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編映画「スウィート」 Short Film “ SWEET “


 Booshのテレビシリーズ2のDVD特典として、2000年にノエルとジュリアンが出演した短編映画「スウィート」が収録されています。

 監督はジェイムズ・ピルキントン James Pilkington。元医学生のコメディアンでもあるそうです(パイソンのグレアム・チャップマンを彷彿とさせますね)。作品は10分ほどの短編映画で、2000年のThe British Academy of Film and Television Arts(BAFTA,イギリス版アカデミー賞,かなり権威がある)の最優秀短編映画作品賞にノミネートされました(受賞は逃しています)。
 要点を言うなれば…「ノエル、恥ずかしいほど大熱演!」&「友情はあてにならない」


あらすじ
 俺はピート。ピート・スウィート。人生を楽しく謳歌していた…ポピーに会うまではね。ポピーって言うのは想像上だけど、すっげぇイイ女。俺は彼女に会った瞬間からぞっこん。二人は瞬く間に恋に落ち、あちらの方もかなり絶好調!ところが、イイ女と付き合った途端に、ありがちな問題ってのは発生するもんさ。しかも俺の親友スティッチも、ポピーの事を狙っているらしい…!



 みどころ?

 何が凄いって、はっきり言えば「R15どころか、R18だろう?!」と突っ込みたくなるような、ノエルのアダルトな熱演振りでしょう。脱ぎっぷりは言うに及ばず…
(ノエル、綺麗な体してるね…)そこまでやったら、お嫁…違った…お婿に行けないぞと、説教したくなる凄いノリ。何せ彼女が「想像上」。深窓の令嬢である管理人の立場にもなってくれよ。

 しかし!この10分程度の短編映画には、それだけでは済まない魅力があるのだから、たちが悪い。ノエル演じるピートは軽薄でイマドキだけど、実に活き活きとしていて魅力的。第一、可愛い。
 そしてジュリアン演じるスティッチが、出番は少ないのに格好良い。一見、ボーッとしていて、何も考えてないみたいだけど、実は自分の目的のためには手段を選ばず、親友をもサクッと裏切るナイス腹黒野郎を好演しています。この手のキャラには滅法弱い管理人。おかげでオチには大喜び。好きだなぁ、こういう陰謀勝ち。(私が好きな映画:「ザ・スティング」)

 
蛇足。管理人の私見ですが、ハワード・ムーンよりも、スティッチの方がジュリアン自身の素に近いキャラに思えます。インタビューなどを見聞きすると、ジュリアンはもっぱら大人しくて、ハワードみたいなテンションはありません。放っておくと、ノエルばかりが楽しく喋っているような気も…。ノエルがコメントする度にジュリアンを見るのは、喋らせるためか…?

 全てロケ撮影なので、都会に住むイギリスの若者文化とか、お洒落なファッションなども楽しいです。それから白眉なのは音楽!エンディングに流れる “Big Boss Man”に惚れた私は、速攻で購入しました。アーチスト名Big Boss Man, アルバム:Humanize ― お勧めです。(Big Boss Manの公式ページ : 英語 )

 All right? ― All right!


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