Atopy's History    (私のアトピーの歴史です。)

私がアトピーを強く意識し始めたのは 25歳の頃からです。子供の頃は普通な肌だったと思います。かゆみが出るとしたらひじの裏やひざの裏に夏場汗疹ができるくことくらいでした。以下、簡単に今までの私の肌の状況を振り返ります。

 

1986〜88年
(18〜20歳)
記憶が定かではないが、確か高校3年のおわり頃から首とあごの境目あたりに湿疹が出来て完治しなくなる。かゆいので子供のころからのかかりつけの病院で薬をもらい塗っていたと思う。今となっては何の薬かは不明。

 

1989年
(21歳)
急性劇症肝炎になり、長期入院。ただ、肌の方はほとんど問題なしだったと思う。

 

1990〜1992年
(22〜24歳)
急性虫垂炎やアキレス健断裂で入院退院を繰り返す。この時も肌の方はほとんど問題なく、たまに首や顔がかゆくなると同じ病院でもらった薬を塗っていたと思う。
1992年に会社に入り普通に働いていたが、高校の頃からの持病の腰痛がひどくなり、左足がしびれて力が入らなくなる。病院で見てもらうと椎間板ヘルニアと診断され牽引などでごまかしていたが、ついに耐えられなくなって手術を決断。背中側から切開し椎間板を削ってもらう。手術後しばらく寝たきりが続いたが、その間ずっと風呂に入れず顔や首のかゆみが強くなり皮がぼろぼろむけ出す(皮というより垢だったのかもしれないけど。。)。
ここで、入院している病院の皮膚科の先生に初めて肌を見てもらい何か薬をもらって塗っていたと思う。後から思うとこの時の薬が私の肌の症状を悪化させた気がするが、今となってはこれも何の薬か不明。

 

1993年
(25歳)
腰の方は手術成功。しかし入院中から続く肌のカサカサとかゆみが、もらった薬をいくら塗っても改善しなくなる。退院後も何度か通院して薬をもらったり注射をうったりする。しかしかゆみは治まらず、肌の状態がカサカサから徐々に赤くテカテカした症状となり、ついには首や口の周りの肌がひび割れて出血するまでに。それでも律儀にもらっていた薬を塗りつづけ、どんどん肌が薄く弱くなっていく感じがした。
顔から首にかけての赤みとひび割れが見るに耐えない状況になりマスクをしたりして肌を隠して仕事をしていたが、あまりにひどくなって仕事に支障をきたし始めたので知り合いから別の皮膚科の先生を紹介してもらい、そちらに行くことにする。
紹介してもらった先生と初めて面談したとき、私の肌の症状がアトピーであると初めて教わった。そしてステロイドという薬の存在とその影響についても初めて教わった。先生に教わって振りかえると、私は強いステロイド薬を顔や首に塗りすぎて皮膚萎縮と呼ばれる症状になっていた様だ。先生と相談し、徐々にステロイドを減らして行く方針とした。また、この年に仕事でアメリカ東部へ2ヶ月ほど出張する機会があったのでが、なぜか出張の間にみるみる肌の調子が良くなり、帰国する頃にはほとんど薬を塗らなくてもツルツルの状態になっていた!
気候が良かったのか?
食べ物なのか?
空気がよかったのか?
水か?
仕事か?
・・・?
色々考えたが結局よく分からず。帰国後先生に見せに行ったら先生も驚いていた。
しかし残念な事に帰国後少しずつ肌の調子は悪くなっていき、顔と首は赤くガサガサした状態となる。

 

1993〜現在
(25歳〜)
現在まで同じ先生と相談しながらの治療を続けている。
アトピーの箇所は、顔全体、頭皮、首。


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