2012年12月1日 「ホビット 思いがけない冒険」ジャパンプレミア
レッドカーペット・イベント@東京 六本木ヒルズ
思いがけないお誘い
以前からコメディ作品や、テレビドラマなどでマーティン・フリーマンという俳優は好きだった。しかし、私はファンタジーというものに全く興味がない。サイエンス・フィクションも含めて、書籍も、映像作品も門外漢だ。そのような訳で、マーティンが主演を務めるという、「ホビット」にも特に興味は持っていなかった。
ところが、友人からジャパン・プレミアのレッドカーペットの招待券があるから、一緒に行かないかと誘われた。決め手は、「マーティンも来るよ。」喜んでお供することにする。
詳しいことはよく分からないが、友人のそのまた友人が招待券を余らせていたらしく、私はそのおこぼれに預かったというわけ。なんたる幸運。
極寒地
12月になったばかりだというのに、すさまじい寒さになった。会場は、六本木ヒルズの屋外アリーナ。
開始時刻6時半までの2時間ほど、屋外での行列,整理番号待ち。私は朝から並ぶほどの熱心さがなく、整理番号も800番代。サインをもらうチャンスのあるレッドカーペット沿いにはもちろん行けず、アリーナへと案内された。これが意外とステージに近く、さらに背の低い私にとってラッキーなことに、狭いながらも段差の上に立てた。
それにしても寒い。とにかく寒い。かなり厚着をしたのだが。司会の赤坂泰彦さんも、「寒いよね!シェイク、シェイク!」とのアドバイス。18時半をいくらか過ぎた頃に、けやき坂から車が到着。レッドカーペットに「ホビット」の監督と、キャストたちが到着した。
レッドカーペット
私の位置からは、レッドカーペットは全く見えず、大型ビジョンで様子を伺うだけ。
監督のピーター・ジャクソンに続いて、マーティン・フリーマンが登場すると、大歓声が上がった。ほかの人は、イライジャ・ウッドしか分からない。つくづく、ファンタジー門外漢。
アリーナ・スペースのみんな、ディスプレイを一生懸命撮る。マーティンが大写しになるたびに、大騒ぎ。
会場の歓声は、ときどき「イライジャー!」…とも聞こえたが、ほぼ「マーティン!」「マーティン!」の大合唱。
周囲のマーティンファンの女子曰く…「ちっちゃーい!」(いや、イライジャや監督も小さいので、それほど目立つちっちゃ加減ではありませんでした)、「うしろ頭まるーい!」「かわいいー!」「しちさーん!」そう、マーティンは少し髪を伸ばしているようだ。ジャケット姿にあわせて、きっちりと分けていた。
マーティンはパートナー(要するに奥さん)のアマンダ・アビントンと一緒。ほかにも、誰かのお連れらしい女性がいたが、肩を出したドレス姿で…見ているだけでも寒い!男性陣だって、コートも着ずに、よく立っていられる物だ。さすがはスター。
レッドカーペットでは、観客のみなさんが一生懸命差し出すアイテムに、スター達がサインをしたり、写真撮影に応じたり。およそ40分ちかくも、レッドカーペットのお練りは続いた。
ステージに登場
レッドカーペットが終わり、仮設テントでお連れの皆さんと分かれ、いよいよステージに登場。こんな感じ…というわけで、短い動画が撮れているので、YouTubeで公開。
ホビット ジャパンプレミア舞台登場 12/1/2012
見てくれれば分かるが、とにかく舞台上にスターが登場した時点で、私は…飲み込まれた。興奮に。後ろからも、前からも。周囲から「やばい、やばい!」と聞こえてくる。私の視界もやばい。
ステージに登場すると、ピーター・ジャクソン監督から、マーティンほか、俳優陣が短いコメント。
マーティンは主役を務めることについて、プレッシャーはあったけど、やりがいもあったし、家族のようなスタッフに囲まれ、とても良い仕事ができたとコメント。
作品について無知な私は、他の俳優が何の役なのかも分からないという有様。つまるところ、マーティンに夢中。
お隣のリチャード(?)に比べるとやっぱりちっこいマーティン。 笑顔が可愛い。
リチャードさんが飛び抜けて大きいのであって… や、どーも。
マーティン、マーティン、マーティン、時々イライジャ、マーティン、マーテイン
我慢してるけど、実は寒い…と思う。 たまにはイライジャも撮る。
チェックのジャケット。黒い襟。オシャレマーティン。
マーティンが喋ると、マイカメラで撮りまくる監督。マーティンもクルリと回ってみせる大サービス!
一通りコメントが回ると、最後に監督が締めるのだが、5人のスター達に対し、通訳さんは3人。マーティンはその間通訳さんがつかず、えーと…所在なげに、突っ立つ。そして唇をすこしすぼめる例のクセが出る。可愛い、可愛い。
なんて言ってるの? イライジャの目は青い。
マーティンの瞳は、相変わらず不思議な色。 じゃぁね!
ステージ上のイベントはせいぜい20分程度。最後はスモークと、銀紙吹雪リボンが舞い飛ぶ。マーティンはリボンを首にかけて、さようなら。
この後、スクリーンでは上映会で、スター達も舞台挨拶をしたとのこと。私は、レッドカーペットイベントのみの参加で、その後は体をあたため、友人や招待券を回して下さった親切な方などと、海外ドラマトーク三昧で楽しんだ。
今回の写真で、一番の自信作はこれ!とても格好良く撮れました!