2014年 9月 トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ・ライブ ニューヨーク ツアーレポート
Part 7 いかに旅をしたのか
All Nippon Airways
今回はめずらしく日本の航空会社での渡米。日本の飛行機に乗るのは何年ぶりだろう。機内食はさすがに海外の航空会社よりはマシのような気がする。エンターテインメントでも日本語の選択肢が多いのが嬉しい。
驚いたのは、音楽チャンネルでTP&HBの [Hypnotic Eye] が解説入りで入っていたこと。さすがは全米1位。
JFKからマンハッタンへ
これまでのニューヨークはほとんどニューアーク国際空港から入っていたので、JFKは、ほぼ初めて状態。タクシーが苦手なので、公共交通機関でマンハッタンへ向かう。
まずはエア・トレインでジャマイカ駅へ。そこからロング・アイランド・レイル・ロードでペン・ステーションに向かうのだが、この料金徴収方法が理解できずに苦労した。
まず空港からエア・トレインに乗るときは券売機も改札もない。ジャマイカ駅に到着してから、エア・トレイン用の5ドルのチケットを購入し(券売機でも売店でも可)、同時にLIRRのペン・ステーションまでのチケットも購入する。改札にはエア・トレイン用のチケットを挿入して先に進み、LIRRに乗車してから、車掌さんにペン・ステーションまでのチケットを渡すという仕組み。これは難しい。
帰りは、ペン・ステーションでジャマイカまでのLIRRのチケットを購入して乗車し、チケットを車掌さんに渡す。ジャマイカでエア・トレイン用の5ドルのチケットを購入して改札を通り、エア・トレインに乗り込む。マンハッタンで利用する地下鉄のアン・リミテッド・チケットは使えないので注意。
地下鉄
毎度お馴染み、ニューヨークではだんぜん便利な地下鉄。相変わらずうるさい、揺れる、暑い。
東京やロンドンのようなICカードはまだ導入されておらず、相変わらず磁気カードをスライドさせ、上手く行ったり上手く行かなかったり。
ホテル Courtyard by Marriot New York Manhattan/Chelsea
MSGで夜中近くまでコンサートがあることも考えて、いつもニューヨークではペン・ステーション向かいのアフィにア・マンハッタンに宿泊していた。しかしアフィニアが近年改装したらしく、あまり部屋の使い勝手が良くなさそう。しかもやや高い。
そこで、最近オープンしたばかりの新しいホテル、コートヤード・バイ・マリオットにしてみた。場所はアフィニアの裏手にあたり、ペン・ステーションにも近い。さらにホテルの向かいが警察署とあって治安的にも安心。
綺麗な客室に充実したアメニティ。冷蔵庫やドライヤーなどの設備も充実しているので、快適な滞在となった。ここはなかなかお勧め。
テレビ番組
海外に行くとテレビを見るのが楽しみ。
ニュースは ABCや、CBS でチェック。大統領がテロ対策で空爆を開始することを伝えていた。9月11日の朝には、追悼式典の模様を放映していたが、町はそれほど厳重な警備というわけでもなく、通常どおりだった。ほかには、コメディエンヌ,ジョーン・リバーズの葬儀の様子も放映していた。
一番よく見ていたのが、Food Network というチャンネル。朝から晩まで、グルメ系の番組を放映している。多いのが、料理人の対決番組。プロや、素人、子供などがやたらと時間に追われつつ、ドタバタと料理をして、勝負をしている。
プロの料理人が、カメラ目線でオシャレに料理を披露する番組も多い。人気のイタリアン・シェフ,ジャーダ・デ・ラウレンティスを久しぶりに見た。
9月8日は、午後5時から全米オープン・テニスの決勝の中継があるので、早々にホテルに戻り、錦織圭を応援。ジョン・マッケンローの解説。
日本での大騒ぎも伝えられていて、画面にでかでかと日本のスポーツ新聞「錦織 絶対勝てる!」などが出てくるのでびっくり。
試合そのものは錦織を応援する側としては残念ながら早々と終わってしまった。ちょっと消化不良か。それでも、準優勝者としてインタビューを受ける錦織は格好良かった。
あまりにも速く終わってしまったので、時間があまったのか、全米オープン・テニス名場面として、全盛期のジミー・コナーズが登場。ネットに出る時代のテニスで、面白い。
5番街のユニクロに行ってみると、大きく錦織の決勝進出をディスプレイしていた。お店のお姉さんに錦織モデルのシャツはあるかと尋ねると、さすがに売り切れているとのことだった。
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