彼女の胸元には、二匹の魚のペンダントトップがあった。

その魚は、ガラスで作られていて、体長は5センチほどだった。

目の所に穴があいていて、その穴に細い革のヒモが通っていた。

一匹がピンクで、もう一匹が青色だった。

重なり合う二匹の魚は、ピンクが上で、青が下に潜り込んでいた。