その6

【補足】
※情報は、公式HPで今一度お確かめ下さい。
明記が無い限り、声優等はPC版に準拠。
シナリオライター・原画家の後ろのカッコは、その人が関わった他作。



春萌 〜はるもい〜

【シナリオ】
夏葉薫(ARIA,CAROL,沙緒アフター,りるけアフター)
水月紅葉(RE☆さいくりんぐDay's,Step×Steady)

【原画】
はいおく(North Wind,沙緒アフター,りるけアフター,Step×Steady)
菜然しかな(沙緒アフター,りるけアフター,Step×Steady)

【ストーリー】
雪解けの町へ、5年ぶりに帰ってきた藤川道明。
記憶と変わらない懐かしい景色に待っていたのは、無邪気な従姉妹、美しくなった幼なじみ。
そしてミステリアスな美少女だった。

恋の予感を連れて春がやってくる。

〜雪解けの町に少女達と出会い恋をみつける。それは切なくてあたたかいお話〜

【キャラクター】
・風真 沙緒(かざま すなお) CV:佐本 二厘
町外れにある神社の跡取り娘。表情に乏しい上に奇行が多く、
何を考えているのか良くわからなかったりするが、性格はとても素直な女の子。
ぶっきらぼうな語り口調だがひとたび口を開けば反応に困るたわ言ばかりを
のべつ幕なしに垂れ流してくる。カップうどんが大好きで、
出来上がりの目安は4分らしい。趣味はプラモデル、ネット環境はテレホ。

・藤川 りるけ(ふじかわ りるけ) CV:まき いずみ
道明の従姉妹。ヨダレのたれそう口元だが、たれそうでたれない?
栄養が全て胸に吸い取られてしまったのでは? と、そんな噂で持ちきりの巨乳っ娘さん。
早起きが得意で早朝から叩き起こしにくるので困る。
部活はゲートボール部に所属で趣味は園芸(ねぎの栽培)
大好物は自家製ねぎ。インターネットはISDN。
料理も得意で大好きだが必ずねぎを入れてくるので困る。

・帆村 淡雪(ほむら あわゆき) CV:茶谷 やすら
引越しの準備に追われている道明の幼なじみ。
勝ち気な性格で、うんちくを語るおねーさん肌。
この春、地元の大学に受かってしまい、東京に出るチャンスを逃してしまった
田舎嫌いな女の子。実家は商店経営でバイト(手伝い)をしている。
大好物はジンギスカンでインターネット環境はADSL
おしゃれと可愛い女の子が大好き。料理はただ今特訓中。

・藤川 灰音(ふじかわ はいね) CV:このかなみ
りるけの実の母親で叔母にあたるが、叔母さんと呼んでも返事はしてくれない。
のもとい町の公務員でこの春開催される祭の準備で忙しいらしい。
美人でスタイルも良く、初代ミス能都萌に輝いている。
最近はりるけの教育を間違ってしまったのではと頭を抱える日々。
好きな食べ物はりるけの手料理。趣味はビジュアル系バンドチェック。

・藤川 道明(ふじかわ みちあき)
173cm
東京の大学にこの春から通う事が決まった学園生。この春、田舎に戻ってきた。
卒業式を終え、入学式の間までヒマなので祭りを見てから東京へ帰る事にしている。
正義感あふれる好青年。ではあるがムッツリスケベ疑惑も浮上。

・帆村 新司(ほむら しんじ)
主人公の1つ下で、淡雪の弟。幼い頃から道明と仲良くしていた。
姉以上に勘が鋭い。スポーツ万能で部活はバスケットボール部。
性格も良く誰にでも優しく其れゆえ、ファンも多い。
ビジュアル系バンドのメンバーに似ているらしく灰音さんに狙われている。

【ボーカル曲】
主題歌「きっと夢と雪でできている」歌:榊原 ゆい
(+ボーカル「榊原 ゆい」で一曲?)

【必須動作環境(カッコ内は推奨)】
解像度:800x600(800x600以上)
カラー:65536(フルカラー)
画面モード:フルスクリーン+ウインドウスクリーン
音源:PCM
ボイス:ヒロインフルボイス
CPU必須:Pen3 450以上(Pen4シリーズ)
メモリ必須:128MB以上 XPは256MB必須(256MB以上)
HDD容量:1.3GB
VRAM:8MB
ドライブ速度必須:2倍速(4倍以上)
directx:5以上

【ネタバレ無し感想】
東大生(ライター)のオナニー作品。
時々いきなり難しい語句が飛び出し、会話は常に破綻している。
世の中では地雷のレッテルを貼られているが、そんなに嫌いでもない。
でもやっぱり地雷の風貌は見え隠れしている。
マジメそうな主題歌の歌詞が逝っちゃってる。

【ネタバレ有り感想】
過疎化の進む田舎街では熊を戸籍に載せている



ひぐらしのなく頃に

【シナリオ】
竜騎士07(ひぐらしのなく頃に解,ひぐらしデイブレイク,ひぐらしのなく頃に礼)

【原画】
竜騎士07(ひぐらしのなく頃に解,ひぐらしデイブレイク,ひぐらしのなく頃に礼)

【ストーリー】
昭和58年初夏。
例年よりも暑さの訪れの早い今年の6月は、
昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの合唱を楽しませてくれた。

××県鹿骨市。県境にある寒村、雛見沢村。
人口2千に満たないこの村で。それは毎年起こる。

雛見沢村連続怪死事件(1979年〜1983年)

毎年6月の決まった日に、1人が死に、1人が消える怪奇。
巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。
昭和中期に隠蔽された怪事件が、蘇る。
陰謀か。偶然か。それとも祟りか。

いるはずの人間が、いない。
いないはずの人間が、いる。

昨夜出会った人間が、生きていない。
そして今いる人間が、生きていない。

惨劇は不可避か。屈する他ないのか。
でも屈するな。

君にしか、立ち向かえない。

【キャラクター】
・前原 圭一(まえばら けいいち)
本作の主人公。
短気で熱血漢な性格だが、同時に優柔不断。女の子に弱く照れ屋さん……と
恋愛ノベルの主人公としては王道のようなキャラクター。
素直でないのもお約束。
何故かモテモテなのもお約束。
だが、本作は残念ながら恋愛ノベルではないので
きっとその性格が災いするだろう。……いろんな意味で。

・竜宮 レナ(りゅうぐう れな)
本作のメインヒロインで、主人公の同級生。
世話好きなのか、転校してきたばかりの主人公の面倒を見てくれている。
素直・一途・赤面症というヒロイン要素も標準装備である。
だがそれは、主人公にとってみれば、世話して貰ったお礼の代わりとばかりに
からかうための格好の標的でしかない。哀れである。
好きなものは可愛いものならなんでもとこれまた実にヒロインらしい。
……のだが、ここに致命的な弱点があるのが玉に瑕。

・園崎 魅音(そのざき みおん)
主人公の上級生で、クラス委員長。
委員長タイプとしては2番目に多いとされるアクティブ派で、
年齢・性別を問わず誰とでも仲良くなれるリーダータイプ。
テンションが高く、ノリが良くて、オーバーアクションなので
周囲を退屈させない。友人としては最高のタイプである。
時におじさん臭くなるのだが、気にしてはいけない。
趣味はカード、ボードゲーム等の非電源ゲーム。
性格通り「熱い」プレイが好き……自然にそうなるのだろう。
部活動の名目の元、皆を巻き込んでプレイしている。

・北条 沙都子(ほうじょう さとこ)
主人公の下級生。
基本的に丁寧な言葉遣いで話すのだが、まだ幼いせいか文法的にはかなり怪しい。
その言動とは裏腹に、トラップを仕掛けるいうひたすら迷惑な趣味を持っている。
その種類は悪戯と呼べるレベルから、本格的なものまで多岐に渡り、
主人公を引っかけようと虎視眈々と狙っているが、成功率はそれほど高くない。
失敗するとどうなるかは言うまでもないが、負けず嫌いなうえに懲りないので
事あるごとに主人公と対決している。結果は推して知るべし。
この辺、要領の悪さが伺えるが、それでもめげない姿には微笑ましいものがある。

・古手 梨花(ふるで りか)
主人公の下級生で沙都子とは同学年。
歳不相応に落ち着いた物静かな性格で、沙都子とはまるで正反対だが、
二人一緒にいることが多い。
主人公との戦いに負けて半べそ状態の沙都子をいつも慰めている。
主人公が負けたときは主人公を慰めてくれる。
レナがからかわれているときはレナを慰めてあげる。
誰も慰める相手がいないときは、慰める相手を捜して慰めてあげる。
幸せらしい。

【ボーカル曲】
なし

【推奨動作環境】
OS・・・Windows 95/98/Me/XP(NEC PC-98シリーズ除く)
CPU・・・Pentium2 400MHz以上
HDD・・・600MB 以上の空き容量
ディスプレイ・・・640×480(FullColor 表示可能な機種)
メモリ・・・128MB以上
サウンド・・・DirectSound に対応したサウンドカード
DirectX 8.0a以降

【ネタバレ無し感想】
同人ゲームでは多分一番有名(対抗挙げるなら月姫?)。
惨劇に挑めって事ですが、絵も御覧の通り惨劇。BGMも酷いですが、SEの使い方は秀逸。
掛け値無しにシナリオが◎。二話目以降の日常シーンがちょっとダレる程度。
解答編やらずとも、こちらはオススメ。

【ネタバレ有り感想】
ちなみにこの地点で犯人だと思ってたのは大石でした。



ひぐらしのなく頃に解

【シナリオ】
竜騎士07(ひぐらしのなく頃に,ひぐらしデイブレイク,ひぐらしのなく頃に礼)

【原画】
竜騎士07(ひぐらしのなく頃に,ひぐらしデイブレイク,ひぐらしのなく頃に礼)

【ストーリー】
昭和58年初夏。
例年よりも暑さの訪れの早い今年の6月は、
昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの合唱を楽しませてくれた。

××県鹿骨市。県境にある寒村、雛見沢村。
人口2千に満たないこの村で。それは毎年起こる。

雛見沢村連続怪死事件(1979年〜1983年)

毎年6月の決まった日に、1人が死に、1人が消える怪奇。
巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。
昭和中期に隠蔽された怪事件が、蘇る。
陰謀か。偶然か。それとも祟りか。

いるはずの人間が、いない。
いないはずの人間が、いる。

昨夜出会った人間が、生きていない。
そして今いる人間が、生きていない。

惨劇は不可避か。屈する他ないのか。
でも屈するな。

君にしか、立ち向かえない。

【キャラクター】
・前原 圭一(まえばら けいいち)
本作の主人公。
短気で熱血漢な性格だが、同時に優柔不断。女の子に弱く照れ屋さん……と
恋愛ノベルの主人公としては王道のようなキャラクター。
素直でないのもお約束。
何故かモテモテなのもお約束。
だが、本作は残念ながら恋愛ノベルではないので
きっとその性格が災いするだろう。……いろんな意味で。

・竜宮 レナ(りゅうぐう れな)
本作のメインヒロインで、主人公の同級生。
世話好きなのか、転校してきたばかりの主人公の面倒を見てくれている。
素直・一途・赤面症というヒロイン要素も標準装備である。
だがそれは、主人公にとってみれば、世話して貰ったお礼の代わりとばかりに
からかうための格好の標的でしかない。哀れである。
好きなものは可愛いものならなんでもとこれまた実にヒロインらしい。
……のだが、ここに致命的な弱点があるのが玉に瑕。

・園崎 魅音(そのざき みおん)
主人公の上級生で、クラス委員長。
委員長タイプとしては2番目に多いとされるアクティブ派で、
年齢・性別を問わず誰とでも仲良くなれるリーダータイプ。
テンションが高く、ノリが良くて、オーバーアクションなので
周囲を退屈させない。友人としては最高のタイプである。
時におじさん臭くなるのだが、気にしてはいけない。
趣味はカード、ボードゲーム等の非電源ゲーム。
性格通り「熱い」プレイが好き……自然にそうなるのだろう。
部活動の名目の元、皆を巻き込んでプレイしている。

・北条 沙都子(ほうじょう さとこ)
主人公の下級生。
基本的に丁寧な言葉遣いで話すのだが、まだ幼いせいか文法的にはかなり怪しい。
その言動とは裏腹に、トラップを仕掛けるいうひたすら迷惑な趣味を持っている。
その種類は悪戯と呼べるレベルから、本格的なものまで多岐に渡り、
主人公を引っかけようと虎視眈々と狙っているが、成功率はそれほど高くない。
失敗するとどうなるかは言うまでもないが、負けず嫌いなうえに懲りないので
事あるごとに主人公と対決している。結果は推して知るべし。
この辺、要領の悪さが伺えるが、それでもめげない姿には微笑ましいものがある。

・古手 梨花(ふるで りか)
主人公の下級生で沙都子とは同学年。
歳不相応に落ち着いた物静かな性格で、沙都子とはまるで正反対だが、
二人一緒にいることが多い。
主人公との戦いに負けて半べそ状態の沙都子をいつも慰めている。
主人公が負けたときは主人公を慰めてくれる。
レナがからかわれているときはレナを慰めてあげる。
誰も慰める相手がいないときは、慰める相手を捜して慰めてあげる。
幸せらしい。

【ボーカル曲】
ED曲「そらのむこう」歌:結月そら

【推奨動作環境】
OS・・・Windows 95/98/Me/XP(NEC PC-98シリーズ除く)
CPU・・・Pentium2 400MHz以上
HDD・・・600MB 以上の空き容量
ディスプレイ・・・640×480(FullColor 表示可能な機種)
メモリ・・・128MB以上
サウンド・・・DirectSound に対応したサウンドカード
DirectX 8.0a以降

【ネタバレ無し感想】
何よりライターのエゴを強く感じるのがちょっと。
解答編という事でパワーダウンは望めませんが(ですが目明し編だけは別格)、
それでも十分オススメ。というより出題編やったらやりたくなると思います。

【ネタバレ有り感想】
退職金が・・・っ!!!



マブラヴ

【シナリオ】
反重力生命マー(マブラヴ オルタネイティヴ,マブラヴ サプリメント)
まふまふ仔犬ちゃん(マブラヴ オルタネイティヴ,君が望む永遠)

【原画】
Bou(ギュッと! らーじPONPON,らーじPONPON,オーバーフロー ぷれじゃ〜ぼっくす)
八雲剣豪(行殺☆新選組,マブラヴ サプリメント,ライアー大戦じゃんまげどん)

【ストーリー】
王道を超えた超王道のストーリー展開
白陵柊学園で平凡な毎日を送っていた学園生、白銀 武の前に突然現れた少女、
御剣 冥夜は家に押し掛け、そのまま住み着いてしまう。
冥夜の登場が、幼馴染の鑑 純夏、クラスメイトの珠瀬 壬姫、榊 千鶴、彩峰 慧、そして親友の鎧衣 尊人との関係に変化をもたらしてゆく。

お約束の王道イベント。
そして、王道を超えるストーリー展開。
ドタバタコメディタッチの日常から、それぞれのキャラクター達との心の交流を描きます。
武は移ろいゆく現実のなか、一体どんな結末を迎えるのか。


【キャラクター】※量的関係でサブキャラ割愛
・鑑 純夏(かがみ すみか) CV:藤原 理加
明るくてちょっとドジな幼馴染。
当然、隣に住んでいて、毎朝起こしにきてくれる。部屋はもちろん二階のお向かい。
協調性を重んじるが、主人公に対してだけはお節介で強気な態度を見せる。
何事にもポジティブでめげない性格だが、主人公にはバカにされている。

・御剣 冥夜(みつるぎ めいや) CV:奥田 秋
主人公の家に突然押しかけてきた世界的財閥の跡取り。
無現鬼道流剣術免許皆伝。常に御剣家の宝刀「皆琉神威」を帯刀している。
非常に気高く、何事にも強気で強引だが、
決して高飛車ではなくどちらかといえば「お姫様系」。当然、皇女様口調。
かなり偏った知識からくる、空前絶後の世間知らずぶりと、
スケールのでかいマジボケは周囲を唖然とさせる事もしばしば。

国連太平洋方面第11軍・横浜基地衛士訓練学校・第207衛士訓練部隊所属の訓練兵。
近接戦闘、特に剣術に秀で、非常に気高く冷静沈着。
軍務に対してひときわ達観した思想を掲げている。
分隊長である榊をサポートし、隊内での信奉も厚いが、
周囲との距離を一定に保っているようにも見える。

・榊 千鶴(さかき ちづる) CV:高柳 香帆
生真面目で口うるさいクラス委員長。
文武両道の優等生で周囲の信望も厚く、推薦枠で白陵大への進学が決まっている。
いいかげんでルールを守らない人間(特に男)が我慢ならないため、
何かにつけて主人公に突っかかってくる。また、慧とは犬猿の仲。
責任感が強く、周囲の期待に答えようとするあまり、何でも自分で抱え込んでしまう。
廃部寸前のラクロス部の元部長(現在部長は後輩に譲っている)

国連太平洋方面第11軍・横浜基地衛士訓練学校・第207衛士訓練部隊所属の訓練兵。
訓練小隊の分隊長を務めている。規律に厳格で常に隊全体の利を重んじているため、
慧や武に厳しくあたることもしばしばある。良くも悪くも軍人気質。

・彩峰 慧(あやみね けい) CV:吉野 なつき
寡黙で風変わりなクラスメイト。
一匹狼タイプで協調性がないのだが、壬姫にはなつかれるままにしている。
なぜか主人公に、学食で高倍率の「焼きそばパン」をくれる。
数少ない言動の端々に、反体制的で、組織や社会の建前論的ルールに反発、
逃避する傾向が見られる。よって千鶴とは冷戦状態。
意外に器用で手際がよく、怪我の応急処置などは保健委員もまっ青。
また、運動神経も抜群で、入学当時は各運動部からのスカウトが殺到したほど。

国連太平洋方面第11軍・横浜基地衛士訓練学校・第207衛士訓練部隊所属の訓練兵。
近接戦闘技術に優れ、常に冷静ではあるが、
独断専行型で協調性に欠ける傾向が見受けられる。
かといって軍属の連帯意識がないわけではない。
この、つかず離れずのあやふやな態度や建前論に反発する傾向が、
分隊長である千鶴と衝突する原因となっている。

・珠瀬 壬姫(たませ みき) CV:北都 南
無邪気で人懐っこいクラスメイト。
皆がいつまでも仲良く一緒にいられる事を夢見ているため、揉め事が苦手。
千鶴と慧の衝突を目の当たりにし、アワアワしながら右往左往したり、
自力解決を図ろうとして、泣きながら止めに入ったりと大忙し。
各ヒロインが主人公を縦軸に集まるとすれば、横軸的な存在。
主人公にはおもちゃ扱いをされているが、本人はまんざらでもない様子。
弓道部所属で才能はあるが、極度の集団視線あがり性なので、大会などでは実力を発揮できない。

国連太平洋方面第11軍・横浜基地衛士訓練学校・第207衛士訓練部隊所属の訓練兵。
狙撃特性に秀で、その実力は基地随一という噂も。
協調性と連帯を重んじ、部隊員がいつもまとまっていられるようにと願っている。
昔は極端なあがり性だったというが……。

・鎧衣 尊人(よろい みこと) CV:野中真澄
中性的な外見を持つ親友。
冒険家を父に持つ、心やさしい美少年。彼の行くところ、常にホモ疑惑が付きまとう。
つかみ所のない性格で、人の話を聞いていないことが多い。
子供の頃から父と供に世界中を駆け巡っていたため、妙な動植物や工芸品に異常に精通している。
今でもちょくちょく父に拉致されるので、欠席が多い。
白陵柊には2年のときに転校してきた。
主人公とは3年になってから「バルジャーノン」仲間として意気投合。
以来、よくつるむようになった。

国連太平洋方面第11軍・横浜基地衛士訓練学校・第207衛士訓練部隊所属の訓練兵。
生存技能特性に優れた、訓練小隊のムードメーカー。
初対面の武といきなりうち解けるなど、非常に人なつこい性格だが、
人の話を聞かないという極端にマイペースな一面も。

【ボーカル曲】
OP曲「マブラヴ」歌:栗林 みな実
ED曲「I will」 歌:栗林 みな実
ED曲「遙かなる地球(ふるさと)の歌」歌:栗林みな実

【動作環境】※DVD-ROM版
CPU:Pentium II 333MHz 以上 MMX Technology 必須
 PentiumIII 600 MHz / Celeron 1GHz 以上推奨 (AGES-ACS を利用する場合、必須)
 ※Socket 7 系マザーボードのプロセッサ(MMX Pentium/AMD K6/K6-2/K6-3 など)は
  クロック数に係わり無く、マシン全体のパフォーマンス不足により動作保証外です。
HDD容量:約3GB 以上の空き容量を推奨
   (インストール後、インストールドライブに10%の空き容量が残ることを推奨)
DVD-ROM:4倍速以上のドライブを推奨
BGM:PCM

【ネタバレ無し感想】
人物紹介の妙な二面性は本編にて。
「マブラヴ オルタネイティヴ」をやるには必至だが、序盤は結構苦痛。
少なくともコレ単発でやる価値は、あまり無い。

【ネタバレ有り感想】
extra編は苦痛だった。



マブラヴ オルタネイティヴ

【シナリオ】
鬼畜人タムー(アノニマス anonymous,螺旋回廊,マブラヴ サプリメント)
反重力生命マー(マブラヴ サプリメント,マブラヴ,君が望む永遠)

まふまふ仔犬ちゃん(アカネマニアックス〜流れ星伝説剛田〜,君が望む永遠)

【原画】
Bou(ギュッと! らーじPONPON,らーじPONPON,オーバーフロー ぷれじゃ〜ぼっくす)
プロパガンダ通・シン(アノニマス anonymous,マブラヴ サプリメント)

【ストーリー】
情報なし

【キャラクター】
白銀 武(しろがね たける) CV:相庭 剛志
国連太平洋方面第11軍・横浜基地衛士訓練学校・第207衛士訓練部隊所属の訓練兵。
 もともとは白陵柊学園の学生だったが、ある日目覚めると、そこは全く異なる世界だった。
BETAと呼ばれる敵と人類が数十年に渡って戦いを続けている世界……。
どうしてその世界に自分がいるのかもわからないまま、
元の世界に帰る方法が見つかるその日まで生き残るため、香月夕呼の計らいで訓練兵となった。
当初は、体力の低さや考え方の甘さのせいで仲間のお荷物でしかなかったが、
戦術機と呼ばれる兵器の操縦で類い希な才能を発揮する。
以来、兵士としても人間としても成長していった。

御剣 冥夜(みつるぎ めいや) CV:奥田 秋
国連太平洋方面第11軍・横浜基地衛士訓練学校・第207衛士訓練部隊所属の訓練兵。
近接戦闘、特に剣術に秀で、非常に気高く冷静沈着。
将軍家縁の人間だということ以外、詳しいことはわからない。
冥夜専用の戦術機として武御雷が搬入されてきたり、
帝国斯衛軍所属の月詠中尉達が彼女を見守っていることからも事情の重大性が伺える。
しかし、冥夜自身は特別視されることを快く思っていない。

珠瀬 壬姫(たませ みき) CV:北都 南
国連太平洋方面第11軍・横浜基地衛士訓練学校・第207衛士訓練部隊所属の訓練兵。
連帯と協調性を重んじている。また、一見気弱で頼りないが、
極度のあがり性を努力によって克服したという頑張り屋でもある。
狙撃特性に秀で、その実力は極東1位。
父親は国連事務次官で、彼は娘が分隊長だと思っているとかいないとか。
壬姫が父親に宛てた手紙に「つい」嘘を書いたからなのだが、彼女もなかなか大胆である。

榊 千鶴(さかき ちづる) CV:高柳 香帆
国連太平洋方面第11軍・横浜基地衛士訓練学校・第207衛士訓練部隊所属の訓練兵。
分隊長を務めている。規律に厳格で常に隊全体の利を重んじる。
しかしその結果、原則や立場論にこだわる側面があり、
特に彩峰 慧とは意見が衝突することが多い。
内閣総理大臣の娘で、本来は徴兵免除を受ける立場にあるが、それを蹴って訓練兵になった。
そして、自分が守りたいものを守るために権力を求めている。
性格的なこともあるが、こうした目的意識がより榊の態度を軍人然とさせていると言える。

彩峰 慧(あやみね けい) CV:吉野 なつき
国連太平洋方面第11軍・横浜基地衛士訓練学校・第207衛士訓練部隊所属の訓練兵。
近接戦闘技術に優れ常に冷静ではあるが、臨機応変さを重視するあまり、
結果として独断専行型で協調性に欠ける傾向が見受けられる。
分隊長である榊 千鶴とは特に考え方が両極で、衝突することも多い。
帝国軍中将の父親が敵前逃亡罪で投獄されたことを恥じ、反発している。
彩峰にとっての無能と有能の差は定かではないがこうした考えが
そのため撤退しないことに異常なまでのこだわりを持っているが、
無能な指揮官の指揮下ではそれを余儀なくされると考えている。
彩峰にとっての無能と有能の差は定かではないが、
こうした考えが独断専行で協調性に欠ける一因と言えるかもしれない。

鎧衣 美琴(よろい みこと) CV:野中 真澄
国連太平洋方面第11軍・横浜基地衛士訓練学校・第207衛士訓練部隊所属の訓練兵。
生存技能特性に優れた、訓練小隊のムードメーカー。
訓練中の怪我がもとで入院しており、武と出会ったのは隊員中一番最後だったのだが、
すぐにうち解けたのは性格の成せる業。人なつこく、誰とでもすぐにうち解けるが、
マイペース過ぎて人の話を聞いていないこともしばしば。
武は当初、親友の「鎧衣尊人」と同じ顔をした女性ということで、
接し方がわからず避けていた部分があった。
しかし、2人だけでチームを組んだ作戦中に武が命の危険にさらされたことがきっかけで、
強力な仲間意識で結ばれるようになる。

社 霞(やしろ かすみ) CV:栗林 みな実
横浜基地地下19階にある部屋で、いつも脳髄の入ったシリンダーと共に過ごしている。
素性など一切が不明だが、「オルタネイティヴ4」に関わる重要人物らしく、
歩く機密と言っても過言では無い立場にいるらしい。毎朝、武を起こしに来るが、
なついているという理由だけではないようで、その行動には謎が多い。
脳髄の入ったシリンダーに対して、異常なまでの執着心を持っている。

神宮司 まりも(じんぐうじ まりも) CV:南 綾香
国連太平洋方面第11軍・横浜基地衛士訓練学校・第207衛士訓練部隊の教導官で、階級は軍曹。
衛士訓練学校創設にあたり、香月夕呼に招かれて帝国軍より赴任した。
教導官としての任務に自らの夢や過去を重ね合わせ、誇りをもって臨んでいる。
教え子達には厳しく指導にあたるが、これはこれまで数多くの訓練兵を衛士として育て上げ
多くの教え子を失ってきた彼女なりの教育であり、
時には教え子達に気を配り見守る一面も見せる。
香月夕呼とは帝国軍白陵基地時代からの付き合いだが、
彼女の奔放さに頭を悩めることもしばしばである。

香月 夕呼(こうづき ゆうこ) CV:稲葉 貴子
国連太平洋方面第11軍・横浜基地副司令官。
対BETAにおける人類勝利の鍵、「オルタネイティヴ4」の最高責任者にして天才物理学者。
本計画の要所として建設された横浜基地においては、
基地司令と同等もしくはそれ以上の権限を有しているとも言われる。
「因果律量子論」を提唱し、突然現れた武に様々な便宜を図る。
武を207隊へ編入させ、セキュリティの高いIDを与えたばかりでなく、
この世界での武の戸籍情報まで改ざんした。
だがそれが単に持論の立証のためなのか、それ以外の目的があるのかはよくわからない。
天才の頭脳は、常に目的達成のための布石を打っている。
その緻密さゆえに、それらがどこでどのような形で表面化するのか、
凡人にはその時にならなければわからないのだ。

月詠 真那(つくよみ まな) CV:上田 亜紀子
帝国斯衛軍に所属する第19独立警護小隊を指揮する衛士。階級は中尉。
義に厚く、理に厳しい実直な軍人。
警護対象である冥夜に対し忠誠を誓い、その生き様を全うできるように尽くしている。
武に対しては嫌疑の目を向けるが、その理由は謎。
衛士としての練度はトップクラス。

神代 巽(かみよ たつみ) CV:海原 エレナ
巴 雪乃(ともえ ゆきの) CV:宮内 裕香
戎 美凪(えびす みなぎ) CV:まつもと ちあき
帝国斯衛軍第19独立警護小隊の衛士。階級は全員少尉。
上官である月詠真那と警護対象である御剣冥夜に対し、忠誠を誓っている。
『元の世界』の3バカとは違い、帝国軍人らしく非常に凛々しい。

伊隅 みちる(いすみ みちる) CV:湯川 みゆき
特殊任務部隊A−01の部隊長。
階級は大尉。ポジションは迎撃後衛(ガン・インターセプター)。
冷徹で完璧主義的な印象とは裏腹に、非常に面倒見が良く部下思い。
四姉妹の次女で、長女は内務省に籍を置き三女と四女は帝国陸軍の衛士をしている。

宗像 美冴(むなかた みさえ) CV:隅谷 直海
特殊任務部隊A−01のナンバー3。
階級は中尉。ポジションは迎撃後衛(ガン・インターセプター)。
突拍子もない言動で周囲の者を煙に巻く。
風間祷子と行動を共にする事が多く、あやしいとの噂も。
冷静な目で部隊全体を見て速瀬水月をサポートする。

風間 梼子(かざま とうこ) CV:三咲 里奈
特殊任務部隊A−01の先任少尉。ポジションは制圧支援(ブラスト・ガード)。
穏やかで落ち着いた性格。広い視野を持ち、戦場でも後方でも、部隊の者達に気を配っている。
また速瀬水月、宗像美冴という個性の強い前衛と後衛の間を取り持つ役割を果たしている。

柏木 晴子(かしわぎ はるこ) CV:夏野 巳琴
特殊任務部隊A−01の先任少尉。
ポジションは砲撃支援(インパクト・ガード)。
涼宮茜と同期。『マブラヴ』エクストラ編ではラクロスチームの一員として活躍した。
冷q静で、割り切った考え方をしているが明るく人懐こい性格のため
周囲とトラブルになることはない。徴兵を控えた弟がふたりいる。

涼宮 遙(すずみや はるか) CV:栗林 みな実
特殊任務部隊A−01の戦域管制を担当。階級は中尉。
ポジションはCP将校(コマンド・ポスト・オフィサー)。
朗らかで優しい印象だが、強い心を持っている。速瀬水月と同期で涼宮茜の姉。

速瀬 水月(はやせ みつき) CV:石橋 朋子
特殊任務部隊A−01のナンバー2。
階級は中尉。ポジションは突撃前衛(ストーム・バンガード)。
豪快で明るい振る舞いをするが、心に繊細さを秘めている。
同期の涼宮遙とは親友であり良きライバル。
すぐむきになる性格で宗像美冴に事あるごとにからかわれている。お酒には弱い。

涼宮 茜(すずみや あかね) CV:上原 ともみ
特殊任務部隊A−01の先任少尉。ポジションは強襲掃討(ガン・スイーパー)。
明るくサッパリとした性格だが熱血的な一面も。
榊千鶴の親友で、半年早く訓練校を卒業して任官した。涼宮遙の妹。
訓練兵時代は分隊長を務めていた。
速瀬水月にあこがれ、肩を並べたいと考え突撃前衛のポジションを狙っている。

【ボーカル曲】
OP曲「未来への咆哮」歌:JAM Project feat. 影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、福山芳樹
挿入歌「翼」歌:影山ヒロノブ
挿入歌「Carry on」歌:遠藤正明
ED曲「マブラヴ」歌:栗林みな実

【動作環境】
対応OS:Windows 98/Me/2000/Xp
メディア:DVD-ROM 1枚(DVD-ROM版) CD-ROM 6枚組(CD-ROM版)
CPU:Pentium III 500MHz以上
  Pentium III 1GHz以上推奨(MMX Technology 必須)
  ※Socket 7 系マザーボードのプロセッサ
  (MMX Pentium/AMD K6/K6-2/K6-3等)はクロック数に係わり無く
  マシン全体のパフォーマンス不足により動作保証外です。
必要メモリ:256MB 以上必須
HDD容量:4.5GB 以上の空き容量を推奨
必要解像度:1024×768ハイカラー (16bit) 以上 1024×768 トゥルーカラー 推奨
DVD-ROM:4倍速以上のDVDドライブを推奨
BGM:PCM
DirectX:不要

【ネタバレ無し感想】
マブラヴの完全な続編。ボリュームに関して、これを越える作品は今後出ないんじゃないか。
最早映画の域を思わせるような出来だが、
その分「ちょっと違うんじゃないの?」と思う人も居るかもしれない。私もその一人。
でも面白かった。やってみるのもいいかもしれない。ただ、その場合は「マブラヴ」プレイ必須。
あと、少しグロ有。

【ネタバレ有り感想】
ひたすら長かった…。



マブラヴ サプリメント

【シナリオ】
鬼畜人タムー(アノニマス anonymous,螺旋回廊,マブラヴ オルタネイティヴ)
反重力生命マー(マブラヴ オルタネイティヴ,マブラヴ,君が望む永遠)

【原画】
Bou(ギュッと! らーじPONPON,らーじPONPON,オーバーフロー ぷれじゃ〜ぼっくす)
八雲剣豪(行殺☆新選組,マブラヴ,ライアー大戦じゃんまげどん)
プロパガンダ通・シン(アノニマス anonymous,マブラヴ オルタネイティヴ)

【ストーリー】
────ついに登場! いろんな要素を詰め込んだ、『マブラヴ』のファンディスクです

『マブラヴ サプリメント』は
『マブラヴ』のエクストラ編にスポットを当てたファンディスクです。
主に純夏分とH度の不足を補っています。
『マブラヴ』発売から1年半(DVD-ROM版は2004年4月発売)、
『マブラヴ』を既にプレイして頂いた方も、そうでない方も楽しめるような、
バラエティに富んだファンディスクをお送りします。

【キャラクター】
情報なし(「マブラヴ」の項参照)

【ボーカル曲】
ショートストーリーED曲「桜の花が咲くまえに」歌:栗林みな実
カードゲームOP曲「Angel Seed」歌:MIQ
カードゲームED曲「Fight〜ランブリングエンジェルのテーマ〜」歌:栗林みな実

【動作環境】
対応OS:Windows 98/Me/2000/Xp(SP2含む)
メディア:DVD-ROM 1枚組
CPU:Pentium III 500MHz以上(MMX Technology 必須)
    Pentium III 750MHz/Celeron 1GHz 以上推奨(AGES-ACS利用の場合必須)
   ※Socket 7 系マザーボードのプロセッサ(MMX Pentium/AMD K6/K6-2/K6-3等)
   はクロック数に係わり無くマシン全体のパフォーマンス不足により動作保証外です。
必要メモリ:128MB 以上必須 256MB 以上推奨
HDD容量:850MB 以上の空き容量
必要解像度:1024×768 ハイカラー (16bit) 以上
     1280×1024 トゥルーカラー 推奨 (※この解像度の場合メモリ 256MB 以上必須)
◆DVD-ROM:4倍速以上のDVDドライブを推奨
◆音声:フルボイス(主人公除く)
◆BGM:PCM
◆DirectX : 不要

【ネタバレ無し感想】
マブラヴ好きならやってもいい程度。他は当然回避。

【ネタバレ有り感想】
特になし



ヤミと帽子と本の旅人

【シナリオ】
中本穂積(D 〜その景色の向こう側〜,ている・ている,ぷにぷに★はんどメイド)
宙形安久里(桃華月憚,顔のない月,Re・Leaf)

【原画】
ドレン・チェリー(きると,ひまわりの咲くまち,モルダヴァイト)
CARNELIAN(メサイア,きると,桃華月憚,顔のない月)

【ストーリー】
僕は、この普通で平和な日々がいつまでもつづくと思っていた。

───その日その出来事に遭遇するまでは。

あの子と喧嘩してしまったけれど、すぐに謝ればいいやと思っていた。

───夕方の空が突然裂け、赤く巨大な竜が現れ彼女を連れ去ってしまうまでは。

そして、気がつくと、そこは奇妙な図書館だった。
最初、事情がまったく飲み込めていなかった僕だが、
やがてそこが「世界のすべてを収めている図書館」だと知る。
元の───彼女のいる───世界へ戻ろうとしたが、
僕のいた世界=本は壊れかけて戻れない。
僕は、自分の世界を守るため、彼女を救い出すため、本を直す旅に出る───

【キャラクター】
・ヤミ CV:朝宮 咲
全ての世界のはざまに存在するという、図書館の管理者らしい。
図書館世界の中心部にいて、誰にも会わず一人黙々と仕事をしているとかいないとか。
あまりにも遠いところにいるので会うことも出来ない。
その衣装はジョウ君と呼ばれる、これも生き物。
帽子とマントでワンセットで、マントのすそは無限に別れ、無限に伸びる。
このジョウ君を操って、
彼女は宇宙に匹敵する広さの図書館にある全ての本を管理しているという。
ちなみに<ヤミ>というのは、職業名

・謎の女性と子供達 CV:岬 友美
主人公が図書館世界の中を走る汽車で会う三人。
いつも三人一緒にいる。
どうも本来いる世界からこぼれ落ち、その世界をさまよっているらしいが・・・・・・。

・アーヤ CV:福山 潤
好奇心が強く、いたずらも大好き。そして、ちょっと不思議な存在。
何故か色々なところで主人公に出会うことになる。
図書館世界と本の中の世界を、自由に行き来している様子。
COREブランド「トーラス・ゼロ」に登場するアーヤと同一人物。
ヤミとも深い関係があるらしい。着ぐるみが好きという噂あり。

・制服の少女 CV:岩田 由貴
主人公が彼のいる世界から、怪しい図書館の世界へ落ちる直前、彼の目の前に現れた少女。
この世界の学園の制服を着ているが、世界の裂け目から現れ、そして巨大な竜と戦っていた。
主人公が世界からこぼれ落ちた原因に大きな関係がある少女だが、
それ以外のことは何もわかっていない。

・藤姫 CV:赤白 杏奈
かぐや姫が去った後の庵に住んでいる少女。おしとやかで純粋で、とてもやさしい。
かぐや姫がこの世界に置いていった数々の品が埋められている藤の木の精霊である。
その姿はかぐや姫のそれにとても似ているらしい。

・皇 蓉子(すべらぎ ようこ) CV:Pomeranian
第一次大戦中のとある東洋の島国から某国の大使館に派遣されていた二等書記官。
が、武道を重んじる良家の子女として育てられてい
たので、個人戦闘は極めて強く、武官扱いの身分だった。
清廉潔白で義や勇という言葉を実行しようとする。
なし崩し的ではあるが、ある秘密の任務を与えられていた。
その任務の遂行中に、
彼女は宝石商を自称する怪しい男性と出会うことになるのだが・・・・・・。

【ボーカル曲】
OP曲「瞳の中の迷宮」歌:嘉陽愛子
ED曲「永遠の祈りを捧げて」歌:小林沙苗

【動作環境】
情報なし

【ネタバレ無し感想】
自分の中では「午前3時にやりたいゲーム」。静謐で幻想的な雰囲気は◎。
あまりに舞台が大きすぎて、消化不良に陥った感も否めない。
他は人による。個人的に世間の評価(微妙〜駄作)よりは上。

【ネタバレ有り感想】
四畳半ってw



ゆきうた

【シナリオ】
藤崎竜太(ときどきパクッちゃお!,スイートレガシー〜ボクと彼女のあま〜い関係〜)
ヤマグチノボル(ボーイミーツガール,グリーングリーン3〜ハローグッバイ〜,きみはぐ)

【原画】
フミオ(リリカル♪りりっく,そらうた,智代アフター 〜It’s a Wonderful Life〜)

【ストーリー】
入学してはや1年半、学園やクラスメイトとも慣れ、一番楽しい時間を過ごしている主人公。
そんな12月のある日、クラスに転校生がやって来ることから彼らの物語は始まります。 それぞれに悩みや願いを心に抱いたまま、明るく楽しく生活を送っているヒロイン達。
大人気の転校生は何も知らないお嬢様、
おにぃちゃん大好きなんだけど史上最高に使えない妹、
はたまた目が見えないのにかなり強気な女の子など、
普通の女の子とはちょっと違うヒロイン達ですが、
中身は普通の女の子と変わらない健気な女の子なのです。
果たして、彼女たちの悩みや願いは解決するのでしょうか?
想いは伝わるのでしょうか?

【キャラクター】
・藤見 雪那(ふじみ せつな) CV:翠花華
主人公の通う学園へ転校してきた少女──雪那。
裕福な家庭のお嬢様であるが、本人はその事をあまり理解していない。
それ故にどこか他の娘とは違う感覚を持っている。
主人公とは幼馴染で、昔はよく一緒に遊んでいたが、
引っ越してしまって今まで会えなってしまった。
雪那はその頃主人公と過ごした日々をいつまでも大切な刻だと思っており、
その思いを秘めたまま10年ぶりに主人公の居る街へ、学園へやって来る事になる。
学園ではその容姿から転校して来てまもなく、男子生徒の間で学園のアイドル的存在となる。

・長谷川 菜乃(はせがわ なの) CV:桃井 ももこ
主人公の義理の妹で、本人はその事を小さい頃から気にしているが、
主人公は普通に接している。
ハタから見ると異常な程、お兄ちゃん大好きっ娘に見えるが、
それは「お兄ちゃんが離れて行ってしまうのでは…」と常に不安がっている心の表れでもある。
何もない所で転べる天才的なドジっ娘能力の持ち主で、主人公曰く、史上最大に使えない妹。

・今井 由紀(いまい ゆき) CV:乃田 あす実
幼い頃に視力をなくしてしまった少女。
周りから気を遣われることをかなり嫌がっており、
それ故に人に迷惑が掛からないようにと意地を張っている。
初対面の主人公に対してもかなり強気な態度で接してくるが、
目が見えないために危ない目に遭うことも多々あり、放っておけない存在。
自分の名前の由来である「雪」に興味を持っており、
目が見えるようになったら雪を見てみたいと常々思っている。

・青嶋 摩尋(あおしま まひろ) CV:日下 千鶴
周りから少し浮いた感じの少女。
複雑な家庭の事情があるらしく、周囲に対して一歩引いてしまう感があるため、
周りとあまり打ち解けられない。
しかし、主人公と菜乃はその辺を何も考えてないのか、普通に接してくる。
特に主人公とは気が気が合うようでかなり心を許しているおり、
主人公や菜乃の前では意外にお茶目な一面も見せる。
しかし、雪那が転校してきた事や家庭の事情で…。

・蓮田 弘美(はすだ ひろみ) CV:西田 こむぎ
主人公の通う学園に来た新任の先生。容姿や歳の割りに落ち着いた感じである。
過去に恋人が亡くなったらしく、それ以来恋人の面影を引きずり続けている。
何事にも関心が無く、人生なんてつまらないと常々思っている。
そんな弘美に対し主人公は…。

【ボーカル曲】
OP曲「あなたの季節」歌:柚木まい

【必須動作環境(カッコ内は推奨)】
CPU:PentiumII 333MHz(PentiumIII 500MHz)
メモリ:64MB(128MB)
解像度:640x480 ハイカラー(640x480 フルカラー)
DirectX 8.1以上必須
サウンドボード/PCM音源再生環境

【ネタバレ無し感想】
可もなく不可もない。私はちょっと。

【ネタバレ有り感想】
奇跡を軽視しない重厚なシナリオに、どうして御都合主義。



ゆのはな

【シナリオ】
丸谷秀人(遥かに仰ぎ、麗しの,SEEK2 〜SADISTIC BABYLON〜,ぷりずむ・ぼっくす)
J・さいろー(夜刀姫斬鬼行,フォーチュンクッキー,塔ノ沢魔術研究会)

【原画】
藤原々々(遥かに仰ぎ、麗しの,夏少女,シスっぷり+R・天国の扉)
仁之丞(ツクヨミ 〜稀人の唄〜,カラフルハート 〜12コのきゅるるん♪〜)

【ストーリー】
大学が冬休みに入り、あても無くバイク旅行に出掛けた『草津拓也(くさつたくや)』は、
片田舎にある『ゆのはな町』を訪れた矢先に交通事故を起してしまう。
道端にひっそりと建っていた古びた祠にバイクごと突っ込み、意識を失ってしまう拓也。

再び目を覚ました時、視界に飛び込んできたのは、
仰向けに倒れた自分を、宙に浮かんだまま覗き込む、奇妙な格好をした少女の姿だった。

「あ、お目覚めですね。ご無事のようで何よりです」

ゆっくりと身を起した拓也に微笑みかける、不思議な格好をした少女は、
自らを土地の守り神である 『ゆのは』だと名乗る。

突然のことで呆気に取られている拓也に対して、
ゆのはは土地神としての力を使って、瀕死の重傷を負っていた拓也を治療したことを語る。

「いえいえ、お礼を言われるほどのことではありません。
その代わりと言っては何ですが、
壊れた祠の修理代を負担して頂けないでしょうか」

訳が分からないまま、とにかく礼を言おうとした拓也を制して、
どこからともなく取り出した電卓で見積もりを始めるゆのは。

「ぴっぽっぱ、これなら235万円といったところでしょうか。
こんなの命の値段だと思えば、ぜーんぜんおトクですよね♪」

あくまで笑顔のまま、ゆのはは賽銭箱の形をした貯金箱を拓也に突き出してくる。
――こうして半ば強制的に、『命の恩人』であるゆのはの要求を聞くことになった拓也は、
『ゆのはな商店街』の中でバイトに明け暮れる日々を送る羽目になった………。

【キャラクター】
・ゆのは CV:七原 ことみ
「ゆのはな町」に棲む自称"土地神さま"。
巫女装束のような珍妙な格好をしているが霊感の無い者には普通の服装に見える。
名目上は拓也の妹ということになっており、監視と称して何かと付きまとってくる。
一見すると素直で天真爛漫に見えるが、その実態はアコギな守銭奴。
その口調こそ丁寧だが、さりげなくドギツい言葉を会話の端々に織り交ぜたりする。
賽銭箱型の貯金箱を持ち歩いており、拓也がバイトで得た賃金を問答無用で徴収していく。
貯まったお金の音を聞くのが何よりの楽しみ。
世知辛い現代を生き抜くために、ギブアンドテイクを信条としている。
特技は嘘泣きと三文芝居。『冬を司る』神さまだと名乗ってる割には、
寒さが大の苦手であり、コタツの中でゴロゴロしたり、お風呂に入ることが好き。

・伊東わかば(いとう わかば) CV:生田 香織
商店街の中にある、銭湯『華の湯』の孫娘。
両親は仕事の関係で海外に在住していて、祖母のみつ枝と二人暮で暮らし。
いかにも女の子な外見ではあるが、受付から清掃まで銭湯の仕事は何でもこなす。
普段は番台に座って本を読んでいることが多い。
誰にでも優しく穏やかな性格で、ほんわかとした微笑みがトレードマーク。
その場にいるだけで、周囲の空気を和ませてしまう存在。
ケーキよりも大福、流行のドラマより時代劇と、妙に年寄りじみた趣味を持つ。
将来の夢は絵本作家になることだが、怪獣が叫び声で会話するなど、
その内容は他人に理解できないようなものが多い。
何かといえば、自分の描いた絵本で物事を説明しようとする癖がある。
『ゆのはな商店街』のマスコットキャラをデザインしたりもする。

・桂沢穂波(かつらざわ ほなみ) CV:木葉 楓
商店街の中にある喫茶店『白摘茶房(しろつめさぼう)』の娘。
『白摘茶房』では、ウエイトレスの手伝いをしている。
母親の榛名(はるな)とは、母娘というより姉妹のような接し方をしており、
憧憬の念を抱いている。
店を閉めた後に、榛名の炒れてくれたコーヒーを飲みながら雑談することが楽しみ。
口数が少ないためにクールな印象を与えがちだが、実は好奇心旺盛な性格。
礼儀正しく口調も丁寧なため、少し大人びた雰囲気を漂わせている。
自分の気持ちをストレートに語るよりも「〜なのです」という解説口調を好んで使うが、
心を許して内面を語るときなどは、「〜なんです」とくだけた感じになる。
早くに父親を亡くしているため、商店街の皆のことを家族のように思っている。
また、わかばや椿も、穂波のことを妹のように可愛がっている。
わかばの描く絵本の数少ない理解者の一人である。
若い頃より霊感が強く、みんなには見えないモノが見える。
ゆのはの正体についても薄々気付いており、拓也とセットで興味を抱いている。

・高尾 椿(たかお つばき) CV:一色 ヒカル
商店街の中にある酒屋『高尾酒店』の娘。
わかばとは幼馴染にあたり、子供の頃から近所のお姉さんとして頼られている。
喧嘩っ早い上に言葉遣いも乱暴だが、サバサバしてきっぷの良い姐さん。
母親を幼い頃に失っており、気の弱い父を助けて店を切り回している。
基本的に困っている者を見ると放っておけない世話焼きタイプなので、
何だかんだと言いながらも拓也とゆのはの面倒を見てやっている。
店の隅には立ち飲みできる一角(角打ち)もあり、
常連の愛すべき酔っ払い親父たちを相手に談笑していることが多い。
酒を飲むことは大好きなのだが、アルコールに弱い体質なので直に寝てしまう。
店の仕事が終わると、部屋に篭ってこっそりと小説や詩を書いている。
その内容は、豪快かつ大胆な性格とは裏腹に、繊細な文体による可憐なものが多い。
暇潰しのつもりで書いていた小説が本となり、さらに予想外の人気作となってしまった。
今ではローティーン向けの恋愛小説家という副業を持っているが、
普段の言動とのギャップが激しいためにトップシークレット扱いとなっている。

・宇奈月 由真(うなづき ゆま) CV:福島 梨亜
ゆのはな町に古くからある旧家の一人娘。
良くも悪くも自分に正直な性格であり、思ったことは何でもはっきりと口にする。
思い込みが激しく、勝手に空想(妄想)を膨らませて暴走することも多々あり。
生意気な上に毒舌家だが、空回りすることの方が多いので皆から適当にあしらわれている。
特に椿からは、名前を『まゆ』と逆さまに呼ばれるなど完全にオモチャ扱いされており、
どちらかといえば弄られ系のキャラになっている。
わかばとはクラスメートにあたり、性格から何から正反対であるものの、何故か仲は良い。
本人はわかばの保護者気取りでいるので、わかばに関することには、やたらと口を出したり
世話を焼いたりしようとする。その本心は単なる友情というより、
恋愛感情に近いものがあるそうだが、割と露骨なアプローチであるにもかかわらず、
わかば本人は全く気付いていない。
わかばの家に居候している拓也とゆのは(特に拓也)のことを、
「わかばに付いた悪い虫」と一方的にライバル視しており、
わかばから引き離そうとして何かと間に割って入ってくる。

・桂沢 榛名(かつらざわ はるな) CV:楠 鈴音
穂波の母であり、喫茶店『白摘茶房』の店主。
夫とは早くに死別しており、元々は夫が開いていた店を継ぐ形で続けている。
何故かママと呼ばれることを嫌っており、店ではマスターと名乗っている。
常に落ち着いた雰囲気を漂わせており、眼鏡の似合う知的な女性といった印象を与える。
基本的にはほのぼの系。いつもおっとりした態度だが、娘同様に優れた洞察力の持ち主。
性格は温厚で物腰丁寧だが、娘のことになると途端にベタベタに甘くなる。
穂波がウエイトレスをする時の服装は榛名のお手製であり、
自分が着けているエプロンとデザインがお揃いであることに喜んでいたりする。
趣味はお酒を飲むこととお風呂に入ることで、見かけによらずかなりの酒豪。
穂波と一緒に銭湯に入った後で、向かいにある高尾酒店に立ち寄っていくことも多い。
登場キャラクターの中では最もプロポーションが良いが、本人にその自覚は無い。
銭湯の中などで、他のヒロインたちから胸の大きさを羨ましがられては困惑している。

・高尾 渋蔵(たかお じゅうぞう) CV:棟方 一志
椿の祖父。たかお じゅうぞうと読む。
既に隠居しており、家業の酒屋は婿である椿の父に譲っている。
若い頃は演歌歌手をしていた時期もあり、今でもカラオケのマイクを握ると離さなくなる。
ちなみにデビュー曲は『俺の北斗七星』。
孫娘の椿を可愛がっており、椿からは『しぶぞう』と呼ばれている。
商店街の住民たちからは『ご隠居』と呼ばれ、ご意見番を務めるスーパージジィ。
そこら辺のチンピラなら、ひと睨みで殺せるくらい鋭い眼光の持ち主。
ド派手なバイクを乗り回しており、同じバイク乗りという理由で拓也を気に入っている。
愛車はハーレーダヴィデソン(フルカスタム)。
拓也にバイトを紹介する引き換えとして、過去の逸話の数々を聞かせようとする。
竹やりでB-29を撃墜したことがあると豪語しているが、真偽の程は謎。

・伊東 みつ枝(いとう みつえ) CV:茶谷 やすら
わかばの祖母であり、銭湯『華の湯』の経営者。
わかばがそのまま年を取ったような、のほほんとした性格。
明るくお人よしなお年寄り、といった印象を与える。
孫のわかばとは、仕事の当番をじゃんけんで決めたりしながら
飼い猫のヘンリー3世と一緒に、のんびりと毎日を過ごしている。
どんな時でも笑顔を浮かべているが実は渋蔵ですら頭が上がらない
ご町内の長老的存在。

・春日 尚樹(かすが なおき) CV:紫原 遥
商店街の中にある電気屋『春日デンキ』の若き店主。
わかばや椿にとっては、やや年の離れた(困った)兄貴的な存在。
兵器や戦史関係に異常なほど詳しい、知識系軍事ヲタ。
店内にイタリア海軍の軍艦(模型)をレイアウトしては、一人で悦に浸っている。
『華の湯』の大きな浴槽に、栄光の連合艦隊(マヴチモーター付)を浮かべることが夢。
その口から出る言葉は、常人には理解不能な専門用語が大半を占める。
趣味の部分さえ除けば、インテリな雰囲気を漂わせる、親切で優しいお兄さん。
口癖である「それはそうと〜」が出ると、人格が変わる危険サイン。

【ボーカル曲】
OP曲「冬だより」歌:原田ひとみ
ED曲「約束〜resume〜」歌:原田ひとみ

【必須動作環境(カッコ内は推奨)】
メディア:DVD-ROM
ドライブ:2倍速以上 (4倍速以上)
対応OS:Microsoft Windows 98/Me/2000Pro/XP 各日本語版
CPU:PentiumV-500MHz以上(PentiumV-800MHz以上)
メモリ:128MB以上(256MB以上)
グラフィック:800×600ドット以上の解像度でハイカラー以上表示可能な環境
       (フルカラー/AGP接続のビデオカード)
サウンド:DirectX8.0a(日本語版)以上が正常に動作するサウンドカードで、
     WAVEファイルが再生可能な環境
その他:DirectX8.1以上

【ネタバレ無し感想】
雪が降りしきる田舎を舞台にしたゲーム。
すっごい、和んだ。和みゲー。和みが欲しい人オススメ。意外とギャグもイケた。
藤原々々さんの絵はいいなぁ。

【ネタバレ有り感想】
バッドエンドもまた緩やかに。



AIR

【シナリオ】
麻枝准(Kanon,CLANNAD,ONE 〜輝く季節へ〜,MOON.)
涼元悠一(CLANNAD,planetarian〜ちいさなほしのゆめ〜)
イシカワタカシ

【原画】
樋上いたる(Kanon,CLANNAD,ONE 〜輝く季節へ〜,MOON.)

【ストーリー】
その町には夏が訪れていた。

人形を操るひとりの青年。その周りには子供がふたりだけ。
観客の興味を引くには、青年の芸は退屈すぎた。子供たちは興味を失い、その場を走り去った。

青年は旅のひと。

彼の道連れはふたつ。手を触れずとも歩き出す、古ぼけた人形。
「力」を持つ者に課せられた、はるか遠い約束。

そんな彼に、話しかけるひとりの少女。人なつっこく、無邪気に笑う。
彼女との出会いをきっかけに、この土地での暮らしが始まる。
夏の情景に包まれて、穏やかに流れる日々。陽射しの中で繰り返される、少女たちとの出会い。

夏はどこまでも続いてゆく。青く広がる空の下で。
彼女が待つ、その大気の下で。

【キャラクター】
・国崎 往人(くにさき ゆきと)
母から託された言葉の意味を求め、旅を続ける若者。
手を触れもせず人形を動かすことができる。

・神尾 美鈴(かみお みすず)
舞台となる田舎町の学校に通う女の子。母親の晴子と二人、一軒家で暮らしている。
いつでも元気に笑っている子。そして強い子。

・霧島 佳乃(きりしま かの)
舞台となる町に古くから開業している診療所の次女。
両親はすでに他界しており、現在は医者である姉と二人暮らし。
動物好きで、いつもポテトという名の愛犬を連れており、学校では飼育委員をしている。

・遠野 美凪(とおの みなぎ)
長身美麗な少女。感情を表に出さない性質なので、周りの人間に底知れない印象を与える。
しかし、実際には温和な性格をしており、内には深い母性愛を秘めている。
学校では天文部に所属。

・神尾 晴子(かみお はるこ)
自堕落な生活を常とする、観鈴の母親。
学生の観鈴とは生活時間がまるで合わず、すれ違いの毎日を過ごしている。
酒を飲むことが今のところ一番の幸せ。

・霧島 聖(きりしま ひじり)
佳乃の姉で、診療所の医師。キャリアは浅いが、医者としての腕は悪くない。
妹の佳乃を大事に思うあまり、極端な行動に走ることがある。

・みちる
一切の素性が定かではない元気な少女。遠野美凪の親友で、彼女を心から慕っている。
美凪に教えてもらったシャボン玉遊びが大好き。

・橘 敬介(たちばな けいすけ)
謎の男。

・ポテト
謎の犬。佳乃と仲がいい。

【ボーカル曲】
OP曲「鳥の詩」歌:Lia
挿入歌「青空」歌:Lia
ED曲「Farewell Song」歌:Lia

【必須動作環境(カッコ内は推奨)】
本体:NEC PC-9821シリーズ あるいは PC/AT 100%互換機
   <Windowsエミュレータ・FM-TOWNSでの動作は保証致しかねます>
   PentiumR 100MHz以上(PentiumR 166MHz以上)
メモリ:16メガバイト以上(48メガバイト以上)
OS:Microsoft WindowsR 95/98/XP/2000/Me いずれも正常動作していること
  ただし 初回限定版に限り、WindowsMe/XP ではアップデート作業が必要です。
グラフィック:640×480 ドット フルスクリーンモード時 16bitカラー<High Color・65536色>
      (ウィンドウモード選択可能 24/32bitカラー(Full Color・1677万色推奨))
ハードディスク:空き容量 400 メガバイト以上必須
        ※お使いのファイルシステムによって若干変動します。
サウンドカード:無くても動作可。効果音を鳴らす際に必要。
        BGMのフェード機能を使用する場合はCD-ROMドライブとサウンドカードを接続すること
CD-ROM:2倍速以上(4倍速以上)
マウス:必要
DirectX:不要

【ネタバレ無し感想】
「泣きゲーと言えば?」と問えば最も挙げられるだろう作品。
泣き特化。エゴも無し、笑いも微妙、萌えはキャラ気に入れば勝手に付いてくる。
97点の内訳ほぼ全て泣きの要素。だからあんまり印象には残っていない。
樋上いたる氏のクセがかなり強いので、絵で拒絶反応を起こす人も少なくない。
泣きたい人はオススメ。それ以外は特に。
OP曲「鳥の詩」は、間違いなくエロゲーで最も有名な曲。一部では国歌とも言われ、幅広く人気。

【ネタバレ有り感想】
メインヒロイン以外のシナリオは蛇足かなー。
終盤泣きっ放しだったんだけど、97点付けたとは思えない程印象が無い・・・。




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