みなさん、ここからすべてが立体的なモノになっていくから頭の中を切り替えてね。おじいちゃんおばあちゃん、わからなくなったらとにかく絵をよーく見てね。慣れてきたら大丈夫だよ。

ここは少し鉛筆をおいてしっかり顔のメカニズムを理解してね。


簡単コーナーで描いた顔は正面から見たところだったよね。今度は正面画を立体的にとらえるよ。頭の中に幼い頃に遊んだ積み木を想像してみてね。
正面
ここから少しややこしくなるけどがんばって。
上の図を見てね。人のお顔を正面と側面からとらえているのがわかるでしょ。顔にラインがはいっているのは、分解して一つ一つのパーツ、積み木として考えて欲しいからなんだ。今の段階で頭蓋骨から説明するとかなりむずかしく感じてしまうのでパーツをブロックごとに分けて、積み木を重ねるような気持ちで取り組んでね。

顔を立体にとらえてみて、一周してみるよ。どんな感じかを君の頭の中にイメージしてみてね。

こんなの描けないよって、考えてるおじいちゃんおばあちゃん、大丈夫だよ。魔法のように描く方法があるんだ。でももう少し顔のしくみの説明をみてね。
顔は球体にお面が張り付いていると考えてみてね。そうするとあらゆる角度の顔が容易に描けるようになるんだ。右の図を見てみて。顔をブロックごとに分解してるでしょ。頭の上の部分、お面の部分、後頭部の部分、こうゆう風に分けると少しはイメージがわいたかな。