見つけるまでだって大変だよ
    ね。この例だと、前半がメーリングリストで、
    後半の部分は直接の電子メールのやりとりにな
    るかな。似たような物としては、パソ通のフォ
    ーラム、会議室、掲示板等と呼ばれているサー
    ビスでも同じ様な交流ができるかな、これは相
    手が不特定多数になるけど。
タ:短所は?
み:電子メールは絵を送るのが苦手ってことかな。
    もっぱら文字のやり取りになります。今回はこ
    んな所かな。

注1)ng-mlというメーリングリストです。興味がお
    ありの方は、このメーリングリストの管理人さ
    んである小川さんという方が、下記ホームペー
    ジでこのメーリングリストの詳細を紹介なさっ
    ています。
         http://www.dammers.com/ng/index.html

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