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トップページ/New Page Wave/Hot Spot/Menu/最新のアップロード/   担当: ボス= 岡田 健吉 

      2013 年 6月                 

 2013年 6月  ツイート の 記 録       
 6月/30日


 6月/29日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(129)

<釈迦十大弟子>/・・・(12)

★ 10/ 阿難陀(あなんだ) 阿難 アーナンダ

《多聞第一》と言われる。釈尊の従弟(いとこ)。出家以来、釈尊が入滅するまで、25年

間付き人をした。第一結集の時、アーナンダの記憶に基づき経を編纂。120歳まで生

きた。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(128)

《釈迦十大弟子》/・・・(11)

★ 9/ 羅睺羅(らごら) ラーフラ

《密行第一》と言われる。釈尊の実子。釈尊の帰郷に際し出家、最初の沙弥(しゃみ:

少年僧) となる。そのことから、日本では寺院の子弟のことを仏教用語で羅子(らご)と

言う。



 6月/28日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(127)

<釈迦十大弟子>/・・・(10)

★ 8/ 優波離(うぱり) ウパーリ

《持律第一/ 釈尊が制定した戒律の実践が第一》と言われる。もと理髪師。戒律

制度を否定する釈尊により… 出家した順序にしたがい…貴族出身の比丘(びく:修行僧)

の兄弟子とされた。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(126)

<釈迦十大弟子>/・・・(9)

★ 7/ 阿那律(あなりつ) アヌルッダ

《天眼第一》と言われる。釈尊の従弟(いとこ)。阿難と共に出家した。釈尊の前で居眠

りして叱責をうけ、不眠の行を行った。そのため失明したが、かわりに天眼(てんげん/

智慧の眼)を得た。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(125)

《釈迦十大弟子》/・・・(8)

★ 6/ 摩訶迦旃延(まかかせんねん) 迦旃延 マハーカッチャーナ

《論議第一》と言われる。他宗教との対論を担当したり、聖典の中で主として哲学的

論議を多くしていることから、論議第一と称された。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(124)

《釈迦十大弟子》/・・・(7)

★ 5/ 富楼那弥多羅尼子(ふるなみたらにし) 富楼那 プンナ・マンターニープッタ

《説法第一》と言われる。富楼那の弁と言われ…弁舌がさわやかであった。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(123)

《釈迦十大弟子》/・・・(6)

★ 4/ 須菩提(しゅぼだい) スブーティ

《解空第一》と言われる。空を説く大乗経典にしばしば登場。『西遊記』/三蔵法師

が天竺へ取経の旅をする物語では、なぜか孫悟空の師匠として登場。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(122)

《釈迦十大弟子》/・・・(5)

★ 3/ 摩訶迦葉(まかかしょう) 大迦葉 マハーカッサパ

《頭陀行第一(ずだぎょうだいいち/衣食住にかかわる一切の欲を捨てる行)》と言われる。釈迦の死

後、教団を統率。釈迦の教法を編集(第一結集)し、付法蔵 (教えの奥義を直伝すること) の

《第1祖》 となった。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(121)

《釈迦十大弟子》/・・・(4)

★ 2/ 摩訶目犍連(まかもっけんれん) 目連 マハーモッガラーナ

《神通第一》と言われる。舎利弗と共に懐疑論者/サンジャヤの弟子だった。目連

が餓鬼道に落ちた母を救うために行った供養が 《盂蘭盆会(うらぼんえ)》 の起源。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(120)

《釈迦十大弟子》/・・・(3)

★ 1/ 舎利弗(しゃりほつ) 舎利子 サーリプッタ 

《智慧第一》と言われる。『般若心経』などで釈尊の説法の相手として登場。釈尊の

教えをよく理解し 目連とは子供の頃からの友人。教団をよくまとめ、釈尊より先に没

した。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(119)

《釈迦十大弟子》/・・・(2)

★6/ 摩訶迦旃延(まかかせんねん) ★7/ 阿那律(あなりつ) ★8/ 優波離(うぱり)

★9/ 羅睺羅(らごら) ★10/ 阿難陀(あなんだ)

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(118)

《釈迦十大弟子》/・・・(1)

経典によって異なる・・・ 『維摩経』では、出家順に以下の10人・・・

★1/ 舎利弗(しゃりほつ) ★2/ 摩訶目犍連(まかもっけんれん) ★3/ 摩訶迦葉(まか

かしょう) ★4/ 須菩提(しゅぼだい) ★5/ 富楼那弥多羅尼子(ふるなみたらにし)



 6月/27日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(117)

マガダ国/王舎城に住むサンジャヤは…名声が高く、多くの弟子を持っていた。その

高弟の舎利弗/サーリプッタ(パーリ語の名前)と目連(もくれん)/マハーモッガラーナ(パーリ

語の名前)が、250人の弟子と共に釈尊に帰依(きえ)した。サンジャヤにも勧めたが、彼

は激怒し、血を吐いたと言われる。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(116)

舎利弗(しゃりほつ)は、一時、釈尊の透明な眼の静まりを見ていた。それから、深くひれ

伏した。

「覚者よ…滅に至る道を教えたまえ…私は同じ道に身を投じとうござりまする…

私はこれまで、伽耶山で幾度も苦行を試み、今はサンジャヤの元で修行をしている

者です」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(115)

アッサジが、釈尊の前に跪(ひざまず)いて言った。

「尊者よ、この者は真理を求めておりまする。尊者の言葉に驚愕し、すぐ連れて行っ

て欲しいと懇願されました」

釈尊は憂悶の漂う苦行者を見、苦悩の深さを見抜かれた。それは自らの苦悩の姿

に重なるものだった。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 経団連/電力9社は → 国民と全面対決か…?)

NHKも国民に閉鎖的・上意下達的だが…経団連も国民と対決姿勢・国民搾取の

態勢…背後に官僚かあ…

政治も国民から乖離…これ以上のゴリ押しがあれば…はけ口として、テロ社会に陥

る危険性があります。参院選挙で日本丸の舵取も正念場です。



 6月/26日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(114)

しばらく、釈尊は伽耶山(かやさん)や金剛座のあたりを遊行(ゆぎょう)された。この辺りに、

苦行者が集まっていたからである。

そして再び霊鷲山(りょうじゅせん/釈尊が『無量寿経』や『法華経』を説いたとされる山)を訪れ、洞穴で

1人で住んでおられた時、5人の弟子の1人/アッサジが、1人の苦行者を連れて来

た。舎利弗(しゃりほつ/釈迦の十大弟子の1人。最高の悟りを得た舎利弗は釈迦の信任も厚く、釈迦に代わって

法を説くこともあった。)との出合いである。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(113)

ビンバシャーラ王が問うた。

「尊者よ…孤独の城壁/牢獄の中に住む王が、あなたを声のかぎり呼んでも…なお、

訪れてはくれぬであろうか?」

「その者が真に私を求めれば、私はきっと訪れよう…」

それを聞くと王は、一礼し、釈尊の前から去った。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(112)

釈尊が、跪(ひざまず)く王に答えられた。

「王よ、覚者の住居は空なる天地である。法はそこで語られる。城は相応(ふさわ)しい

所ではない。また王よ、法を聞くには相応しい心も必要である。王の心は常に人を疑

う。そうした王の心が、覚者の法を受け入れるであろうか…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 戦略的 → 時代的な → 真の決断を!)

《人口爆発下での → 少子化対策?》  《核戦略下での → 原発推進?》  《文

明閉塞・飽和状態下での → クローバル化?》  《地球温暖化・海洋酸性化状

態で → 化石燃料の開発/経済競争/戦争ゴッコ?》

このままでは、大崩壊の破局点 へ落ちて行きます!

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(111)

ビンバシャーラ王は言われた…

「尊者よ、私は幼少より4つの願いがあった…

1つは王になること。残る3つは…正覚者に会い、正法を聞き、それを私が理解する

ことであった。どうか王舎城においでになり、残り2つの願いをかなえさせて下さりま

せ…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(110)

午後の日射しの中…白絹の衣裳に大きな緑宝石の王冠を被った王は…1人釈尊に

近づき…跪(ひざまず)いて礼拝した。

「尊者よ…覚えておられるであろう…

私は前に白善山(びゃくぜんさん)の洞穴で会った時…深夜に訪ね…立ったままで話した。

今は白昼に訪れ…跪いて話している…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(109)

雨季が終り…釈尊は思う所あって、正覚を得た地へ帰ろうとされた。名声は隠れもな

く、50人余が同行を望んだ。釈尊は通る村々の布施(ふせ)の負担を避け、1人マガダ

国を目指された。

途中、霊鷲山(りょうじゅせん/マガダ国の首都・王舎城の北東にある山。釈尊が『法華経』などを説いた所)麓

(ふもと)の竹林で瞑想中に、再びビンバシャーラ王の訪問を受けた。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(108)

ある者が釈尊に問うた…

「苦を解脱(げだつ)された尊者には、痛みは生じないのでしょうか?」

釈尊は、微笑みながら言われた…

「苦行中に私は背中を痛めた。雨季にはそれが痛む。しかし、それは空なるものの

集束であり、私の心に苦を生じさせることはない」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( フォーマル/礼節と逆行の文化 →NHKはどう見ているのか?)

礼節とは逆行の文化 を → 文化庁に続き → 社会的安定化装置/NHK はどう対

処しているのか…?

昼間からクイズ番組をやっているようでは、《日本文化の守護神》 の自覚はないよ

うです。一蓮托生で、全柔連以上に深刻です。



 6月/25日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(107)

釈尊は…言葉で解脱の境地を問う者には、煩悩の滅却を説かれた。一切万有の真

理を問う者には、無明の縁によって集束解離する、知られざる流れを説かれた。

そして自らは…苦の根源/無明を滅却するための…真理を体得している者である…

と言われた。


岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(106)

釈尊は12月8日に正覚を得てから…翌年の夏の終わり/ 雨季の終わりまで…鹿野

苑に留まっておられたようです。教えを乞う者は拒まず、法をお説きになられた。富

豪の酔いどれの息子も、死児を抱いて泣き伏す母親にも、丁寧に教え、お諭しにな

った。



 6月/24日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( フォーマル/礼節 → 逆の流れとなる日本文化?)

最近の…TV・コンテンツやコマーシャルを見ていると、礼節や慎みとは逆行する文

化が進行しています。非常に不快です。人間同士の摩擦を無くすために、形式や礼

節があるわけです。

この文化的大問題を…まず…文化庁はどう見ているのか…?



 6月/23日

 岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(105)

釈尊はさらに言われた…

「コンダンニャよ…そなたは私より、はるかに容易に真理を体得した。私は衆生に真

理を説く自信を得た。忠実なる求道者は、私と同じ境地に達するであろう。しかし、そ

なたが、私と等しい覚者とは認めぬ。そこは入口にすぎぬ」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(104)

5人の中の1人…コンダンニャの集中は際立っていた。釈尊を信じ、百尺の竿頭で集

中していた。ついに…竿頭から無位に身を転じた瞬間…釈尊が微笑まれた…

「コンダンニャ、知るがよい …そなたは悟った… だが1度の解脱は持続せぬ…益々

精進せよ…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(103)

5人の沙門は、釈尊の言葉にのみ忠実に従った。鹿野苑の菩提樹下の一所で、釈

尊を半月に囲み、結跏趺坐を続けた。

5人の沙門を教導しつつ、釈尊は各々の境地に、著しい差があることをお知りになっ

た。無用の苦行を捨てた、仏道の試行錯誤であった。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(102)

《八正道》 とは…苦を滅し涅槃(ねはん)を実現する道…

1・正見 → 正しい知恵  2・正思惟 → 正しい意志  3・正語 → 正しい言語 

4・正業 → 正しい行為  5・正命 → 正しい生活  6・正精進 → 正しい努力 

7・正念 → 正しい意識、注意  8・正定 → 正しい精神統一…

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(101)

次に、集諦 とは…人の生の真相は苦であること。その苦の原因は、煩悩であると言

う真理です。また、滅諦 とは…人の生の苦を滅した境地が、涅槃であるという真理

です。それから、道諦 とは…苦を滅し、涅槃を実現する道が、八正道であるという真

理です。



 6月/22日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 裁判員制度の見直し…またしても、国民的な議論なく…?)

また、どこぞで勝手に決め…同じ失敗のルーチン(きまりきった手続きや手順)に入るのでしょ

うか?この国の姿ですが…もはや官僚周辺の上意下達では、国民は動かないでしょ

う!国家上流域/モラルハザードの元凶が…再び主権者国民に、苦役 を押し付ける

のか…?

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(100)

まず 苦諦 とは…人生は苦であるという真理。

4苦 とは… 生・老・病・死 。 8苦 とは…これに 愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・

五蘊盛苦 …を言います。愛する者との離別、怨憎を持つ者との出合、求めて得ら

れない苦悩、そして生きていること自体の苦悩です。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(99)

《初転法輪》 とは釈尊が鹿野苑で最初に説法した根本教説。《四諦(したい)・八正道

(はっしょうどう)》 と言われ、仏教の網格(/網目のような骨格)をなすと言われます。

四諦の諦は…真理の意味で…4つの真理。苦諦(くたい)・集諦(じったい)・滅諦(めったい)

・道諦(どうたい) で、迷いと悟りの両方にわたって、因果を究めた、4つの真理です。



 6月/21日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(98)

釈尊は、苦 集 滅 道の過程をつぶさに語った。最高位の苦行者と知りつつも、欲望

の魔軍に敗れたと判じた5人に、次第に尊崇の念が戻った。

以後…朝は、3人づつ交代で托鉢に出て食事をまかない、菩提樹下で結跏趺坐を続

けた… 《初転法輪》 の始まりである。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(97)

釈尊の言葉に、5人は顔を見合わせた。

「伽耶山(かやさん)において、そなたらは、私から正覚の言葉を聞こうとした…

今こそそれを語り、そなたたちを、私と同じ境地に導こう。世を捨て、欲望を捨て、苦

行を続けるそなたたちは、私の境地に到達できるであろう」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(96)

釈尊が言われる…

「私は乳酥(にゅうそ)を食べ、我しらず、無意味な苦行から退転した。その縁起により、

命の真相を体得したのである。乳酥が体の隅々に行き渡り、それが命を再生する様

を、つぶさに見たのである…見よ、私の顔に生死の動揺、業(ごう/カルマ)の翳(かげ)り

はあるか…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(95)

釈尊は鹿野苑で5人を見つけ、木陰に招いた。そして静に言われた。

「そなたらが去った後…私は正覚を得た…そなたらが見たとおり、尼蓮禅河で沐浴し

流された。その後、我しらず娘が与える乳酥(にゅうそ)を食べた。しかし…その縁起(え

んぎ/起源や由来)によって…正覚を得たのである」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(94)

10日ほどの旅で、釈尊は鹿野苑についた。

その姿は、まだ人を恐怖させる、極限の荒行の香が残っていた。頭髪が抜け落ち、

額に伸びた1本の白毛が巻き、不屈の意志を表す顔は強く引き締められていた。眼

は死者のように静かで、深い光輝をたたえていた。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(93)

鹿野苑(ろくやおん)は…尼蓮禅河(にれんぜんが)より約60里西方/ガンジス川中流南岸

/カーシー国の都・バーラーナシー城の郊外にある。古来より仙人の居所として名

高い。広大な庭園に鹿が放し飼いされ、仙人や沙門が木陰に集う。それぞれ説法を

聞き、議論し、瞑想している…



 6月/20日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(92)

スダッタが合掌して言った。

「太子よ…釈尊よ…2人の仙人はすでに亡く、弟子たちも四散しております」

釈尊は無言で立ち上がった。

「いずこへ行かれます?」

「鹿野苑(ろくやおん)へ行く…そこに5人の沙門がいる。私の真理の言葉を、待ってい

た者たちである」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(91)

釈尊は続けた。

「空網はすでに亡いが…アーラーラとウツダカに、私が体得した全てを語ろう。私は

2人の仙人より若く、苦しい遍歴を要した。それゆえ、より明確な 滅への道 を切り

開いた。私はその真理を示し、同じ道を歩む求道者たちに、私の道を語ろう」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(90)

さらに釈尊が言われた。

「私は王舎城のビンバシャーラ王の所へは行かぬ。が…おかげで方向が見つかっ

た。アーラーラが予言したように、かの地へ戻って行こう。ウツダカも訪ねよう。思え

ば私の体得したものは、それと同じであった。最初の師の空網(くうもう)も…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(89)

釈尊が言われた。

「スダッタよ…何を求めて金剛座に来たか?

肥満した五体から、様々な欲念が噴き出しておるぞ。目論見(もくろみ)は7年前に申し

た、商(あきな)いのための天竺(てんじく/インドの古称)の統一か。ビンバシャーラ王に戦を、

私に宗法を…しかし私は、密かに訪れる者に耳は傾けぬ…」



 6月/19日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(88)

そうしたある夜、金剛座の釈尊にスダッタが語りかけた。かつてカピラ城で、様々な

情報を提供した商人である。

「太子よ…あなたは正覚を得られたに相違ない。あなたは真理を伝えなければなりま

せぬ。まず、マガダ国のビンバシャーラ王に法を説かれよ」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(87)

衆生は苦楽の中にあり、苦集滅道の苦行の道にはいない…また求道心のある者で

も、私と同じ様な、7年の苦行に耐えられようか…他に、真理を体得する近道はない

のであろうか…

釈尊は正覚を得た後、衆生に真理をどの様に説くかで、再び迷われたのである。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(86)

釈尊はしばらく、無の境地に安住された。やがて、この真理を衆生に説かねばならぬ

が …同じ真理を、体得できるものだろうか… と思われた。

そして、まさにこの難しさこそ …真理の体験的伝承/覚醒的継承の世界宗教…

の最大の特徴となってゆくのである。


 6月/18日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からのたび・・・素描 )・・・(85)

釈尊は豁然(かつぜん)と太極(たいきょく)と一体を得、知と合一し覚醒した。暁天(ぎょうてん)

の明星は幾度となく目撃して来たが、初めて真の星を見たのである。

それは、彼がカピラ城の東門を出て6年後、35歳の冬のことであった。しかし、この

成道(じょうどう)は、言葉で説明できるものではなかった。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(84)

無明/DNA原理の源流の彼方より、無知なる知が生まれ、縁により一時一所に、我

が形成される。その主体がある時 …私は星を見ている… という知/覚醒が生じ

た。これが釈尊の開悟(かいご: 迷いから脱却して真理を悟ること)だが、知の真髄/知的生命の

進化においては、巨大な1歩となった。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(83)

次に釈尊(しゃくそん)が知ったのは…知が最初にあり、それが未知なる覚醒世界を知っ

たのではない…と言うことであろう。

無明の闇/DNA原理の源流から吹き寄せるサザ波から…知が再形成されて行く過

程を…釈尊は7日7夜の結跏趺坐の中で見ていたのであろうか…

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(82)

シッダールタ/釈尊(しゃくそん)の…明けの明星(/金星・・・宵に見えるのが宵の明星であり、同じ金

星)を見ての覚醒/悟りとは…何だったか?その、パラダイムシフトは、何処から来た

のか…?まず実態は、道元禅師が『正法眼蔵』で言うように…

     月は水を破らず、大小の水、1滴の水も、月を宿す

 …という状況であろう。



 6月/17日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(81)

星は毎朝見ていたのである。が…知によっては見ていなかったのである。7日7夜の

静坐の中、乳酥(にゅうそ)によって命が再形成されて行く過程の中で、シッダールタに

真理の知が成立したのであろう。太極/宇宙意識(/遍在する創造主の真我意識)と一体化

し、膨大な知が解放されたのであろうか…

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(80)

シッダールタは、豁然(かつぜん: 視野が大きく開けるさま)と、太極(たいきょく/古代中国の宇宙観・・・

陰陽/2つの気に分かれる以前の、根元の気。天地万物の根拠の理)との一体感を得たのであろう。そ

の中で

《 私は星を見ている 》 …というクリアーな知が生じた。

命の真相が忽然(こつぜん: にわかに)と湧き、確信に到達した。しかし、この成道(じょうどう:

釈迦が仏になったこと)は言外(/言葉に出さない部分)のものであった。星は半眼の中で…毎朝、

見ていた…のである。



 6月/16日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(79)

金剛座の菩提樹下で…シッダールタは7日7夜…結跏趺坐を続けた。半眼を開いて

静坐し、ただ全てを去来するに任せた。乳酥(にゅうそ)が血管や細胞にしみ、ひび割れ

た大地が潤うように、全身に力がみなぎった。

やがて、半眼が開き…空に明けの明星を見て驚愕(きょうがく)した…

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 飛ぶボール…不祥事でなくて、何というのか? )

プロ野球の、よく飛ぶボールへの変更だが…これは日本の官僚体質・特権意識が、

民間組織にも広く反映しているのをうかがわせます。

最大はNHKですが…全柔連、相撲協会、そして野球ですか…マスメディアも、信頼性

が劣化していますし…

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(78)

そろりそろりと…全裸で河岸の白砂を歩くシッダールタを、先の村娘が追った。今度は

真新しい白衣を着せた。

金剛座では1本の菩提樹下に、農夫が吉祥草(きっしょうぐさ)を刈って敷いていた。手を

取ってそこへシッダールタを招き(/・・・吉祥草を手渡したともあります)、結跏趺坐の形をとると

…農夫は合掌した。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(77)

尼蓮禅河(にれんぜんが)西岸を南に遡れば、金剛座と呼ばれる巨岩があった。菩提樹

がまばらに茂る巨岩は、大地の最奥にまで達していると言われる。求道者たちの、

格好の静坐の場であった。シッダールタも、幾度となく結跏趺坐した場であり、我しら

ず足が向いたのである。



 6月/15日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(76)

シッダールタは岸辺で安らいだ…

数年ぶりで胃に入った乳酥が、命の内奥に、不思議な変化を起こしているのを感じて

いた。断食行では感じ得なかった、命の息吹の鼓動だった。やがてシッダールタは、

我しらず立ち上がり、金剛座(こんごうざ)のある南方に歩き始めた。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(75)

シッダールタの一部始終を、遠くから5人の苦行者が見ていた…

最高苦行者は死に至らず、最後に乳酥(にゅうそ)を口にしたのを目撃した。ついに、欲

望の魔軍に敗れたのである…死ねば餓鬼道に堕ちるであろう…

5人は失望し、別の師を求め、西の鹿野苑(ろくやおん/・・・カーシー国の都・バーラーナシー城の郊

外。仙人の居所として名高かった)を目指した。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(74)

河辺に倒れ伏す苦行者をみとめ、やがて、近くの村から小鉢を持つ娘が降りて行った。

彼女は耳元に口を寄せ語りかけた。答えぬと半身を起こし、小鉢の乳酥(にゅうそ/醍醐・・・

乳→酪→生酥→熟酥→醍醐と精製され一番美味しいもの。涅槃経も同じく最後で最上の教えであることをたとえとして

書かれている。これを五味相生の譬(たとえ)という。/製造方法の伝承が絶たれていて、幻の食品・・・)を食べさ

せようとした。シッダールタが気づき、我しらず小鉢を受け取り、手ですくって食べた。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(73)

シッダールタは無意識のまま、行を終えた者の儀式に従い、流れに入って沐浴した。

が、力無い脚と五体が流れにとられた。そのまま枯木の様に流された。ようやく手に

触れた葦(あし)の1本を掴み、そろそろと岸へ寄った。そしてしばらく、岸辺に倒れ伏し

ていた。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(72)

シッダールタは、ゆるゆると尼蓮禅河(にれんぜんが)のほとりへ歩いた。まばゆい朝の

中、眼にははっきりと物が見えず、河は望洋とした光の帯であった。水の匂いと河音

にいざなわれ、這い進み、ようやく河岸に着いた。そこで、我しらず水をすくって飲み、

顔に水を当てた。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(71)

シッダールタは何十日間も、今生(こんじょう: この世)の別れとなる決死の行を続けた。し

かし知は得られず、死が先行しようとした。

ついに…額に集中する意志力も消え…前方に崩れ、息絶えようとした。が…ヨロヨロ

と立ち上がると…何度も倒れつつ伽耶山(がやさん)を東に下って行った。



 6月/14日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(70)

若い苦行者たちは…生きながらミイラとなった最高苦行者の…命の真相を明かす言

葉を、聞き漏らすまいと待った。

彼等が幾度となく周囲で囁く声が、シッダールタには悪魔の声に聞えていた。私は…

汝らに敗れて生きるより死を選ぶ…と言うと声は去った。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(69)

餓死覚悟の断食行に入ると、シッダールタの体は痩せ衰えて行った。肋骨が浮き、

腹がくぼみ、全身の毛髪は腐れ落ちた。しかし全意志力を集中する額中央に、1筋

の白い巻毛が伸びた。結跏趺坐する周囲には、いつしか5人の若い苦行者が取巻

き、祈り始めた。



 6月/13日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(68)

シッダールタは伽耶山(がやさん/ガヤーシーサ)にもどり、死を覚悟の行を始めた。豆粒か

米粒か胡麻粒を、1日に1粒…ついには7日に1粒づつで命をつなぎ…命が燃えつき

る様を、見極めようとした。そして命そのものが業の鉄鎖と分かったなら、そのまま命

を吹き消そうといどんだ。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(67)

《金の首飾り》の断食行は5年に及んだ…

しかし、合わせて行った空前絶後の苦行にも、シッダールタには、命の真相について

の知は生じなかった。彼はついに、少年の頃に出会った裸形の苦行者の言葉に従

い、結跏趺坐したまま、餓死に至ろうとした。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(66)

虎の縄張りの山中では、シッダールタは常に指呼の間(しこのかん/呼べば答えるほどの近い

距離)に補足されていたであろう。しかし、禅定の達人には容易に近づけなかった。さ

らに無我の境地に到達して、殺気はシッダールタを補足できず、素通りした。殺気を

放てば、それは虎自身に反射したであろう。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(65)

シッダールタは畜生道に落ち、畜生の苦しみを味わおうとしたのである。恐怖の行で

は虎の彷徨(さまよ)う山中で、凄まじい捕食の恐怖の中で…“虎よ、飢えに苦しむの

であれば私を食べるが良い”…と念じ続けた。やがて恐怖は消え、生死を越えた無

我の境地に至った。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(64)

シッダールタは…行乞日(ぎょうこつび/托鉢に行く日)には野菜・生米・米のとぎ汁のみ口に

入れた。孤独の行では遠い森に独り住み、人が近づけば逃げ去った。また汚穢(おわ

い/けがれていること。大小便、糞尿)を食う行では、牛舎に忍んで子牛の糞を食べた。バラモン

教では、チャンダーラがこう言うものを食えば畜生道(悪業の報いによって、死後に生まれ変わる

畜生の世界)に堕ちる…



 6月/12日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(63)

シッダールタは…冬には尼蓮禅河(にれんぜんが)の水に浸り、夏は糞掃衣(ふんぞうえ/字の

通りに・・・糞を掃除する衣。チャンダーラの襤褸)や獣皮や鳥の羽を纏い、頭髪や髭を全て抜き取

り、焼けつく陽光に晒された。

また、棘の筵(とげのむしろ)の上にも座り続け、雨季には1度も沐浴(もくよく: 髪や体を洗うこと)

をせず、肌の垢(あか)の上には苔(こけ)が生えたが、それを洗おうとはしなかった。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(62)

シッダールタは、少年の頃に出会った苦行者の様に《金の首飾り》の断食を巡りつ

つ、進んで壮絶な地獄に身を沈めた。チャンダーラの死体が棄てられる谷を訪れ、

その屍衣(/しい)を纏って結跏趺坐をした。また、牧童たちに唾や尿をかけられても、

微動もしなかった。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(61)

シッダールタは《金の首飾り》/1888日に及ぶ断食行にいどんだ。1期を472日と

し…384日の絶食日に88日の行乞日をはさむ。しだいに断食に身を慣らし、ついに

15日の断食日に1日の摂食日をはさむ。日数の連なりが、首飾りの様になっていた。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(60)

シッダールタは、あの苦行者が言った《金の首飾り》を思い出した。失神する苦行も、

楽々と無色界に至る瞑想も、命の深奥に接近していないと思い当たった。まさに彼が

指摘した様に、断食によってゆっくりと死に接近し、命の真相が見えて来るのであろう。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 全柔連 → 拡大版がNHK → バロメーターは日本国家の現状 !?)

全柔連…NHK…国家体制… か…

それにしても、良く似ているが…さて、どうするか?



 6月/11日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(59)

シッダールタは、くり返し地獄の苦しみに身を投じ…祈り…そして目覚めた。しかし命

の真相は見えなかった…

シッダールタは苦行に疲れ果て、心は絶望した。そうしたある夜、少年の頃に出会っ

た、裸形の苦行者の言葉と、彼が示した丸い小石を思い出した。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(58)

失神から覚めると、次に口と鼻孔に加え、耳と肛門も赤土で埋めた。すると、内部から

肉壁を押し破ろうとする息は、熱炎の様に五体で荒れ狂った。焼いた槍で胸を突かれ

るスードラ、生きながら祈祷(きとう)の炎に投じられる生贄(いけにえ)のスードラの叫びが、

全身を襲った。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(57)

伽耶山(がやさん)でシッダールタは、様々な苦行で心身を鍛えた。そして、最悪と言われ

る止息(しそく)の行にいどんだ。仲間に両手をしばらせ、口と鼻孔を赤土で埋めさせた。

即、転倒して悶えた…狂おしい呻きを発し続け…意識のある限り…全ての殺された命

に許しを乞うた…

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(56)

シッダールタは行乞(ぎょうこつ: 僧侶が乞食をして歩くこと。托鉢)の時は、家の戸口に無言で立

ち続けた。僅(わずか)な食物を得た時も、犬が寄れば犬に与え、蝿が止れば蝿にも与

えた。そして、少年の頃出会った裸形の苦行者の様に、伽耶山(がやさん/ガヤーシーサ)を

目指した。そこはあえて地獄を体験する、苦行者のみの集まる所だった。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(55)

シッダールタは思い当たって、身に纏(まと)う襤褸(らんる: ぼろきれ)を脱ぎ捨てた。少年の

頃に出会った苦行者同様、裸形で鼻と口のみを布切れで覆った。その布切れで、微

小な生物も吸い込んで殺すまいとした。また、地上を見つめて慎重に歩き、どんな微

小な命も殺すまいとした。



 6月/10日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(54)

シッダールタは、スードラの深い呪詛(じゅそ: のろうこと)の叫びに戦慄した。そして自分が

出家に至った苦を顧みた。私は小国といえども王子として育ち、桃源郷(とうげんきょう: 俗

界を離れた別世界)で暮らしてきた。出家後の苦行も、スードラの苦の生涯に比べれば安

易なものだ。これで、命の真相が見えようか…?

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(53)

鉄山のスードラ(被征服民/隷属民階級)を見ていたシッダールタは、眼前で驚くべき光景を

目撃する。動けなくなったスードラに、甲冑(かっちゅう)を纏(まと)ったクシャトリー(武士、貴族

階級)が槍をかざした。スードラが呪詛(じゅそ/のろうこと)を叫ぶ!

「傲慢(ごうまん)なる征服民・アーリア人(紀元前2000年頃、中央アジアの遊牧民・アーリア人が大移動で

南下した。紀元前700年頃には、アーリア人が建設したガンジス川流域の小王国は6つあった。そのうちの1つが釈迦

族の国)よ!殺すがいい!次の世で、必ず復習するぞ!」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(52)

私は、全ての命の救済を求めて出家した。しかし、アーラーラとウツダカの教えは、

結跏趺坐における個人の救済であった。

結局私は、2人の仙人が指摘した通りに、欲界で苦しむ声に惑わされ、欲界に舞い

戻ってきたのである。さあ…どうすればいいのか…?



 6月/ 9日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( NHKが・・・イベント参加を浄財拠出者に限定・・・差別を開始 ?? )

どんな理由があれ…浄財で運営する公共放送が、国民を分断・差別するとは何事

か!誰が決定し、責任者は誰か、国民に開示するべきです!

浄財を募り・・・何処からも干渉されず・・・高圧的・・・前代未聞の組織です。再編

成するべきです!

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(51)

シッダールタは、鎖に繋がれて酷使されるスードラたちを眺め、涙が溢れ出した。苦し

むスードラの幻影…しかし幻影であろうと…苦しみは現前している。彼らは苦しみ、解

放を渇望している。私は、全ての苦しむ命の救済を求めて、出家したのではなかった

か…

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(50)

アーラーラと同様にウツダカも、シッダールタのさらなる遍歴を予言した。

シッダールタは、故郷の北の方向へ歩み出した。もはや求めるべき師はなく、迷妄は

深かった。アーラーラの住む岩山を過ぎ、鉄山で酷使される、鎖に繋がれたスードラ

(シュードラ。カーストの最下位身分、隷属民/・・・このさらに下に、チャンダーラ身分の不可触民がいる。シッダールタ

はこのチャンダーラに身分を落とし、托鉢しつつ放浪する)たちを眺めた。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(49)

ウツダカが言う…

「沙門よ、そなたの心と体は若い。本能において、死/無化を恐れている。それゆえ

アーラーラの無色界に、安住することが出来なかった。また、幻影なる一切万有を去

来せしめる、非想非々想の境地にも、安住することが難しいのである」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(48)

ウツダカが言う…

「ならば、沙門よ、その不滅の霊魂を見せてみよ」

シッダールタは頭(こうべ)を落とした。ウツダカは、笑みを浮かべうなっいた。

「バラモンの教えは、2つの意味で迷妄である。不滅の霊魂の生死輪廻(しょうじりんね)は

証明できず、あったとしても幻影である」



 6月/ 8日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(47)

シッダールタが、苦しげに言う…

「師よ…私には師の言う事が信じられませぬ…

バラモンは、人は不滅の霊魂と実体と説きまする。それが生老病死する肉体に、くり

返し出入すると言いまする。不滅の霊魂の煩悩が、業にるる、生死輪廻(しょうじりんね)

を説いておりまする」



岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(46)

シッダールタが言う…

「師よ…それでは、私を生み出したのは、何ものなのでございましょうか?」

「父と母の幻影が、幻影なるこの大地の上に、生み出したのである。人間の起源は無

限に過去に遡って行くが、宇宙にも命にも、始まりは無いのである」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(45)

沈思するシッダールタに、ウツダカが言う…

「人体も所詮は、土水火風の和合である…暫時(ざんじ/少しの間)の形態であり、幻影な

のである。それゆえに、事物の真相は、幻影が幻影を生み出していると言えよう。夢

も現(うつつ)も、幻影と二元対立の姿であり…暫時の所産である…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(44)

ウツダカは、さらに言う…

「葉の現実と女性の想念とは、共に暫時の形態であり、空相である…

葉は現実である故に非想と呼ばれ、女性は想念である故に、非々想と呼ばれる。しか

し、両者はいずれも、そなたの煩悩(ぼんのう)が作り出している、幻影なのである…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅…素描 )・・・(43)

ウツダカは言う…

「沙門(しゃもん)よ、土水火風は実態なき空なる相に過ぎぬ…

土は水に溶け、水は火熱によって消え、火は風によって消え、風は虚空に消えるので

ある。しからばこの菩提樹の葉と、そなたの想念に浮かぶ女性(にょしょう)の群れとは、

如何なる相違があろうか…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からのたび・・・素描 )・・・(42)

ウツダカは枯れた痩身を杖で支え、菩提樹の葉をちぎって対座した。左右の手に葉を

1枚づつ持ち、1方を握りつぶした。

「見よ…この葉は土水火風の和合にすぎぬ。土より生まれ、水と風で生き、枯れて燃え

る。暫時(ざんじ/少しの間)の、形態を保っているに過ぎぬのである」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 浄財/公共放送に → 野球中継は必要か? )

国が大混乱の折、3時間も野球中継をする必要があるのか。高校野球も相撲中継

もそうだが、何のための浄財を募っての公共放送なのか。本来の使命を放棄し、娯楽

が主役に座るのは本末転倒でしょう。運営を国民に開示し、意見も反映させるべきで

す。



 6月/ 7日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(41)

シッダールタは、師にありのままを語った…

「沙門よ、そなたは非想非々想処(ひそうひひそうじょ)に到達したのである…正しく認識する

そなたは、欲念を解脱している故に、根源的欲念を生みだすかかる想念を見るのであ

る。それを非々想という」

シッダールタは頭を垂れた。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(40)

端坐するシッダールタの心に、様々な想念が去来した。己の関知しない何者とも知れ

ぬ思念や想念が去来する。管弦に合わせて女性(にょしょう)が出現し、欲情かきたてる

様に踊り、自らが反応する…これは何者なのか…己の個体を越える欲情…命の深遠

…不可解だった…

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(39)

シッダールタは、新たな師の教示を受け、適当な菩提樹(ぼだいじゅ)の木陰を選び、結跏

趺坐(けっかふざ)を始めた。しかし今度は、眼に見えぬ矢に意志を集中する事もなく、煩

悩を排してただ端坐(たんざ/姿勢を正して座ること)した。菩提樹の香りが満ち、小鳥の囀(さえ

ず)りが聞こえたが、全て去来するままにまかせた。



 6月/ 6日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( HP/ 人間原理空間の方で、アップロード )

【万葉集とは・・・】 巻4-相聞歌/〔3〕です。巻4は、これで完了です。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(38)

ウツダカは、さらに続ける…

「そうすれば…やがて、宇宙が自ずから展開してゆく端緒を、自ら観察する事になる

であろう。それは、想像裡の事ではないゆえ非想と呼ばれ、想像裡の事でなくもない

ゆえ非々想とも呼ばれ…非想非々想と呼ばれる境地である」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

(機能性農産物?・・・うーむ・・・原発・再稼働の政権が言うことは?)

ともかく…安倍政権の基盤的思想が古い!ピントがズレている!その上、必要のな

い花火に、次々と火を付けて行く!中には非常に危険な花火も多い…今回の機能性

農産物は、コミカル(ひょうきんな、笑いを誘う)だが、そもそも、こんな事をやっている場合な

のか?

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 経済ゲームは・・・ 終焉の時!)

釈尊やキリストの時代から、商人は社会基盤の礎石の1つでした。しかし、地球生態

系/文明の版図が有限で飽和状態になった今、経済はゲーム化しています。有意性

は失われ、大崩壊の主因となっています。経団連も経済学者も、その海で遊ぶクジラ

とマグロですね。



 6月/ 5日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(37)

ウツダカは新参の弟子に対面し、これまでの修行を聞いた。そして…

「沙門よ…わしは、宇宙の3界を説かず、眼に見えぬ矢を授けない。すでに禅定の達

人であるそなたは、ただ結跏趺坐を続けよ。無念無想に至ろうとせず…ひたすら、坐

っているがよい…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(36)

アーラーラの弟子たちが、さらに南方の山地に、ウツダカという仙人がいる事を教え

た。その仙人は、非想非々想処(ひそうひひそうじょ)という不思議な境地を説いといると言

う。齢(よわい)すでに130歳に達しているらしい。

シッダールタは雨季の終わりに、緑深いその山地を訪れた。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(35)

アーラーラが言う…

「沙門よ…そなたは一切衆生の救済を願う、高貴なる執着の故に、さらにしばらく遍

歴せねばならぬであろう。

そしてそなたは、遍歴の果てに、再びここに戻って来るであろう。その時、弟子たちに、

わしと同じ教え方をするであろう」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(34)

アーラーラが言う…

「沙門よ、そなたの心も体もまだ若く、絶望しておらぬ。それが無色界よりも色界を、

色界よりも欲界を本能が求めるのである。それゆえ人間界に、ありえぬ救済をもたら

そうと、苦悩するのである」

シッダールタは頭を垂れ、沈思した。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(33)

アーラーラが言う…
「沙門よ、そなたは、有りもせぬ救済を求めているのである。無色界の無欲・無色・静

寂の境涯こそ至高の知恵である。

他に、如何なる存在の真理があろうか。多くの弟子は、そなたほどの集中はかなわ

ず、何時までも無色界に入れぬ」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(32)

シッダールタはさらに言う…

「私は、世界の真相を知りとうございます。宇宙はいずこより生じ、命はいずこへ去る

のか。何故、欲界・色界・無色界の3界に分かれているのか。そうした知への渇望が、

無色界の静寂に至った私を、なおも苦しめまする…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(31)

シッダールタは師の教示に従い、結跏趺坐を続けた。しかしある日、師の元を訪れて

言った。

「師よ、私は無色界でも、命の真相が見えませぬ。心の平安も得られませぬ。私の求

めるものは、無色界の静寂のみではなく、命の真相が知りとうございます…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(30)

アーラーラはさらに言う…

「そなたは無色界において、恒常・無限・永遠の安寧に安らいだのである。しかしそな

たはまだ、この事の真の意味は分からないであろう。さらに結跏趺坐を続け、存在の

表裏、色界と無色界を、恐怖なく往来する事に習熟せよ…」



 6月/ 4日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(29)

無色界より色界に…無より有に転じ帰ったシッダールタに…アーラーラは言った。

「そなたは己すら所有しない、無色界/無所有の境地に至ったのである。色界と表裏

一体をなす、無色界に到達したのである…」

釈尊(シッダールタ)は 《無門関》(中国/宋時代に無門禅師によって編集された、48則の公案集/『無門関』

の序文にある“無門の関”) を越えたのであろう。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(28)

シッダールタの集中する意志は、やがて額の中央より、白光の様に輝き出た。アーラ

ーラはその様相を認め、腹の底から湧く様な…

「オーム!」

という聖音を発した。シッダールタは驚愕し、結跏趺坐がほどけた。眼前には、輝かし

い師の姿があった。(恐怖が走り、無色界から色界に戻ったのである)

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(27)

恐怖の門の識閾(しきいき)を越えたシッダールタには、雨が降っている形態すらも消え

失せ、ただ静かだった。切れ切れの時の中で昼と夜が過ぎ、感覚の無いままに五体

が濡れ続けた。

そうした日々が重なり…シッダールタには次第に、冷厳な眼光が充実していった。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(26)

結跏趺坐の中、シッダールタは心地に窮し、あえて矢に貫かれ地上に落下して行け

ば…恐怖の識閾(しきいき: ある意識の出現または消失の境界)を越え…生きながら死んでいる境涯とな

った。

季節は…夏の終わりから秋の初めの雨季…結跏趺坐するシッダールタの五体に、雨

が容赦なく叩き続けていた。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(25)

シッダールタの境涯は、揺れ動く百尺の竿頭上の、無念無想の決死の集中であった。

集中を緩めれば、矢は額を貫き、あるいは竿頭から真っ逆さまに落下する。

睡眠も休息もかなわず…そして…ついに矢に貫かれれば…死の恐怖…無化の恐怖

に包まれる…

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(24)

シッダールタは、師の不思議な教示に従った。多くの弟子が散らばる岩山の1所を選

び、決死の結跏趺坐(けっかふざ/仏の坐法。禅定修行で行う蓮華座)を始めた。仲間が運んでく

れる食物で命を繋ぎ、無色界をめざした。眼を半眼に開き、額の中央に射ち込まれる

矢に、生きようと、全意志力を集中した。



 6月/ 3日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(23)

アーラーラが言う…

「そなたは、全意志力をその矢に、己を貫くその1点に集中するがよい。それは純粋

な、一筋の意志となる…

しかし、持続はかなわず…矢はやがて己を貫く…統一は砕かれ、恐怖のうちに無と

化し…そなたは無色界に至るであろう…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(22)

アーラーラが言う…

「己を無と化す死の恐怖が、色界と無色界を隔てている。無色界へ赴く者は、その死

の恐怖を克服しなければならぬ…

その手段として、私はそなたに矢を与えよう。私が放つ、目に見えぬ矢を心に描き、額

の真中で受止めるがよい…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(21)

アーラーラが言う…

「欲界と色界の間には絶望の門があった。今、そなたは最後の絶望の涙を流した。そ

れは同時に清浄なる色界に至り、無色界へ歩まんとする喜びの涙でもあった。

しかし沙門(しゃもん/僧侶)よ、色界と無色界の間には、恐怖の門があると知るがよい」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 自民党も…つまらない政党になったな!)

そもそも…各政党が、国家社会の将来展望を提示しなくなり、政治そのものが鬱屈

(うっくつ: 心がふさぐこと)としています。

そこに…アベノミクスが登場。景気対策・成長戦略・右傾化。大いなる時代錯誤で

す! しかし、与党・自民党がそれに追随…国家国民が、浮足だっています…



 6月/ 2日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(20)

師の言葉に、シッダールタが落涙して答えます…

「師よ、私は今、初めて清浄なるお言葉を聞いた思いがいたしまする。欲界にいた過

去を悲しみ、無色界へ歩む未来を喜び、今、落涙しております。この涙は、私の煩悩

の最後の涙となりましょう…」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(19)

アーラーラは言う…

「そなたはすでに、眼耳鼻舌触の5感に対する執着がない。形は形、音は音、匂いは

匂い、味は味、感触は感触として去来し、欲望を誘うものではない。しかしさらに精進

し、その上の無色界に至るがよい。そこに永遠の安寧(あんねい)がある」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(18)

沈思するシッダールタに、仙人が言います…

「宇宙は、欲界と色界と無色界に、3分されると知れ…

欲界も…欲望の充足する諸天、欲望の苦の集る地獄、その中間に人間界がある。そ

なたは今、その欲界を離れ、形態のみの残る色界に到達したのである」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(17)

アーラーラ仙人は、シッダールタに言った。

「そなたは、欲望と愛憎を越えてここに来た。純白なる意志で、形態のみの残存するこ

の山に至った。しかしわしは、その形態さえない無所有の境地におる。そなたもこの境

地に至り、永遠の安寧を得るがよい」

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(16)

アーラーラ仙人は齢120歳に達する。シッダールタは畏敬の念に打たれ、枯れ細った

足に額を押し当てて礼拝する。そして己の過去を懺悔(ざんげ)し、合掌して言った。

「師よ、あなたの導きを得て、命の真相を見極め、永遠の安寧(あんねい)の境地に達しと

うございます」



 6月/ 1日

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(15)

シッダールタが、マガダ国の山中の洞穴で1夜を明かしていると、突然、国王/ビンバ

シャーラの訪問を受けます。コーサラ国は通り抜けるも、マガダ国は全てを見て(/重要

人物・釈迦族の太子の動静などは常に把握)いたわけです。国王は千頭の象軍を与えると提案しま

す。が、断って南方へ去ります。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(14)

太子/シッダールタは、村々や都
(/対立するコーサラ国)を托鉢しつつ南下…人々から蔑ま

れつつ、業からは解放されます。シッダールタの病は抜け、体も次第に回復します。初

めて目にする広大なガンジス川を泳いで渡り、マガダ国に入って、建設途上の王舎城

に立ち寄ります。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(13)

29歳の春、太子はカピラ城の東門を出ます。出会ったチャンダーラの老人と着衣を交

換し、南方を目指します。まず、商人のスダッタから聞いた、アーラーラという瞑想の達

人を訪ねるつもりでした。そこはガンジス川の彼方、マガダ国のはるか南でした。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(12)

城内の宮殿で、妃/耶輸陀羅(やしゅだらー)が懐胎(かいたい: 妊娠)します。太子は業の鉄

鎖に縛られた事を知り、病に倒れます。それほど業の想いは深かった様です。

闘病の中で、太子は王に出家の許しを懇願します。王は、これでは吾子の身を滅ぼす

と判じ、ついに出家を許します。

 

岡田健吉‏@zu5kokd1

( 原始仏教からの旅・・・素描 )・・・(11)

学生期の後…16歳の太子を迎えたのは、3つの宮殿と3人の妃でした。王宮の中と、

夏と秋の宮殿です。

コーサラ国の舎衛城(しゃえいじょう)の大商人…後に祇園精舎を建立するスダッタから、

太子は様々な情報を得ます。幾多の沙門(しゃもん/僧侶)が、業や輪廻を説くことも聞き

ます。



   

 

 

 MoMA(ニューヨーク近代美術館)コレクション         

                          

                                          こちらにも、別のもの がございます