言葉の解説 ．アドレス　　　

道元禅師　（どうげんぜんじ）

　　　　　　　　　　日本曹洞宗の開祖、永平寺の開祖、正法眼蔵の執筆者

仏性　（ぶっしょう）

　　　　　　　　　　　　　 一切衆生が本来持っている、仏となるべき性質。　　（広辞苑より）

「一切衆生皆仏性有り」

　 これは、一切衆生が本来持っている、仏となるべき性質ということです。

　

　 この“仏性”という概念は、かなり深い意味合いを持つようです。しかしこ

こでは、参考文献にあるように、「生きとし生けるものは、ことごとく仏性を

有する」ということでご理解下さい。

　 私は仏性とは、生き物だけではなく、この現象界全てに共通する“真理

の輝き”というほどの意味に解釈していました。したがって、大草原のスス

キのホンのかすかなひと揺れにも、雨滴が木の葉から落ちるその永遠の

一瞬にも、ことごとく仏性の輝きが有るものと理解していました．．．．．いずれ、

様々な意見に出会うことがあると思いますので、少しずつ勉強して行きます。

　

リアリティー

　直訳すれば、“真実”ということでしょうか。しかし、この言葉は最も基本

的な概念であるために、説明の非常に難しい言葉です。

　　ここでは、まさに目の前に眼前している、ナマの世界というふうにお考

えください。一切きれ目の無い３６０度の世界。あらゆる固有名詞を消し去

り、時間と空間も未分化のナマの世界です。私たちが目撃しているのは、

まさにそのような世界なのですが、そこに人類文明の亜空世界の座標が

描き込まれてあるのです。たとえば、膨大な言語や数式で、人間的な亜空

世界が出来ているのです。この亜空世界に入るために、子供は教育さ

れ、一人前になるまで勉強をするのです。そして、たとえば、アメリカはどこ

にあるかと聞かれれば、それを亜空世界の座標の上で示すことが出来る

のです。そんな、眼前に見えもしないものを、です。が、リアリティーに対す

るこうした人間的亜空世界というものも、文明の巨大な力なのです。

　　　　　　　原初・生命体．．．．．原始地球における、一番最初の生命体。

　　　　　　　原初・ＤＮＡ．．．．．．原始地球に出現した、一番最初のＤＮＡ。

３６億年の彼

　　　　　　　　原初生命体から現在の地球生命圏に至る、全生命活動の人格。

                                             （詳しくは、ジャンプしてください。）

開放系システム

　 外に対して開かれているシステムというほどの意味です。逆に閉鎖系シ

ステムといえば、内部で自己完結している系を言います。

本能

　　生まれつき持っている性能。動物が外囲の変化に対して行う、生得的

でその種に特有な反応形式。（ 広辞苑より）

（ この本能こそ、私たちにとって最大級の謎であり、最大級のブラックボックスだと思い

ます。はたしてＤＮＡから、種に特有な本能の全てが解明できるのでしょうか。）

基底意識

　 文字どうり、基礎となっている意識を指します。しかし、 この基礎となって

いる意識の解明となると、問題は無限に膨らみます。私たちの基礎となっ

ている意識とは、いったい何処から来ているのでしょうか。

参与者

　　　　　観察者に対峙する言葉。量子力学から生まれてきた概念です。

ヒエラルキー

階層的構造。生物は、亜全体が層を成すマルチレベルのヒエラルキーと

言われます。

ブラック・ボックス

　 利用者に対しては機能のみを提供し、内部のことは分らなくて　もよいと

する装置。電子回路などは、全てこの部類に入ると思います。

　 航空機に搭載されている、フライトレコーダーやボイスレコーダー。

超個性

　 個体を超えたレベルでの連帯。例えば、人間は、雌雄という一つの個体

を超えたレベルで連帯している。また、さらに、人類としての連帯もある。

認識は、“私”だが、私を超えたところで、何かが連帯しているのである。

種の共同意識体

　種の全体的な戦略等をつかさどる、共同意識体。このホーム・ページで

は、このあたりの構造についての考察もしていきます。

最新・素粒子論の風景　＜１７＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

素粒子

　 物質の階層構造の一つの段階で、現在その構成要素が確認されてい

ない粒子。　　　　　＜広辞苑より＞

  　　　　　　　　　　　　　　（ 要するに、現在分かっている、それ以上に分解でない最小の単位）

標準モデル

　

波動関数

（１） 座標及び時間を独立変数として波動を表す関数。すなわち、波動方

　　　程式を満足する関数。

（２） 量子力学において、波動方程式の解として得られ、物質粒子の運動

　　　状態を記述する関数。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜いずれも、“広辞苑”より＞

ストーリイ

（１） 文字どおり、物語のことです。しかし、時間関数としての物語の意味

　　　は、その背景座標をも含めると、かなり複雑なものになります。ここ

　　　は、そのことを考察するページです。

（２） こちらの方も参考にして下さい。

（３） ストーリイは、別のある角度から見ると、歴史とも言えます。歴史スト

　　　ーリイということもお考えください。