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ストーリー紹介 / ライブ 2006 Up!11/19
 

 2006年2月から3ヶ月余り、The Mighty Booshは全英ツアーを行いました。ヨークを皮切りに、65公演。最後のブリクストンでの公演がDVD用に収録されました。ここではその,ライブの展開を紹介しましょう。パート分割は、管理人が便宜的に勝手につけました(笑)。
 ネタはバレバレですが、是非ともDVDをゲットして楽しんでください。


 パート1 スタンド・アップ

 
 まずはハワードとヴィンスが舞台に登場。お客さんに挨拶をして、互いを紹介。ファンレターを読み上げ、ハワードが舞台演劇の心得を披露。ところが、ヴィンスは変なゲームの話なんてしている。そこで、二人で寸劇「パイ」を披露することに。

 お次は、共演してくれるゲストたちを紹介。まずナブー。続いてボロ。ボロはこのライブ公演で、あるチャンスをモノにしようとしていた。ゲストは以上かな…?そこにボブ・フォッシル登場。彼はアメリカの探偵ドラマで「ビッグ・レッグ」という役をもらえたのだと言う。フォッシルは続いて、「ウォーミングアップ」と称して、あのお馴染みダンスを披露。

 さて、ステージに戻ってきたハワードとヴィンスは衣装の話に。ヴィンスは、ハワードに「ウケる」ある事をアドバイスするが、ハワードは威勢良くお断り。ともあれ、いよいよステージは本編「ククンドゥのルビー」が始まる。

 
 パート2 ツンドラ 〜 ハックニー

 
 1万年前、北極圏のツンドラ。3人のイエティが伝説の「ククンドゥのルビー」を奉る…

 1万年後。ロンドン東部の町、ハックニー。ナブーのリサイクルショップに、店員のハワードとヴィンスが出勤してくる。もっとも、店員たちが自分の好きなものを売っているようだが…。ここでも卓越した舞台演劇テクニックを披露するハワード。一方、遅刻してきたヴィンスは自らをスターと称して、衣装と歌を披露する。ハワードだって負けてはいない。更にヴィンスは入手したばかりの、フランスのデザイナー,モデルのヘアドライヤーを自慢する。

 そこへ、怪しげな箱を抱えた考古学者がやってくる。フォッシル演じるこの考古学者、どうも演技力に問題がありそう。ナブーしか開けてはいけない箱を持ってきたが、ヴィンスに乗せられてすっかりスター気分。考古学などどこへやら。箱を置いて店を後にする。

 残された箱をどうするか。ハワードとヴィンスは互いが居なくなったら開けてしまうのではないかと、懐疑的になる。しかしヴィンスはハワードの「トップ・ショップがセールをやっている」に騙されて店を飛び出す。首尾よく一人になったハワードはおそるおそる箱を開けてみるが、何も起こらない。拍子抜けしたハワードは、地下室に在庫のチェックに行ってしまう。


 パート3 ヒッチャー登場 〜 そして悲劇が…

 無人になった店内に怪しげな空気が漂い、箱から手下を連れたヒッチャーが登場する。
 ひとしきり歌い踊ると、ステージではヒッチャーが一人でスタンドアップの大暴れ。しまいには盛大に用足しをして客席にまで乱入。
 心置きなくヒッチャーが活躍したところに、ナブーがやってくる。ヒッチャーはナブーを刺し、客席はブーイングの嵐!どこ吹く風でヒッチャーは現金を奪って逃げてしまう。

 お月様登場。お客さんに大歓迎され、また例によってヘンなお話をして舞台展開。

 お店では、死に瀕したナブーの手をボロが取り、「嫌な予感がする…」
 ボロの過去の悪行を多少暴露しつつ、ナブーは息を引き取ってしまう。いや、無理やり引き取らされたような気も…
 悲しみに沈み、ナブーを偲ぶ歌を歌うハワードとヴィンス。そんな時でも、ボロはこのステージ懸ける心意気も忘れない。ボロはハワードとヴィンスに、ナブーを蘇らせる「ククンドゥのルビー」の存在を語る。
 「それは北極圏のツンドラにある…または、スペインかも。」
 ハワードとヴィンスは二手に分かれてルビーを探すことにする。もちろん、どちらもスペインに行きたい。ハワードは「俺はスペイン人だ」と言うが、ヴィンスは「どっからどう見てもリーズ出身じゃん!」と看破。結局コインを投げて決める事に。ツンドラに決定してしまったハワードは、憤慨しつつお先に退場。
 残ったヴィンスは、休憩時間を告げ、お客さんに「飲み物とか、トイレとか…」と案内するが、そこに突然不吉な警告音が!最初にヴィンスが示唆した変なゲームが現実のもに…!


 パート4 ツンドラ 〜 スペイン

 一人ツンドラにやってきたハワード。テントには翻弄され、風には嫌われ、「ククンドゥのルビー」は見つからない。孤独な毎日をツンドラで送るハワードの元に、ある日パーカーを被った奇妙な人間がやって来た。
 「パーカーの奥深くを見よ!」というその人間、別にたいしたものを見せてくれそうにない。結局はピンポンで遊ぶだけ遊び、役にも立たない電報しか持ってこなかった。
 再び孤独のうちに残されたハワード。一人「孤独」を熱唱し、ヴィンスのアドバイスを実行する時が来た…!

 一方、その頃スペインのヴィンスは?地元の人々と楽しく過ごすヴィンスだが、「ククンドゥのルビー」の話を出したとたんに、彼らの態度が一変する。ここでスペイン人を演じるフォッシルがヴィンスに盛大に唾を吐きすぎてしまい、ヴィンスは「公演が終わったら、覚えて居ろよ!」と脅す。フォッシルはスペイン人演技を続行するが、二人とも噴き出してしまう。

 ともあれ、ヴィンスは教えられたとおりに「呪いの森」へルビーの手がかりを探しに出かける。森へ行く道を、舞台演劇的技術を駆使して、表現しようとするが、どうもナレーターとの息が合わない。やがてヴィンスは「呪いの森」に到着する。ナレーターも感無量。「おおーう!シアター!!」


 パート5 ルディ登場 〜 再びツンドラ


 ヴィンスの目の前に、巨大頭に前歯のせり出した謎の男が登場する。名前を尋ねると、無用に長い様々な名前を名乗り、結局「ルディだ」という事に落ち着く。
 「ククンドゥのルビー」を探しに来たというヴィンスに、ルディはルビーを手に入れるには、ある試練を克服しなければならないと言う。最初の一つはヴィンスはすでにクリアしていたので、今度は謎のガンマンと対決する事になる。中々の強敵と見えたこのガンマン。しかし、ジャン・クロード・ジャケティの秘密兵器で、ヴィンスが見事勝利する。
 試練を克服したヴィンスに、ルディはククンドゥのドアを開いて、ルビーを出すが…しかしそれはどこから見てもチョコエッグ。ヴィンスはチョコをルディに返すと、これまた試練の一つだったと言うのだ。とうとうヴィンスは、ルディからルビーはツンドラにあると聞かされる。ヴィンスは早速ツンドラに向かった…

 お月さんの喋りをはさんで、格好良くツンドラに乗り込んだヴィンス。ハワードのテントを見つけ、書置きを読む。そこには、「夜になると不思議な生き物が現れるので、決して眠ってはいけない」と書いてあった。しかしヴィンスは夜になるとすっかり寝込んでしまう。そこにイエティが現れ、夢の中でヴィンスと優雅なダンスで楽しむ。ヴィンスのことが気に入ったらしいイエティ。「ククンドゥのルビー」をヴィンスに手渡して、姿を消す。
 まだまだイエティとの楽しい夢を見ているヴィンスの所に、ハワードがやってくる。ルビーを手に入れるまでは、ここを動かないぞと言うハワード。しかし、ヴィンスは実際にイエティからルビーを受け取っていた。かくして、あっさり二人はロンドンに戻る事になった。


 パート6 ヒッチャー vs ルディ 〜 そして大団円へ

 お月さんによると、ヴィンスはトップ・ショップへ行き、ハワードはルビーをボロに託した。
 ボロはルビーを手にナブーを蘇らせようとするが、そこにヒッチャーが現れる。あっさりヒッチャーに刺されてしまったボロだが、ただでは倒れない。執念深く当初の目的を達成しようと大奮闘。面倒なのでヒッチャーは銃で決着をつける。フォッシルが助太刀に入るが、こちらもあっさり死んでしまう…しかし、最後まで演技力に問題のあるフォッシルだった。
 ヒッチャーはルビーを手に入れ、更にハワードとヴィンスの死を観客に知らしめ、ショーの終りを告げようとする。しかしそこに自転車を駆ってルディ登場。ルディとヒッチャーの勝負となる。格好良く剣での勝負が始まり、一旦はルディの勝利かと見えたが、ヒッチャーが「コックニー・パンチ」を食らわす。ルディ、絶体絶命!その時、思いもよらぬ助太刀がアメリカから現れた!

 無事にルビーを奪還したルディ。ルビーの力でナブーを蘇らせると同時に、ボロ、フォッシル、そしてハワードとヴィンスも復活して、賑やかな大団円を迎える。


 パート7 ショーの後のラブラブお楽しみ

 ショーを無事に終え、お客さんたちの歓声に応える一同。ヴィンスは一足先に打ち上げの準備へ行ってしまう。残りのメンバーも楽しい打ち上げに繰り出そうとするが、なんと席はあと三人分だけ。ハワードだけが寂しく残されてしまった。
 トランペットを片手に寂しく彷徨うハワード。お月さんにさえ相手にされない。しょんぼりと舞台を後にしようとすると、そこにスペシャルゲストが現れ、ハワードに大きな荷物を届ける。
 ハワードは、一体だれがこんなプレゼントを贈ってくれたのかといぶかしむ。すると箱の中からハワードを熱烈に愛する、ヒゲ半魚人が現れる。あいも変わらずハワードに愛していると迫るグレッグ。ハワードは戸惑いながらこれはゲームだと言う。すると…

 ステージ、客席が一体になって、「ラブ・ゲーム」を歌う、踊るの大騒ぎに。今度こそ、本当の大団円。最後に決定的な瞬間が暴露され、ハワードとグレッグはステージを後にしていった…


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