権現山古墳

前方後円墳 埋葬施設不明

全長約87m 後円部直径約45m

 東海駅北側から原研に向かってまっすぐ伸びる道を1.5km程原研に向かって進み、真崎十文字を左折して県道豊岡佐和停車場線(284号)を500m程進むと、道がやや上ってから急な下りに入る、その頂上の左手道路ふちにこんもりした茂みと鳥居が見えてきます。

 この茂みが権現山古墳の後円部です。後円部頂上は平坦な部分がかなり広く、素戔嗚尊を祀った神社と、東海村天然記念物の山桜があります。前方部から中央のくびれた部分の南側が原研の社宅により少し削られていますが、北側からはきれいな墳丘の形状が眺められます。後円部に対して前方部の高さがかなり低く、中央のくびれた部分からの張り出し方も小さいため、バランス的に後円部がかなり勝った感じがします。やや古い時代のものと見て良いのでしょうか。

 前方部の先には真崎古墳群があるとのことですが、社宅や駐車場などがあって確認できませんでした。社宅の奥に茂みが残っていますから、まだ現存している可能性はあります。

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別当山古墳

円墳 埋葬施設不明 直径60m 東海村石神 村指定史跡 

 東海村北部の石神外宿の集落のある台地の南の縁、石神小学校の南側に別当山古墳があります。古墳は周囲を民家と道路と畑に囲まれているものの、墳丘はほとんど破壊されておらず、頂上には小さな祠があります。大洗の車塚古墳や常陸太田の高山塚古墳よりは小さいものの県内でも有数の大型円墳です。

 写真ではただの林のようにも見えますが、墳丘に登ってみると頂上に円形の平坦部を持ち、周囲もきれいな円形で斜面の立ち上がりが急なことなど古墳としての特徴が非常によく現れています。かつてはこの周囲にも10基以上の古墳が散在していたようですが、現在はこの1基だけのようです。

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舟塚2号古墳

前方後円墳 埋葬施設不明

全長約80m 後円部高さ9m

 東海駅北側から原研に向かってまっすぐ伸びる道を常磐線の陸橋から1km弱東に進んだ所に歩道橋があり、その南側の荒谷台住宅の中にこんもりとした針葉樹の茂みが道路からも見えます。これが舟塚二号墳です。古墳の南面には民家があり、古墳全体も民有地の様で周りに柵が張り巡らされていて墳丘に登ることは出来ません。また。木が鬱蒼と生い茂っているため、墳丘の形も外からではあまりはっきり分かりませんが、前方部と後円部の大きさが殆ど変わらないぐらい後円部が発達しており、ある程度後期の古墳ではないかと感じられます。

 現在は住宅地の中に一つだけ取り残されたような形になっていますが、すぐ北側には百塚原という地名もあり、ある程度の数の古墳が散在していたのではないでしょうか。南側には村松から続く谷があり、かつては墳丘のある場所からこの谷が見おろせたのではないでしょうか。

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