[ Go HOME ] MS-Windows 95/98 設定
※ 常套句ですが、動作を保証しているものではないので、各人の責任において処理してください。

[Q] IBM ThinkPad535 (2606-MF9) : Windows95/4.00.950a から Windows98/4.10.1998 にアップグレードしたら、サスペンド/ハイバネーションからの復帰に、やたらと時間がかかるようになった。

CPU: Pentium 133MHz
2nd Cache: non
Memory: 40MB
FileSystem: FAT32
BIOS upgrade 済み

[A] 電源管理の方法が変更されたらしく、Mwave と干渉しているようだ。
  日本IBMのサイト から、tb9ap2.exe ( Windows98用Mwave修正ディスケット Ver.1.00 ) というファイルを取り寄せ、インストールすることで、サスペンドからの復帰:約1分30秒、ハイバネーションからの復帰:約2分程度になる。

 また、 IBM のサイト から、mwpatw98.exe ( Mwave Fix Diskette for Windows 98 Ver.1.00 ) というファイルを取り寄せ、インストールすることで、サスペンドからの復帰:約10秒、ハイバネーションからの復帰:約40秒程度になる。

 ちなみに、コールドブートに要する時間は、約1分20秒。

[ Go TOP ] [参考資料:NIFTY SERVE:FIBMTP1/MES8 ]


[Q] MS-Windows98 を新規セットアップしたら、Fax 機能が使用できなくなった。

[A] 仕様のようだ。
 ただし、CD-ROM の \tools\oldwin95\message ディレクトリにある awfax.txt 及び wms-fax.txt を参照し、必要なソフトをインストールすることで、Fax 機能を使用することができるようになる。

[ Go TOP ] [参考資料:awfax.txt、wms-fax.txt]


[Q] CD-ROM ドライブを装備していないノート PC において、MS-Windows 95/98 を CD-ROM から、クリーンインストールするためには何を用意すれば良いか?

[A] ノート PC の pcmcia-cs を、MS-DOS モードで利用できるようにする必要がある。
 そのためには、メーカで用意された pcmcia-cs 用のデバイスドライバを組み込む必要がある。
 IBM ThinkPad 535 MF9 では、「ThinkPad 535 PCカード・ディレクター・ディスケット DOS/Windows3.1 用」が提供されている。

 その他に、CD-ROMドライブに付属(または別売)の pcmcia カードを利用するためのデバイスドライバも用意する。

 例として、ThinkPad 535 MF9 及び Panasonic KXL-800 用のブートディスクの内容を示す。


> dir a:
 ドライブ A: のボリュームラベルはありません.
 ボリュームシリアル番号は 2349-12FD
 ディレクトリは A:\

COMMAND  COM       118,164  98-06-12  20:01 COMMAND.COM
ANK19    FNT         4,864  98-06-12  20:01 ANK19.FNT
ANK16    FNT         4,096  98-06-12  20:01 ANK16.FNT
BILING   SYS         3,175  98-06-12  20:01 BILING.SYS
FDISK    EXE        79,948  98-06-12  20:01 FDISK.EXE
HIMEM    SYS        36,647  98-06-12  20:01 HIMEM.SYS
JDISP    SYS        22,664  98-06-12  20:01 JDISP.SYS
JFONT    SYS        22,790  98-06-12  20:01 JFONT.SYS
JKEYB    SYS        22,503  98-06-12  20:01 JKEYB.SYS
JKEYBRD  SYS         1,494  98-06-12  20:01 JKEYBRD.SYS
KANJI16  FNT       260,576  98-06-12  20:01 KANJI16.FNT
FORMAT   COM        65,143  98-06-12  20:01 FORMAT.COM
IBMDOSCS SYS        42,496  96-07-08   3:14 IBMDOSCS.SYS *1
DICRMU01 SYS        12,807  96-07-08   1:29 DICRMU01.SYS *1
IBMDSS01 SYS        16,502  96-04-03   2:03 IBMDSS01.SYS *1
ASPIOMGR SYS         8,914  96-12-27  11:31 ASPIOMGR.SYS *2
KMECD    SYS        12,921  95-11-02  15:40 KMECD.SYS    *2
XCOPY32  MOD        53,248  98-06-12  20:01 XCOPY32.MOD
XCOPY32  EXE         3,958  98-06-12  20:01 XCOPY32.EXE
MSCDEX   EXE        25,878  98-06-12  20:01 MSCDEX.EXE
AUTOEXEC BAT            20  98-10-25  12:31 AUTOEXEC.BAT
CONFIG   SYS           284  98-10-25  13:08 CONFIG.SYS
XCOPY    EXE         3,958  98-06-12  20:01 XCOPY.EXE
CHKDSK   EXE        38,736  98-06-12  20:01 CHKDSK.EXE
MEM      EXE        36,930  98-06-12  20:01 MEM.EXE
SCANDISK COM         2,059  98-06-12  20:01 SCANDISK.COM
SCANDISK EXE       146,826  98-06-12  20:01 SCANDISK.EXE
        27 個          1,047,601 バイトのファイルがあります.
         0 ディレクトリ109,568 バイトの空きがあります.

# *1 は IBM の、*2 は Panasonic のドライバ類。


> type config.sys
device=himem.sys
devicehigh=biling.sys
devicehigh=jfont.sys
devicehigh=jdisp.sys
devicehigh=jkeyb.sys /106 jkeybrd.sys
REM --- IBM PCMCIA card service ------
device=ibmdss01.sys /s0=1
device=ibmdoscs.sys
device=dicrmu01.sys /MA=c800-cfff
REM --- Panasonic PCMCIA-CS ----------
device=aspiomgr.sys /port=300
device=kmecd.sys    /d:PCMCIACD
REM ----------------------------------
lastdrive=M

> type autoexec.bat
MSCDEX /D:PCMCIACD

※ 同内容(カード固有のものに差し替え)で、Panasonic Let's Note AL-N1 でも使用可能でした。

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