イギリスにいってきました(4)

 やっとついたロンドン行きの列車に乗ってやっと着きました、ここはパディントン駅。4時50分の列車に乗ると殺人事件を目撃できるところだ??

 (そして、やっと書き始めました。(3)までは結構早く書けたのだけれど、その後いろいろあって(4)だけ延び延びになってました。忘れてることが多そうで怖い)

 ここから地下鉄に乗り、グリーンパークへ移動する。さすがに地下鉄はすぐに来る。時刻表を見なかったが、はたしてあったのか。そんなものを気にしなくてもいいぐらい次々に到着するようだ。ただ、なんか狭い?電車も狭いがホームも狭いし通路も狭い。日本人でもどちらかといえば小さい方の私が思うのだから、現地の人は嫌にならないのだろうかと不思議に思う。
 おそらく公園の前の出口に出て、ほぼ感を頼りにホテルを探す。とはいってもこんな都会なのでそこら中に標識もある。通りの名前を確認しながら歩けばすぐにホテルに着いた。ホテルの名は「ブラウンズ」。とってもお高いホテルなんですが高いと綺麗とは別物らしい。もちろん汚いわけでもなく、ようは古いホテルなのだ。これを伝統と格式と呼ぶ。伝統と格式はちょっと入り組んだ構造になっている。建て増しでもあったのでしょうか。通路が細かったり広がったり、同じフロアでも少し進むごとに高さがかわったり。そして、部屋についたらチェスター同様部屋が傾いていた。というかここはややすり鉢状。ベットが重すぎるんじゃないでしょうか。でも、とっても大きな部屋で高いだけのことはありました。
 部屋に荷物を置いて一休みしたらぶらりとお出かけ。この日はもう中途半端に時間も経ってしまっているのでお買い物に。帰りに空港でも買えるけど、とりあえずここで買えるものは買っておこうとハロッズへ。ものはなんでもいいのでとりあえずハロッズって書いてあるものがあればいいやと行ってみればさすが、そういう類のものばかりを集めたコーナーが。職場へのお土産など数点を買って帰りました。
 その後、リバティにも行き、他はほぼウインドショッピング状態。結構歩き回って帰ってきました。この日の晩ご飯はハロッズで購入したもの。つまりはデパ地下グルメをやりました。高いホテルに泊まってテイクアウトの惣菜ってもの???だけど、値段は結構しているのでこれも贅沢のひとつでしょう。

 時間がもったいなくても、やっぱり公園でぼーっとしたい!と思ってましたがこれまた断念。この日も天気が悪く寒くて小雨降る中それは無理。で、何をしたかというとまずはテムズ川の遊覧船に乗りに行った。それも寒そうだと思うでしょうし、実際寒かったのですがチェスターでも乗ったように結構船好き。しかも長時間乗ると酔うので1時間以内の遊覧船はとりあえず乗ってみたいのだ。ビッグ・ベン近くで船に乗り込む。早速目に付いたのは巨大な観覧車。建てたところが川岸すぎて片方にしか支えがないぞ!と、びっくり。しかし、船は流れ始めたばかり。そのまま見送って乗れなかった。この船もガイドの放送が入っていたが英語がわからないので子供のようにとにかく右へ左へ移動しながら見れる限り見たって感じだ。途中軍艦の置物?の横を通り過ぎましたが、あれも博物館みたいになっているのでしょうか?これも寄れなかったので今度のお楽しみにしておこう。(どこかのブラジル丸みたいに無くならないといいなぁ。)
 船を下りるとそこにはロンドン塔なるものがあった。これがなぜだか大人気!!外観は地味なんだけどなぁ。チケット売り場には曲がりくねったながーい列が続いており、ゲート内も人がいっぱい。おまけにイギリスはどこもほとんどそうだったけど入場料ってやつが高い。そりゃ、維持費の安くなさそうなものばかりだけれど。で、結局外のおみやげ物屋さんだけ入って、友達の分のお土産を買ってそこから離れた。

 お昼はまたもサンドウィッチ。

 地下鉄に乗りまた元来た方向へ戻り、次に行ったのがテイト・ギャラリー。ここのショップでもお土産を買おうかと思ったのだが、良さそうなステーショナリーセットがメイド・イン・ジャパンだったので何も買わずに出てきた。

夕方4時頃までにホテルに帰る必要がある。地下鉄に乗って寄り道は無しだ。なぜかというと、この日最大のイベントが待っているからだ。
 「ブラウンズでアフタヌーン・ティー」
これだ。

 もうすっかり夜なのにとちょっと思うところもあったが、そのたびに9時頃まで明るいし、いつもお昼が遅くなることを思い出した。
 予約の時間ちょっとだけ早くに入り口に着くと「えっ、早いよう」みたいな顔をされたがここの国民性からいうと当たり前なのかもしれない。ろくに英語も話せない東洋人は奥の窓からとっても遠い席に案内された。もちろん偶然で悪気はないのかもしれないが。こっちはそんなことを気にしない。出てくるものがうまければいいのだ。イギリスに来てからティーバック紅茶ばかり飲まされているから、もちろんここは期待する。そして、さすがに期待通りのものがきた。ケーキもおいしくっていっぱいあるし。食事じゃないのに量多いよなぁとか最初は思っていたがとにかくゆったりとくつろいでいていいのだ。十分消化して次に行くって感じで全然無理なくすべてをたいらげた。ただ、あまりにくつろぎすぎたのか、うちよりもかなり後に来た2人づれが残っていた以外、いつのまにかお茶の人はだれもいなくなっていた。
 大満足であった。さすが、お茶で5000円以上とるだけのことはある。

 さて、大イベントが終わって後は寝るだけなのだが、まだ外は十分に明るい。お店はどうせ5時にしまっているだろうが、最後にもう一度ロンドン探索に出ようととりあえず外に出た。案の定お店はどこも閉まっているがさすが異国の地である。町並みを見ているだけでも面白い。適当な方向に歩き出した。目に付いた面白そうな景色の方に進んで行くので面白くないはずがない。しかし、少し暗くなり始めた頃、はたと自分がどこにいるのだろうとちょっと心配になった。まぁ、ロンドン市内で迷子になるってこともないが、最悪地下鉄の駅探しになる。まだ真っ暗ってわけではないのだから、もう少し景色を楽しむためになんとか来た道を思い出して歩いて帰ることにした。途中ちょっと覚えのない通りも通ったが、それはそれで面白く無事徒歩でホテルまで帰ってきた。明日は早いので早く寝ることにする。

 モーニングコールで起こしてもらって、まだ6時前だっていうのにホテルを出た。高いのにもったいない。でも、飛行機の時間にはそうしないと間に合わない。遅れたらどんなに高くつくことか。地下鉄で空港まで行く。一番の心配は飛行機がちゃんと出発するか?である。来るときは、遅れても観光の時間が短くなるだけで済むが(もちろんショックは大きい)帰りはそういうわけにはいかない。空港に着いて確かめ、朝食をとりながら確認し、お土産を買いながら案内板を気にしていた。
 そして、ヒースローを後にした・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・アムステルダムで立ち往生ってのはないよねぇ、きっと。(祈り)


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