My Work Stationgroup B太陽系物理木星木星圏の概略

  木 星 圏 の 概 略               エウロパに生命は存在するか!

  

                                                           wpe90.jpg (11302 バイト)          
                      

 トップページHot SpotMenu最新のアップロード                担当: 高杉 光一、 折原マチコ

 

                                                                     (2000. 2. 9)

        house5.114.2.jpg (1340 バイト)wpe31.jpg (15537 バイト)「マチコです。木星圏のデータをまとめておきます。資料は、

NASA/キットピーク天体写真集等からいただきました。この木星は、もう少し質量

があれば内部圧力が高まり、中心で核融合反応が起こっていたと、高杉さんが言っ

ていました。そうすると、木星はもう1つの太陽になり、太陽系は2つ太陽を持つ“連

星系”となっていたはずなのだそうです。

  うーん...こうした連星系というのは、銀河宇宙の中ではたくさん確認されていま

す。でも、もし太陽系が連星系だとしたら、地球の表面温度はもっと高くなっていたは

ずです。水が“個体”、“液体”、“気体”という3つの相をとるような、生命体に最適な

環境にはなっていなかったはずです...

  でも、現在の地球は、まさに生命体に最適な環境に整っています。幾重にも重な

った奇跡的な状況の相乗効果があり、ともかく現在の巨大生命圏が出現しているの

です。この巨大な奇跡の結果を、どう解釈したらいいのでしょうか...

  さ...ここはともかく、太陽から約5天文単位にある、木星圏のデータをまとめて

おきます」

 

 木星圏の概略   <木星と、16個の衛星>   <木星と、16個の衛星>   

 

惑星探査機/ ボイジャー1号、 ボイジャー2号

  この2機の探査機は、1979年に木星圏に到達し、数多くのデータを収集

しました。この後、1980年から1981年にかけて、相次いで土星に到達

し、ここでも数多くのデータを地球に送信しています...

 

木星探査機ガリレオ

  ガリレオは、1989年、スペースシャトル“アトランティス”で打ち上げられ

ました。そして1995年12月に木星の周回軌道に入っています。主アンテ

ナが開かないなどのトラブルが発生しましたが、ダメージを最小限に押さ

え、数多くの成果をもたらしました...

 

<木 星 >

   近日点..........7億4076万km(軌道上で、最も太陽に近づく地点)

   遠日点..........8億1593万km(軌道上で、最も太陽から遠い地点)

平均公転速度..... 47.016km/h

        (赤道における自転速度...45583km/h)

脱出速度........ 60km/s

公転周期........ 11.86年

会合周期........ 398.9日

                            

赤道半径........7万1400km

質量(地球=1)....318

密度(比重)...... 1.3

自転周期(赤道で)...9時間50分30秒

軌道の離心率.....0.048

 

< 木星の衛星>

   木星には、4つのガリレオ衛星を含め、16個の衛星があります。

 

ガリレオ衛星 <望遠鏡を発明したガリレイ・ガリレオが発見しました。>

イオ........直径3638km/第1衛星

エウロパ.....直径3126km/第2衛星

ガニメデ..... 直径5276km/第3衛星

カリスト......直径4848km/第4衛星

                                                                           house5.114.2.jpg (1340 バイト)