≪ボスからの特別メッセージ≫
“正しい社会の器”を確立すること!
「今、日本が緊急にやるべき社会改革は、常識的な、“正しい社会の
器”を、再生し、確立することです!」
「景気回復、モラルハザードからの脱出、教育・文化の再生と創出は、
“正しい社会の器”に、自然に後から入ってくるものです!」
「国民が今、真に求めているのは、“正しい社会の器”です。今は、非常に
卑しい、“不誠実な社会”になっています。
政治が本来やるべきことは、“国家システム”を正しく機能させることで
す。そして、それが納得でき、“信頼できるシステム”であれば、勤勉な日本
国民は“我慢”もするし、“努力”もするのです。
日本を、この未曾有の大混乱に陥れたのは、まさに野党をも含めた日
本の政治全体です。しかし、教育水準が高く、純朴で勤勉な日本国民は、
こうした政治風土よりもはるかな高みから、国家全体を見ています。
国民の意識よりもはるかに遅れ、幼稚な権力闘争をしていることを、政
治家はもっと真剣に恥じるべきです。それとも、その“恥じる心”さえも、なく
してしまっているのでしょうか...」
「“潰れるよりはマシだ...”、“一銭も戻って来ないよりはいいだろう...”
という論理で、銀行に膨大な税金をつぎ込み...保険のシステムを捻じ曲
げ...大手企業の借金の棒引きを繰り返し...ついには、“社会の器”そ
のものの信頼性を著しく低下させてきたのが、ここ数年の政治です...
しかし、こうした手法こそ、単なる対処療法であり、まさに本末転倒なの
です。くり返しますが、国民が真に求めているのは、目先を誤魔化したよう
な景気対策ではなく、“正しい社会の器”なのです。これが、私たちが子供
達の世代に残してやれる、“より良い社会”という貴重な財産なのです...
社会全体の信頼性が高く、正しく機能しているのであれば、国民は“増
税”や“不自由”もいとわないし、“我慢”も“努力”もするのです。しかし、シ
ステムが“インチキ”だと分っているから、“モラルハザード”が起っているわ
けです。政治家や政党は、ここの所を、もっとしっかりと再認識して欲しいも
のです...」
「そもそも、自民党長期政権が作り出した、利権がらみの裁量行政が、国
家をここまで大混乱に陥れたのは、明白な事実です。そして、ここを超えて
行くには、まさに、“維新”による革命的な構造改革が必要なのです...」
「さて、ここで、私たち国民に、今すぐできることは何か...
それは、“正しい社会の器”を国民全体で支持し、支えていくことです。
“正しいことは正しい”、“間違っていることは間違っている”と言うことです。
また、勇気や努力や勤勉な者を評価し、インチキや不道徳やエチケットを
わきまえて行くことです。
もちろん、こうした社会状況ですから、人に注意するのは、容易ではあり
ません。しかし、少なくとも、自分自身はそうした社会のルールを守っていく
という姿勢が大事です...
さらに、こうした国民的な注視は、政治家や官僚、医療現場やマスコミ
に対しても、同様です。国民がしっかりと監視し、常に発言し、絶対に放置
したり諦めたりしないことです。これが、やがて時代を動かす大きな力とな
っていきます...」
ボス(岡田) 2004年1月2日