STATE`98/企画書
 《STATEとはどのような活動なのか》
 
作品を作るという事とはいったいどういうことでしょうか?
作品を作る人々の仕事とはいったいなんでしょうか? 
現代における一般的な考え方として、作品を制作するという事とは、例えば、切り放して手渡しできるようなもの、ここからここまでが、わたしの作品であると線を引けるようなものを作り出すという事ではないでしょうか。
例えば、あげたりもらったり、手放したりとっておいたり、売ったり買ったりできるものであるという事です。
または、消費したり、所有したりできるもの。
それが、作品やその制作一般に対するイメージなのではないかと思います。
そういう側面があることは否定しません。
ただ、それはあくまでも作品というものをそうしたやり方で捕まえようとするひとつのやり方でしかありません。
それは創造というものを人が理解する為の非常に狭い視点でしかないのです。
それは本当に狭いひとつの点で、そんなものを穿ってみても、世界/創造というものの持つ力はそこから流れ出すことさえないでしょう。

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