エフェクターの製作に活用出来そうなパッシブ方式のトーン回路案いろいろ。
RAT、Zendrive、Timmy、JanRay等の方式。
シェルビング特性でカットオフ周波数を変化さる方式。 入力部の1KΩとグランドの220Ωは、高域の負荷抵抗低下の対策で必要。
BOSS OD-2、OD-3、BD-2等の方式。センターでフラットになるような特性のトーン回路となっている。 OCDも同種。
前段回路でデカップリングが必要な場合、どこかにコンデンサーが必要。または図のようにグランドではなくバイアスに落とせばいけるかも。
前段回路でデカップリングが必要な場合、どこかにコンデンサーを挿入する必要あり。 または図のようにバイアスに落とせば良いかもしれないが、その場合 電源回路のバイアス~グランド間のコンデンサの容量を大きく取る必要がありそう。
パッシブのBaxandallの低域部分のみを抜き出した構成。
Baxandallの低域部分を抜き出して、ブースト側に効くように調整したもの。
T-Bridge型のノッチフィルターで、減衰量を調整出来るようにしたもの。
急峻なノッチ特性が得られる。
尚、パッシブでミッドブースト的に調整出来るフィルターは未発見。
上の回路でトレブルブースト特性とした上で中音域を調整するようにしたもの。
Big MuffやDS-1で採用されているトーン回路の構成と同じだが、センターでフラットになるように調整したもの。 TILTイコライザ風の特性が得られる。
パッシブ&ベースコンデンサが1つのタイプのBaxandall回路。 どのみち後段でバッファが必要なので、であれば最初からアクティブのBaxandallを検討すべきかも。
・全体的にフィルターの入力インピーダンスは低めの例(オペアンプを想定)
・前段がディスクリートのバッファの場合、負荷抵抗4.7KΩ~10KΩくらいにすべきか。
・前段がディスクリートの増幅回路の場合、出力インピーダンスが高いので、フィルターのインピーダンスは10倍くらい?必要かも。