さよなら2ci

 何年前に買ったんだっけ。もう忘れてしまったな。それぐらい昔だ。Macintosh2ciを買ったのって。

 テレビ画面のキャプチャーがしたくて別にビデオボードも買って、ハードディスクはかなり無理しての230MB、メモリはいくらだったかなぁ。他にソフトも一緒に買ったけども、とにかく全部で90万以上ものお金を一括で支払ったのを覚えている。あの頃はホント夢のようなマシンだった。その後もいろいろ周辺機器を繋げてソフトを買って、どんどんパワーアップをさせていった。全部でいくら使ったのか想像するのが怖い。

 この大切に酷使してきた???2ciだが、ついに捨てることになった。これまでも何度かの処分の危機をなんとかくぐり抜けてきた2ciだが今回の大処分大掃除は避けれなかった。さすがに図体は大きいし、もう性能が今のパソコンと比べものにならなくなってきているしで、ただでさえ狭い我が家でわりと大きいスペースをとり続けるには問題があった。そしてついに捨てる覚悟を決めた。値段もそうだが、ずっと家にあったものがなくなるのは寂しい。自分では結構大きな決断をしたつもりでいる。

 2ciと14インチディスプレイが我が家から消えた。しかし今、その実感があまりない。というのも、なぜかいまだに家の中がまったく片づいていかないからだ。2ciの置いてあった場所にはもうすでに別のものが置いてあって、それが元あった場所はその分片づいているはずなんだが、なぜか家の中全体を見回すと、2ciだけでなく、今回の大処分大掃除でかなりのものを処分したにも関わらず何処も物が減ったという感じがしないのだ。

 片づけるのがへたなのだろうか?それとも元々物が多すぎたからなのだろうか?このままでは、残されたLC475の運命もかなりヤバそうだ。

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