顔を上手く描くコツは、まずひとつひとつのパーツを簡単にして位置をしっかり確認してからすすめよう。
薄く下絵をつくってから描いた方がデッサンのくるいは少なくなるよ。
さあ! 今までしてきたことの総仕上げだよ。だしきろうね。

上の挿し絵を見てね。ここまではできるようになったかな?
ここからは更に骨と肉をつけて人間らしくいこう。
球を想像してみて。そして右上の挿し絵をイメージして球を削り取ってみよう。イメージを頭に浮かべて描くことに慣れていこうね。大丈夫だよ。
  • いままで練習してきた箱のような顔に上のイメージをかさねてみよう。
いままで練習したマネキンの顔をけずっていくよ。球のイメージを思い出して。 目をいれて鼻をととのえて輪郭もけずって調整しよう。
出来上がり。ちよっとむずかしいかな。

さあ! 鉛筆持って、チャレンジしようね、大丈夫だよ
3.上の図のように新しい曲線を後ろからまわす。この時点で1の直線は薄くしておく。更に頬を削る線を両方に描こう。 4.削った球を思い出して、上図のように顔に当てはめてみよう。この状態での顎の横幅を確認する。
2.顔を整えて、ここまでは同じだよ。まゆ毛の両サイドAとBとするね。数学じゃないよ。
1.半円を描いて図のように直線を下ろす。
5.目鼻口をしっかり描き込もう。顎の幅を更にせまくして顔を整えて男前にしていこう。顎の幅はせまくする程女性的に見え、逆に広くすれば男性的な精悍な顔だちになります。自分の好みでいろいろ試してみようね。 6.そして出来上がり。途中まではいままでの方法だからね。あまりとまどわないでね。
少し角度がついた顔を描こう。
角度がついたら半円は立体的に見せなくてはいけません。楕円を薄く描いて半球を綺麗にデッサンしたら上図のようにポイントをとろう。 ここまでは同じだよ。できたかな? さあ、頬を削る基本線を両方に描き込もう。
上図をよく見てね。矢印があるよね、その長さを両方取ってみよう。デッサンが安定するよ。 目鼻口を整えて行く。顎の幅をせまくして顔を調節しよう。 顔に影を入れ更に描き込んで、頭髪のラインを薄く引く。
髪の毛描いて出来上がり。難しく考えないでね、前ページのマネキン顔が少し傾いただけだよ。

注・・・上部のイラストは一つずつ描いてありますので多少のデッサンの狂いは了承してくださいませ。