人物デッサン-椅子と人物「形で覚える描き方」
描きにくいポーズ
今までサイトで紹介した描き方は主に正面から見た人物には有効でしたが、横から見た人物等には不具合が生じていますね。何か変だなぁって思いながら描いている方もいるでしょう。そこでここでは骨格等はあまり意識せずに
「形で覚えてしまおう」
というわけです。
上の挿し絵を見てみよう。
椅子に膝をつき手で支えるポーズです。
胸骨と肋骨が完全に真横に見えていて今までの戦法があまり通用しないですよね。
それでは鉛筆と紙を用意しようね。
いろいろなポーズに使える形を暗記しておこう。
まず左下の挿し絵を見てみよう。胴部を絵のような長方形を二つくっつける。お尻の処理は小さな三角をくっつけて見せる。
この形を頭に叩き込んでおく。長方形+長方形+小さい三角。
さて、それじゃあその箱の中に胸骨と骨盤をはめ込むとかなりいいあんばいでしょ。ところで背中を丸めると少し膨れるような感じになるよね。右下の挿し絵を見てね。胴部が綺麗に描けたら手と足を見本を見ながら書き写してみよう。
筋肉を覚える-まっするデッサン!
筋肉の名前、そろそろ覚えたかな?
ポーズがおおまかにデッサンできたら今度はまっするデッサンをしなくてはなりません。筋肉くんを覚えながら肉付けしてみようね。効果的に筋肉をつけてかっこいいマッチョを描こうね。
同ポーズで女性を描く
男性が描けたら女性も描いてみようね。こうゆうポーズでは男女比でそんなに特長的に注意するところはありません。男性と違い筋肉を細く描く事。乳房が少し見えるか見えないか、後臀部をわずかに丸みを与える程度です。挑戦してみましょうね。