STATE`98/企画書
作品を作るという事は何よりも、世界/創造というひとつの力から何かを持ち帰ってくるという作業です。
そうした意味において作品には限界がありません。
作品は、「わたし」や「存在」や「自由」といった概念からも一切制限されることはないのです。
限界があるのはただ単に私たちの立つ「人間」という立場なのではないでしょうか。

作品というものは“私たちのため”にあるものではないと考えます。
それはただそこにあるものなのです。
「わたしがそれを作ったのだ」と言う事になんの意味があるでしょうか。
そこにどれだけの真実が含まれているというのでしょうか。
どんなものも誰のものにもなりません。
私たちが出来ることは、関係を持つという事だけなのです。
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