歩き過ぎた一日

4月5日に三頭山(みとうさんと読む)(1528m)に行ってきました。この山は奥多摩有料道路のすぐ近くにあります。といっても頂上までは2時間かかります。散歩というよりかは山登りになってしまいました。どうしてここかというと、一日で行けるところで、あまり歩かなくて頂上にいけて、それなりに山らしくて、神社がないという条件を満たしていたからです。この山の一帯は都民の森になっていて、まずまず交通が便利になっています。(ただ私が行った日は月曜日で、都民の森がお休みで、1時間余分に歩くはめになってしまいましたが)

JR武蔵五日市からバスで一時間で数馬、約一時間で都民の森ビジターセンター、森林館などがあり、ここに住む動物や植生の説明があるのでしょう。まあまあよく整備されていた。

ここから山道になり、以前からの山道に、山菜の道だとかブナの道とか、ヒグラシの道とか、やたら道を作っていて、うるさかった。

ひと汗かくころに鞘口峠(さいぐちと読む)木の名前が書いてあり楽しい。ツゲとかブナといった大きな木は公園で何番目に大きいかまで書いてある。最初はツゲの林で、そのうちブナ、ミズナラの林になり、いい感じの森になりました。この後は、小一時間の登りになりました。登りはどうも苦手で、ぜーぜー言いながらでした。登りになると、先日見た「奇跡の海」の教会でのベスの声を思い出していました。山登りは禁欲的なんですね。「おまえは本当にそう望むのだな」と。

ダケカンバがあらわれるころに頂上にでた。正面に富士山が霞んでいた。大きな富士山である。この写真は反対側の北東方向です。ここで1時だった。メロンパンとキットカットを食べた。ここで携帯が使えるようになって、家に電話した。見晴しの利くところでは、結構使える。奥穂高でも使えた。



これは頂上附近の標識です。奥多摩湖には、ドラム缶でできたドラムカン橋というのがあります。

三頭山からは笹尾根を南に下りました。ここからが長いのだ。ほとんど下りなので歩く気にもなる。西原峠(さいはら)までは駈け下った。この山域の地名には難読が多いと思う。鞘口峠、人里(へんぼり)、笛吹(うずしき)、海沢(うなさわ)などである。笛吹をうずしきと読むのはびっくり。そしてそのくらいしか面白いものがない尾根道でした。ともかく笹尾根のふもとの小棡(こゆずりと読む)に下りてきたのは5時であった。よく歩きました。

一応マップも載せておきます。

どの画像も道ばかりになりました。