このトイレは電脳中心のあるシャムシュイポーの近くにある公衆トイレです。
その作りからはかなり昔からあるものでは無かろうかと思えるのですが、そこを探検してきた結果を報告します。

(クリックで看板を拡大できます)
シャムシュイポーの電脳中心(正確には高登商場=ゴールデンショッピングセンター)から約3分ほどのところになぜかこの公衆便所はありました。
一見普通の建物ですが、「浴場」と表示があり男、女の入り口が分かれています。
浴場とはおそらくBathroomの直訳なのでしょうが、要するに公衆トイレでした。
普通は公衆便所というのは1階にあるものですがこのトイレは入り口を入るといきなり階段で上へ上がらねばなりません。
1階の入り口には鉄格子付きの扉がついていますから、管理人が夜の間は閉めてしまうのでしょうか。
まあともかくこの階段を上がるとそこは夢の国!じゃなかった、公衆便所でした。
(右上に続く)
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(左下から続く)
小用の便器は日本のものに似ていますが、大便器の方はなんか地面すれすれに埋まっている感じでその形も妙です。

もっと妙なのはこの大便用のブースは左と右に6位づつ合わせて12位並んでいますがその扉は鉄板でできており黄色くペイントされています。
問題はこの扉の高さで地上から20cm位から地上から120cm位までの高さしかありません。
つまりスケスケですぐに覗けてしまうので何やら恥ずかしいのです。
なるべく綺麗なトイレを選んで撮影してきましたが、カメラで撮影しているのが回りから見えてしまうので急いで撮影しました。
黄色い扉が写るように全景を撮影したいとチャンスを狙っていたのですが、変なオヤジ(いや、変なのは僕の方だ、トイレの中を撮影しようとしている変態だ)が何かわめいて追いかけてきたのであわてて逃げてきました。
このトイレの管理人だったのかもしれませんが、普通の服装の50過ぎ位のオヤジです。
参考までにこの建物は更に上の階があり3階まで上ってみたのですが、そこにもやはりトイレらしきものがあり、鉄格子入りの扉が閉められて鍵がかけられていました。
そしてその前には浮浪者が眠りこけていたのでここもあわてて逃げてきました。
こういうスタイルの公衆便所はこれまで何度と無く行った香港では入るのは初めての事なのでレポートしました。
汚い、恐い、スケスケのトイレでした。
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