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  バイオハザード  〔AIDS〕   HIV克服=先進国の・・・重い使命と、重い責任

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 トップページHot SpotMenu最新のアップロード                    担当 :    里中  響子 

   INDEX                                                  house5.114.2.jpg (1340 バイト)  

No.1  HIVの起源を特定チンパンジーの“群れ”まで特定 2006. 5.29
No.2  新薬“ダルナビル”“耐性HIV”にも高い効果 2006. 8.15
No.3  HIV・2型日本人に初感染 2006. 9. 5
No.4  HIV感染/過去最多に続き、2位に 2006.11. 5
No.5  HIVの新規感染者・・・1304人! (2006年/速報値) 2007. 2.10
No.6  着実に増加するHIV感染/感染者・発症者・・・ 累計1万5000人に 2008.11.24

     

                               <1>                        (2006.5.29) 

        HIV(エイズウイルス)の起源を特定! 

   カメルーン南東部チンパンジー“群れ” まで特定

              house5.114.2.jpg (1340 バイト)

「お久しぶりです。里中響子です...

  ええ...HIV(/ヒト免疫不全ウイルス)...いわゆる“エイズ・ウイルス”ですが、その起

源が特定されました。

  HIVは、世界的に流行している“1型”と、西アフリカなどに多い“2型”があります。

そして、“1型”多数派の“Mグループ”と、少数派の“Nグループ”、“Oグループ”

が確認されています...

  今回、起源を突き止めたのは、“1型”多数派の“Mグループ”です。“アフリカ/

カメルーンの南東部/チンパンジー/その1亜種の群れ”と、判明しました。

  これは、米アラバマ大学のベアトリス・ハーン教授を中心とする、国際研究チーム

によるものです...現地調査と、遺伝情報の解析で突き止めたものです。

  HIV・1型の起源は、チンパンジーが感染した“SIVcpz(/サル免疫不全ウイルス)である

ことは、すでに分かっていましたが、“群れ”まで特定できたのは、今回が初めてだとい

います。この“サル型のエイズ”が、ヒトに感染するようになり、“ヒト型のエイズ”になっ

たわけです。

  このあたりは、“鳥インフルエンザ”がヒトに感染するようになり、ヒトの“新型インフ

ルエンザ”に変異するのと同様と思います」

 

「ええ、なお...

  “1型”/少数派の“Nグループ”の起源は、川を挟んで隔離した、“カメルーン南中

チンパンジー/その1亜種の群れ”であることも、同時に判明したもようです。し

たがって、“Nグループ”は、“SIVcpz(/サル免疫不全ウイルス)別系統が起源だと言うこ

とになります...

  ちなみに...“1型”/少数派の“Oグループ”については、それにつながる“群れ”

“系統”は、特定できなかったとのことです...」

 

「同研究チームでは...

  20世紀の初め頃...地域ごとに異なる“SIVcpz(/サル免疫不全ウイルス)各系統

が、別々にヒトにうつり、“HIV(/ヒト免疫不全ウイルス)各グループになったと指摘してい

ます。なお、現地調査はほとんど行われていないため、 “さらに、別の系統が存

在する可能性が、十分にある”と、警告を発しています...」

 

「同研究チームは...

  チンパンジーの生息地に落ちていた糞を採集...そこに混じっていた細胞のミトコ

ンドリアDNAを分析...亜種“トログロディテス”を判別...その上で、“SIVcpz(/サ

ル免疫不全ウイルス)に感染すると生じる抗体の有無を検査...抗体が存在した場合は、

系統を調べる...というような、調査研究の流れだったようです...」

 

「未知のフィールド調査であり、勇気のいる非常に危険な仕事です...感染症対策

の最前線で活躍する人々は、まさに戦場にいる勇敢な兵士であり、優秀な技術者

あり、そして優れた科学者なのです。

  こうやって、“一瞬一瞬、人類文明が保たれている...”ことを、忘れてはならないと

思います...」

    <参考文献: 東京新聞/2006.5.26/HIV起源・チンパンジーの群れまで特定> 

                              <2>                       (2006. 8.15) 

       新薬/ダルナビル 

             多剤耐性・HIV にも高い効果

             

「里中響子です。暑い日が続いていますね...

  ええ、新薬の朗報です!“ダルナビル”と呼ばれるこの新薬は、既存の薬の効か

ない“多剤耐性HIV(エイズウイルス)にも高い効果を示すようです。また、別の薬の3倍

以上の効果を示すなど、今後のエイズ治療薬の主役になる可能性もあります。

  この新薬は、熊本大学の満屋裕明・教授や、米インディアナ州パデュー大学のアラ

ン・ゴーシュ教授ら、日米共同チームが開発し、米食品医薬品局(FDA)が治療薬とし

て承認しました。耐性HIVへの幅広い効果が確認された薬は、これが世界で初めて

です。

  米食品医薬品局(FDA)は、患者への恩恵が大きいとして、約半年でスピード承認

しました。ベルギーのティボテック社が、製品化しています...」

 

「この“ダルナビル”は、エイズ治療に広く使われている“プロテアーゼ阻害剤”

です...“プロテアーゼ(ドイツ語)というのは、タンパク質のペプチド結合を、加水分

する酵素の総称です。うーん...簡単に言えば、タンパク質分解酵素ですね...

  ゴーシュ教授が、この“プロテアーゼ阻害剤”を合成し、満屋・教授が生体内での効

果を確認し、臨床試験へと進めたようです...」

 

「さて...この新薬について、少し説明しましょう...

  まず、標的“プロテアーゼ”は...もちろんHIVに含まれている酵素(タンパク質)

す...このは、実はHIVの増殖に必要なタンパク質を、正しく切断する“はさみ”

の役割を果たしています...“プロテアーゼ阻害剤”は、この“酵素/プロテアーゼ”

に付着し、“はさみ”を切れなくしてしまうのです...つまり、増殖システムの1部を遮

し、HIVを増殖できなくするのです...それが、この新薬の効果です...

  うーん...“プロテアーゼ阻害剤”は、今までにも存在していたわけですね...と

ころが、既存のものは、酵素の成分の、タンパク質のアミノ酸の端に結合する性質

ありました...したがって、HIVの遺伝子が変異し、アミノ酸が変わってしまうと効果

がなくなってしまうわけです...しかも、HIV非常に変化しやすいわけですね...

  これに対し、新薬の“ダルナビル”は、アミノ酸が変異しても影響のない部位に結

合します。そのために、耐性ができにくいのです...耐性が検出された患者への

試験では、約70%に治療効果が見られたようです。これは、別の薬の3倍以上の

治療効果だそうです...期待したいと思います...」

        <人道的立場でエイズ克服を!> 

「それから...

  “価格面”でも、“供給面”でも、“人道的立場”に立ち、“エイズ治療薬全体”が入手し

やすくなることを期待します。

  私は、世界を“グローバル化”させ...“HIVを蔓延させてきた先進国”は...この

感染症に対し、“重い責務”を負っていると考えます。“貧しい人々”“貧しい国々”

も、“平等に克服していく責務”を、“先進国”はしっかりと果たして行って欲しいと思

います」

                              <3>                       (2006. 9. 4) 

  HIV・2型日本人に初感染

         

 

「里中響子です。9月に入り、ようやく夏の暑さも、取れたでしょうか...

  さて...2006年9月3日、日本人で初の“HIV(エイズウイルス)・2型の感染者が確

認されました。エイズウイルスは、世界的に感染が広がっている主流“HIV・1型”

と、主に西アフリカ地域で流行している“HIV・2型”があります。

  この“HIV・2型”は、遺伝子タイプが異なり、感染力が比較的弱いとされていま

す。フランスインドなどでの報告例があり、今回、日本でも確認されたわけです。ちな

みに、この2型”の方は、潜伏期間が長く症状の進行も遅いとされています...」

 

「そうですねえ...

  この2型”の方は、直接関係はないかも知れませんが...やはり、日本におい

て、エイズがジワジワと感染拡大しているような様子ですね...今後は、この2型”

の方も、監視体制の網から見逃してしまうことのないように、体制を強化する必要が

ありそうです。

  保健所医療機関で実施している“HIV一次検査では、1型”2型”を問

わず、感染の疑いを判別します。それから、その後に行われる確認検査ですが、この

時に、1型”2型”を別々に調べます...

  厚生労働省によれば、“通常は両方とも調べており、緊急対応が必要な状況では

ないが、感染がまれな2型”の検査が抜け落ちると、見逃す恐れがあり、検査の徹

底が必要”とのことです。すでに、都道府県などに通知を出し、保健所や医療機関に

対し、注意喚起を要請したとのことです。

  うーん...コスト面のこともあるでしょうが、そういう“枠”がかかっているのなら、

徹底し、後で言い訳をすることの無いように、願いたいものです...キッチリとやる

が、今この国には、何よりも求められています」

 

「ところで...

  今回、“HIV・2型”が確認された患者は...過去に西アフリカ(感染地域)で、輸血

経験したことのある男性と言うことです。この男性は、気管支喘息の症状で、日本国

内の医療機関に入院し、すでに回復して退院しています。

  男性は、入院時の一次検査で、“HIV・感染の疑いが分り、確認検査2型”

判明したものです。これは、エイズ研究班を通じ、8月厚生労働省に情報提供され

ました。

  ちなみに、2型”日本人の感染確認は今回が初めてです。しかし、日本国内で

は、外国人で3例があるということです...検査のために来日した、韓国国籍の男

や、定住者ですがアフリカ出身の男性ら...計3例が厚生労働省に報告されてい

ると言うことです」

          <参考文献: 東京新聞/(2006. 9. 4)/「2型」に日本人初感染>  

 

                               <4>                         (2006.11.) 

        HIV感染過去最多に続き、2位に

             新規感染者数: 《2006/7〜9月》・・・233人

「響子です...

  厚生労働省エイズ動向委員会の発表によると、《2006/7〜9月》期の、日本に

おけるHIV新規・感染者数は、233人でした。男性が214人女性が19人で、

計233です。これは、過去最多《2006/4〜6月》期(/人数については、データがありませ

ん)に続く、2番目に多い人数です。

  なお、新規・患者数107人で、こちらも《2004/7〜9月》期126人につぐ、

番目に多い人数です。

  エイズ動向委員会によると、新規・感染者感染経路別では...同姓間の性的

接触136人です。このうち、日本人男性は128人となっています。

  年齢別では、20〜30代が約69%を占めています。40代以上は、約30%

続き多い傾向にあるということです...なお、日本人女性の新規の感染者・患

者数は、合計で23人で...これは前期に比べて増加した、とあります...

 

  ええ...保健所などで行っているHIV検査相談件数は、今年から始まった普

及週間等の影響で、増えているということです。これまでは、検査件数が増えると、そ

れだけHIV陽性者も増えるのが常でした。ところが、今期足踏み状態だったと言う

ことです。

  うーん...これは、良い事なのですが...“感染者数の頭打ち”を示すものかどう

かは、“慎重に見る必要がある”という見解です...

 

  ええ...ともかく、HIVに関し...よりいっそうの、慎重な行動をお願いしたいと思

います。また、検査相談の件数も増えているとのことです。HIVは、治療法のある

病気です。また、治療法も、どんどん進化しています。

  したがって、早めの対応が、病状の悪化を防ぎます。思い当たることがあったら...

を持って、早めに検査相談受けることをお勧めします...」

        <参考文献: 東京新聞/(2006.11. 2) HIV感染、過去2位に> 

 

                               <5>                         (2007.2.10) 

        HIV(エイズウイルス)の新規感染者・・・1304人! 

         過去最多を更新2006年国内報告(/速報値)  

                wpe8.jpg (3670 バイト)

「響子です。異常な暖冬が続いていますね...“地球温暖化”が気がかりです...

  新型インフルエンザも、まさに現在、非常に危険な状況です。今年あたりが危ない

と思われます。ですが、こういう自然界の新種の予測というものは、まるで雲をつかむ

ような所があります。人智の及ぶ所ではないのかも知れません...

  2003年新型肺炎・SARS(/SARS・コロナウイルス/その前年の11月に、中国の広東省で奇妙な

新型肺炎が発生)も、この新型インフルエンザウイルスの監視網に引っ掛かってきた、

型・感染症です...科学的データによる予測とは裏腹に、何がどのように飛び出し

てくるか、まるで予測ができません...むろん、科学は、人類の科学技術文明の基

であり、現在の社会の繁栄を支えているわけですが...

 

  ええ...そうした中で、2月7日厚生労働省エイズ動向委員会から、2006年

における新規感染速報値が発表されました。それによると、HIV感染者数は

914人エイズ患数は390人...合計で1304人、とのことです...

  これは、速報値ですので、今後出される確定値との間には、多少のズレが生じる

可能性があります。でも、ともかく、過去最多の記録を更新し続けているようです...

当、《危機管理センター》としても、エイに関して、“よりいっそうの注意!”を喚

起したいと思います。

  ええ...エイズ動向委員会・委員長の岩本愛吉/東大医科学研究所教授・付属

病院長は、この発表に際して、このように言っておられます...」

 

検査数も伸びているが、感染そのものが増えていると考えられる...

ほとんどが性感染です...HIVが益々身近にあることを理解し、予防

に努め心配なことがあれば、早く検査を受けてほしい...』

 

「ええ、新規感染者半数以上は...“男性の同性間性的接触”だそうですね...

  うーん...きわめて個人的な、性的な問題と言うこともあって...その実態と言う

ものが、もう1つ分りにくいですね...

  ともかく...関係方面には、十分な注意喚起が為されていると思います...で

も、“私は関係ない!”、と言っていられる時代ではないということです。“HIVが、す

ぐ身近まで迫っている!”ことを肝に銘じ、危険な行動は、極力避けるのが、賢明

ということです...身を(つつし)べきです...」

 

人生というものは...“大暴(あば)れ”したり、“貪(むさぼ)る”ようなことはせず...

〔静かに参加しているスタンス〕が、賢明なのではないでしょうか...これが、“文

明の折り返し”での、“経済・至上主義/競争の原理/欲望追求型の価値観”に代

わる...〔自給自足/スロー・ライフ/多様性/存在の覚醒・・・〕という未来型スタイ

と、私は考えています...いかがでしょうか...」

 

「ええ...さて...

  ちなみに、保健所医療機関等での、抗体検査件数/エイズ検査の件数は...

前年より1万6000件増加し、11万6550件になりました。10万件を越えたのは、

年連続で、過去10年で最多だと言うことです。心配だったら検査してみる、という

にあるようです...大変良いことだと思います...

  このうち...感染者数は914人患者数は390人...合計で1304人と言うこと

ですね。ええと...1%弱/約100人に1人が陽性ということでしょうか。かなり自覚

症状が出てから、検査を受けた人もいるでしょうから...“杞憂/とりこし苦労”だっ

た人が、非常に多かったことが推定されます。ともかく、99人以上、ということです。

 

  また、不幸にして陽性だった人も、少しでも早くから治療を開始した方がいいわけ

ですから、早く検査してみることをお勧めします...現在、まだ完治する治療法は確

立していませんが、抗・HIV薬研究開発大車輪で進んでいます。新薬も、続々と

登場する段階に来ているようです...

  ガンは、様々な病態があり、加齢から来る要素もあって、完全克服は難しい病気

言われます。でも、HIVは、明確に見えているRNAウイルスです。変異速いのです

が、遺伝子レベルまで、見えている相手です。いずれ、必ず克服されるでしょう...

それが、少しでも早くやって来ることを、私も祈っています...」

  <参考文献: 東京新聞/(2007. 2. 8) HIV感染者・過去最多1304人> wpe8.jpg (3670 バイト)

 

                               <6>                         (2008.11.24) 

    着実に増加するHIV感染  ・・・(今期/2008年7月〜9月)

     感染者・発症者・・・ 累計1万5000人に

                 wpe8.jpg (3670 バイト) 

「響子です...

  インフルエンザ・シーズンで大変な時ですが、今期/2008年7月〜9月の3カ月間におけ

る、日本でのHIV(エイズウイルス)感染の動向が発表されましたので、報告します。

  厚生労働省/エイズ動向委員会は...11月19日...1985年に集計を始めた、日本国

HIV感染者と、発症者/エイズ患者の累計が...ええ...1万5000人を超えたと発表

しました。

  今期/2008年の7月〜9月の3カ月間に、新たに報告された感染者数は...4半期ベー

で、過去最多の294人だということです。さらに、新たに、エイズと判明した発症者/エイズ

患者も...4半期ベースで、過去2番目に多い119人だということです。ちなみに、感染者

発症者の合計は、1万5037人ということですね...」

 

過去最多また更新し、着実に増加している状況です...先進国では日本だけが、HIV感

染者が確実に増加している様子です。この状況は、いったい、何を意味しているのでしょうか。

  日本社会が、非常に脆弱化(ぜいじゃくか)していることの反映かも知れませんね。政治・行政・

マスメディア、そして日本文化全体が...ボロボロに劣化しつつあるようです。そこにある

神性が、非常に劣化して来ている様相です。今ではそうした場に、真実情熱を感じることも

できなくなりました。

  ええと...ここは、そうした社会性を論じるページではありませんので、これ以上のことは言

いませんが...それが、エイズ感染者の増加というような事態を招いているとしたら、それは

大問題だと思います。

  私たちは、新型インフルエンザもそうですが、HIVに対しても、しっかりと自分自身を防護

て行かなければなりませんね...」

 

“政治・行政・文化が脆弱化・・・”しているなら...

  なおさらのこと...私たち個人がしっかりと対処して行かなければなりません。感染症は、

様々なレベルでの対策/対処法があります。“文明レベルでの対処”“国家や行政レベルで

の対処”、そして“家庭や個人レベルでの対処”です。

  最後の砦は...個人レベルの、“免疫系の防御システム”になるわけですが、HIVはまさ

に、この“免疫系の防御システム”攻撃・破壊する感染症です。したがって、ここは...その

1歩手前で、マニュアル操作/手動操作で、キッチリと対処しなければなりません。そして、そ

れは可能なのです。

 

  つまり...“感染リスクのある行動は、極力避ける”ということです...これが、HIV感染

では、最大の防御になります...

  また...新型インフルエンザに対しても、この最後の砦/“免疫系の防御システム”に到達

するまでに、家庭/個人レベルで、その“リスクを最大限に排除”しておくことは可能なので

す...それは、“行動においてリスクを避ける”ことと...“感染防護の準備・信頼できる

情報へのアクセス”です...

  恐いものですが...感染症・ウイルスは、“リスクを避け”“防御”し、“殺菌”してしまえば

いいわけですね...私たちにも、対処可能なものなのです...」

 

                        

「ええ...

  エイズ動向委員会/委員長/岩本愛吉・東京大医科学研究所・教授は、このように話して

います...

  “男性の同性間での感染が、右肩上がりに増えている...これが増えると、いずれ一般に

も広がる恐れがあり...日本全体にとって重大な問題だ...”

   ...と言っておられます。

  くり返しますが...4半期での感染者数は、これまでは、昨年10〜12月277人

でした...それが、今期/2008年7月〜9月最多が更新され、294人になったわけで

すね。17人も増えています。

 

  この294人の内訳は...282人(96%)が男性で...うち、211人(72%)同性間の性的

接触で感染しています...

  ええ...異性間の性的接触は、男女合わせて54人(18%)という感染結果だそうです。また

年齢別になると、30代116人(39%)最多になっています。次が、20代83人(28%)。そ

して、40代57人(19%)という順になりますね。

 

  一方...今期新たな発症者/エイズ患者119人ですが...そのうち、50歳以上

42人(35%)ということで、最多の年齢層になっています。潜伏期間の長いHIVの特徴を、よく

表していると思います。まず、こうしたデータから、HIVの危険性がどの辺りに潜んでいるかが

分かると思います。十分に注意して欲しいと思います。

 

  私たちは、リスクを、できるだけ回避するような生活に徹すべきです...平凡でも、そうした

リスクを冒さずに、賢く生きて欲しいと思います...くり返し、言っておきますが、“感染リスク

のある行動は、極力避ける”ということですね。

  それは、実は、“生きる力!”ということなのです!“生きる力!”を、持ってほしいと思いま

す!


          <参考文献: 東京新聞/(2008.11.20) 広がるHIV> wpe8.jpg (3670 バイト)


 

 

                                                                                  

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