My Weekly Journal 第1編集室事時短評1998年

           wpe38.jpg (21997 バイト)       時事短評   <社会部/1998年>     

 

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No.1  平成10年・立春/日本社会の風景 1998. 2. 4
No.2  自民党総裁選考/(参議員選惨敗後 1998. 7.25
No.3   ささやかな抵抗 1998. 7.31
No.4   ますますイライラ 1998. 8.14
No.5   政治への不信感70% / これをどう考えるべきか! 1998.12.31

 

                                                              

                                          No.1                   (1998.2.4)

   平成10年・立春/日本社会の風景        

 

  学校で、持ち物検査をやっていなかったというのには驚きました。 また、大蔵官僚

が、日常的に接待されていたのにも驚きました。警視庁の刑事が大和銀行に捜査

状況を流していたのにはあきれましたが、大蔵省ではそれが公然と、日常的に行わ

れていたのです。また、問題のその元刑事は、再就職の世話まで約束されていたと

言いますが、大蔵省ではこれが天下りと言う形で、公然とたシステムで行われてい

たわけです。これでは、機能が麻痺してしまいます。現在の金融システムの弱体化

も、うなずけるというものです。ともかく、責任 の所在を明確にし、国民に信頼される

行政の確立を望みます。

 

 

                                                  

                                          No.2            (1998.7.25)   

 自民党総裁選挙考  (参議員選惨敗後)  

 

 自民党総裁選挙が終わりました。各方面の方々が、色々なことを言っておられま

すが、私も一言... 

 

 今回ほど、民意を逆なでした政治判断が、今までにあったでしょうか。民主主義

は、“結果が良ければ全てよし” と言うものではありません。たとえ遠回りではあって

も、民意を反映してこその民主主義政治です。

 一体自民党は、この状況下で民意と全く逆の結論を出し、誰のために、どのような

政治をしようというのでしょうか。

 

 

                                          

                                                No.3                (1998.7.31)

  ささやかな抵抗                  

 

 最近、テレビのニュースを見ていると、しばしば途中で、いきなりコマーシャルに切

り替わります。これは一体どういうことなのでしょうか。きわめて失礼であり、見てい

て不愉快です。そのテレビ局の運営会議では、問題になっていないのでしょうか。そ

れとも、そうした会議で、そうするよう指導しているのでしょうか。システムが秒単位

で動いているのは分かりますが、見ていて不愉快というのはいただけません。

  私は、そうした時はペナルティーとして、チャンネルを切り替え、そのコマーシャル

は見ないようにしています。一視聴者のささやかな抵抗です。賛同される方は、やっ

てみたらいかがでしょうか。テレビ局に対するささやかな抵抗になり、多少気分もお

さまります。

 

 

                                                                        

                                                         No.4          (1998.8.14)

  ますますイライラ                   

                                   

  この連日の空模様で、いったい関東地方は梅雨が明けているのでしょうか。テレ

ビの天気予報を見るたびに、北陸と東北地方はなかなか梅雨が明けず、今年は梅

雨明けがないかもしれないなどと言っています。

  一方、 関東東海地方はすでに梅雨明け宣言がなされているわけですが、経済企

画庁の景気予測と同じで、

    “こんなバカな話があるか!”

という気持ちです。お隣サンは梅雨が明けていないといい、こちら側は梅雨が明け

ているから問題はないと言うわけです。どんよりとした雨模様の空はつながっている

わけであって、そんなはずはなかろうと思うのですが...しかし、まあ、気象庁独特

の梅雨の定義でもあるのでしょうか...

 それにしても、イライラのつのる話です。官庁の決めたことをマスコミが棒読みし、

批判を加えません。変な圧力が加わっているのかもしれませんが、まさにこれが現

在のこの国の縮図のような気がします。しかも、このことに対して、結局、誰も責任

が問われないわけです。報道という立場からすれば、これは極めて重大な大問題で

あるにもかかわらずです。

 

 

                            

                                          No.5       (1998.12.31)

  政治への不信感70% / これをどう考えるべきか! 

 

  先日テレビを見ていたら、日本における政治への不信感は、70%を超えていまし

た。アメリカと、たしかイギリスだったと思いますが、こちらの方は共に30%台でし

た。確かに、我々日本人の政治に対する不信感は、さすがに思い当たるふしが多

々あります。

 

  それにしても、毎年この時期になると考えさせられるのですが、日本は何故これ

ほどまでの政治不信を抱えているのでしょうか。何故、今までこんなことが放置され

てきたのでしょうか。

 

  また、政党支持率では、支持政党なしが過半数を超え、常にトップにあります。こ

れほどまでの政治に対する不信感を、政権政党である自民党をはじめ、各政党はき

ちんと受け止めるべきです。各政党は、なぜ国民の信頼にこたえられないのでしょう

か。国民の不満は、今や爆発寸前のところまできていることを、真剣に考えるべきで

す。