3.指を描く
指の描き方-箱と筒と卵の術
手を描くにあたってデッサンが狂いイライラするのはみーんなこの指のせいなのです。
悪口を言ってやりましょう。「いつも邪魔しくさってこのアホー!」
私も含めて指描くのがごっつ嫌いという方は沢山いらっしゃると思います。
しかし、この山はどうにも避けては通れないのです。
和解しましょう。共存しましょう。
とはいえ、まったく手が出ないという訳でもありません。いい方法があります。

伸ばした指を描く
指を真直ぐ伸ばした時、第二関節がわずかだけど脹らんでいるんだよ。ただとても美しい手をしている方はほとんど脹らんでいないけど、わずかに膨らました方が手の指っぽく見えるんだ。そこで、左の図を見てみよう。指の筒を描いたら第二関節あたりに楕円の卵を入れるつもりで描いてごらん。とても人間の指っぽくなるでしょ。試してみてね。(^^)これがたまごを入れようの術さ。

箱を利用して指を描く
この描き方は積み木をくっつける感覚ですすめよう。
この形だけでなくいろいろなパターンを自分で想像して描いてみよう。
角を削って指にする。簡単だよね。
もちろん面でとらえることも忘れないでね。

第二関節の位置をポイントにして描く。
2対3の法則と箱を意識して描く方法なんだ。
第二関節の突起を少し大きめに描くようにしてデッサンしてみよう。大丈夫だよ、左の手の指を見てみよう。下の絵に近い形が見えるよね。見て観察してスケッチブックをいっぱい汚そうね。
先に箱でしっかり正確にデッサンしよう。
箱のデッサンに時間を割き形を整えてから細部を描き込む。
そして注目するのは第二関節の突起。
手のデッサン課題その二
スケッチブックに日付けをつけてデッサンしようね。
下の絵のように最初は簡単に簡単に、いろいろなものに置き換えて描こうね。
よく見て書き写そう。
下の手の形は指が少し隠れがちで見えなくなるので、2.の分解図をみてそれぞれの指の位置を把握しておこうね。この手のポーズは1.のようにうすっぺらい紙でとらえた方が上手く描けるよ。これもよく見て描き写してみようね

電気を食ってるのか、ぬう、いったいどんな奴なんだ!