時評もどき日記

 出すべき時を見定めて  

                いつ果てるとも知れず  


  三人自死の怪(98/2/28 〜 ∞ 未完

  昨年末から本年冒頭にかけて、三人の文化人的著名人物が相次いで不可解な死を遂げたいずれについてもその死に方に釈然としないものが残っている。

 そのうちの一人、景山民夫の死は、自死ではないと、報ぜられているが、あまり類例を聞き及ぶことの少ない奇怪な死に方であった。自殺ではないのかと、訝った者は多かったはずだ。その旨を示唆暗示する報道もあったように思う。

 先陣を切った伊丹十三の死は、遺書もあり、マンション屋上から飛び下りた事実を疑う者はいない。その動機がいろいろと詮索されている。自殺の理由を残った他者たちが詮索するのは勝手だが、自殺の本質的な意味あいの一つに、自らの欲望の有り様を我が手で封印してしまうという機能があり、「本当の理由」などは当の御本人にも定かでないケースもおおいのではないか。色好み、またその実践者としても知られた伊丹氏。心ならずも露呈しようとしている女性スキャンダル、「死をもって潔白を証明したい」というあまりに陳腐な遺書の文言、こんなものが信用できるのか。そのように多くの人は考えたようである。

 景山は私にとって、ある種「憧れの的」的生き方の実践者であった。 

99/06/07)少しは、、書き足してもいいか。一年半近く過ぎて。

 ここで、その死とさらにその周辺の不可解さ、曖昧さ、奇妙さについて言及しようと考えていたのは、景山、伊丹、そして、名を出すこともなく途切れてしまったが、新井将敬であった。さらにさらに、この三人不可解死が一段落?したあと、三社長連れ首吊りという、輪を掛けて面妖な事件も起こっていた。私はこれらの出来ごとを、何かの意味上において「一連のもの」と捉えて、意味付けする、という意図を持っていたのであろう。


98/07/20

 なんともだらしないことには、上記の書きかけを書いたまま、ほっぽらかして、先がなかった。内容の腹案はあったはずだが、もう今となっては。4ヶ月以上すぎてるしね。駄目だこりゃ。またいずれ書き足す日が来るかも知れぬが、来ないかも知れぬ。それでいい。それでいい。うひゃうひゃひゃああ。そして、感慨的、やはり時評的か。

 タックスイータ−と、タックスユーザー。ぺイヤー様はどこにいる。不信の蔓延。こうゆうことだ。7月12日、参院選。史上最低の投票率が期待?されていた。私は史上最低の一翼を担うべく棄権した。中村敦夫になら入れにいってもいいかな、とも思ったが。テレビ等では、とにかく投票に行こう、といった類いのキャンペーンが目について、少し腹立たしかったが、結果を見るに、やはり日本人というのはいざとなるとまんざらバカでもなかったのか、とも思わされた。どうなのだろうか?  


98/08/01

 小渕新政権というものが始まるらしい。

 世に既得権階層というものが、いつのまにかはびこっていて、その権能とは、単純化して言うと、自分達の利益の取り分を自分達で決定できる、ということにつきる。そのようなシステムが出来上がっているので、その内部にいる人たちは、それが壊れることのなきように、自分たちが効率よく旨味を吸い上げることのできるこの素晴らしい制度が末永く、孫子の代まで存続することを願っているのである。もちろん、人間とは身勝手なものの考え方をするものであるから、この既得権階層の内部にいる人たちの大部分は、自分の収めている利益が専らこの制度の構造的特性に起因するという事実には意図的に無自覚である。自分のあげる利得は、自分自身の属性、すなわち能力、努力、あるいは家系などの必然の結果であると考える。

 いま、この平成不況、あるいは第二の敗戦などとも言われる、


99/04/30

 日記のように。こむあら、なんだっけ。フランス語も忘れてしまったなあ。自己と社会との 繋がりに自覚的であるように、と願って、ここに何か書き付ける。そうだ。とは言えマル八ヶ月以上のブランク。


99/06/08

 ああ!何と言うことだ。

 とは言え、清水さゆりさんのライブに行った。1月のたしか12日に行ったのと同じ場所、高円寺のペンギン何とかだ。声にツヤがのってきて、表現力も豊かになった、と感じられる。前回と比較してだ。まあ、いい声だ。音楽またはこれでもいいが音曲の享受とはいったい何だろうと、ふと考えさせられる瞬間があった。オレの経験則による判断によれば、このような、本質を垣間見ようとする思惑に誘う表現は悪いものではない。悪いものではないのだが、隔靴掻痒であることも。


99/06/09

 嗚呼?なんということだ。

 高野文生君の新しいサイトをチェック。人物評は胸に留めるとして、彼の行動エナジーには敬意。そしてまた。


99/07/25

 ハルマゲドン日付が接近してきて、どうすればいいのだ。

 とりあえず、こっちに行こう。