マSTATE`97の企画書  私たち三人はある活動を行っています。  それはいわゆるグループ展やユニットと呼ばれるものではありません。  私たちは「場」をつくります。  三人共通のテーマやメッセージはありません。  私たちは個人で、欲望のおもむくままに作品製作を行います。  私たちそれぞれが少しづつ似ていたり、似ていなかったりしながらも、全く 異なった存在であるのと同様に、ひとつひとつの作品もまた、それぞれなりの 姿・かたちをしてそこにいます。  それらをつなぐことはしません。  ただ「置く」のです。  そして、そうして「置く」事によって、必然として生じる関係、その関係が 創り出す場、それが私たちの提示するものです。  人々が訪れ、さらに新たな関係がそこに生まれます。  たくさんの線が交差しあい、常に動き、変化を繰り返しながら、無数の場を 発生させる。  そうした「事を起こす」のが私たちの仕事です。  私たちはそれを"STATE"と名付けました。  二回目を迎えた今回、私たちは、東京、仙台、岐阜を巡回します。  作品と作品、人と作品、人と人が取り結ぶ関係を追求した前回からさらに視 野を広げ、次の段階として私たちはこの"STATE"に「土地」を導入します。  土地とは何なのか。  土地と人、土地と作品、土地と土地・・・  その間に何があるのか。  生まれ育った土地、暮らした土地、いまだ見知らぬ土地/土血と格闘しよう と思います。  ご期待ください。