No.010-Furoku
テーマ
合体する化け物札のコストパフォーマンスを考える
それぞれ、同様の妖力や特殊能力を持つ単体の化け物札と比較して、どのようなメリットがあるのか、あるいはないのかを考えてみよう。 |
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合体の化け物は、その召喚値が同レベルの単体の化け物と比べて安いのが特徴だ。 「骨鯨」は妖力7+〈貫通〉の「山精」よりも無色の召喚値が一つ分安く、また〈生け贄〉を必要としない。「提灯お化け」は妖力7+〈飛行〉の「九尾の狐」と比べ、色の召喚値は1つ多いが無色が2つ少なくて済む。「がしゃどくろ」は妖力7で能力無しの「赤えい」よりも、やはり無色の召喚値が一つ分安い。 「骨鯨」には召喚値が同じ「色2無5」で妖力7の化け物もいるが、これらは全て生け贄を必要とする上に、「手洗い鬼」以外は特殊能力を持たない。 妖力7以上の化け物は「鬼太郎」を除く全てが〈生け贄〉を求めるが、〈合体7〉の化け物2体は、それが必要ない。場に2枚出さなければ〈合体〉できないデメリットと、〈生け贄〉いらずで召喚値も安いメリットのどちらを選ぶか、それが〈合体7〉を使いこなすポイントとなる。 |
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合体 青 骨鯨 7 貫通 憑1 青2無5 単体 黄 山精 7 生け贄1貫通 憑1 黄2無6 |
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基本的な特徴 −召喚値が安く済む− は、妖力7の化け物と同じだ。 「海坊主」と同じ「色2無3」で召喚できる化け物は4体いるが、内3体は〈防専〉である。〈防専〉は攻撃に参加できない分だけ召喚値が安いのだ。残り一体は「砂かけ婆」で、特殊能力は、ない。 「たんころりん」はやや事情が違う。〈先制〉と〈対空〉を併せ持つ「赤舌」が、やはり「色3無3」で召喚できるのだ。ここは、「たんころりん」の〈治癒〉とどちらを選ぶかという問題になるが、〈治癒〉は妖力の高さに全く関係のない能力であるため、わざわざ合体させてまで使う値打ちがない。しかもどつくだけなら妖力6で能力無し、同じ緑の化け物「わいら」が、数は同じだがより自由度の高い「色2無4」で召喚できる。ずばり「たんころりん」は合体する化け物としては中途半端だ。〈治癒〉を使うなら片方の「たんころりん(左)」だけで十分だが、これも同じ緑の「いきすだま」の方が召喚値も能力も優れているため、いずれにしても緑デッキにおける「たんころりん」の出番はないだろう。すまん、「たんころりん」、きみは一生鑑賞用ファイルの中で過ごしてくれ。 |
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合体 青 海坊主 6 対空 憑1 青2無3 単体 黄 山男 6 対空 憑1 黄2無4 黄 畑怨霊 6 防専 憑2 黄2無3 青 沼御前 6 防専 憑2 青2無3 赤 心火 6 防専 憑2 赤2無3 緑 砂かけ婆 6 無二 憑1 緑2無3 合体 緑 たんころりん 6 治癒 憑1 緑3無3 単体 赤 赤舌 6 先制対空 憑1 緑3無3 緑 わいら 6 憑1 緑2無4 |
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基本的な特徴 −召喚値が安く済む− は、妖力7や6の化け物と同じだ。 妖力5の化け物には、最も召喚値が安い「塗壁」がいるが、これは〈防専〉のため、攻撃に使える化け物としては合体した「おとろし」が一番安上がりだ。 ただ「おとろし」の特殊能力は〈召喚〉。妖力の高い化け物でこの能力はないだろう。おそらく「おとろし」の〈召喚〉は緊急非難的な使い方になるだろうが、それでも召喚値の安さに魅力を感じるならば、デッキに入れてもよいだろう。 同様に、合体した後は特殊能力が使いにくくなるのが「ブナガヤ火」。合体しなくても〈自爆1〉は有効なのだから、これは“たんころりん状態”だ。それなら無色1を足して緑の「釣瓶落とし」を使った方が妖力5を活かせる。あるいは同じ赤でもより出し易い「提灯お化け(右)」を使い、〈合体〉能力をちらつかせることで相手を警戒させた方がよさそうだ。相手が合体後の「提灯お化け」に備えて「音霊〈降魔〉」などを温存してくれれば儲けもの、そうでなくても妖力5で殴り合うだけなら「提灯お化け(右)」で十分だ。 「禅釜尚」は同様の能力を持つ「天井なめ」「ムラサ」との有利不利が微妙なところ。召喚値が全て黄色の「黄4」というのが悩みだ。もちろん黄一色デッキなら、一つでも召喚値の安い「禅釜尚」に軍配があがる。だが人間札が無色を一つだせる以上、大した違いはないように思われるのだ。これはもう好みの問題だろう。 |
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合体 緑 おとろし 5 召喚 憑1 緑2無2 単体 緑 塗壁 5 無二防専 憑1 緑2無1 合体 赤 ブナガヤ火 5 自爆1 憑1 赤3無2 単体 緑 釣瓶落とし 5 自爆1先制 憑1 緑3無3 赤 提灯お化け(右) 5 合体7 赤2無3 合体 黄 禅釜尚 5 対空 憑1 黄4 単体 黄 天井なめ 5 対空 憑1 黄2無3 青 ムラサ 5 対空 憑1 青2無3 黄 ぼろ布団 5 転生防専 憑1 黄3無1 |
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基本的な特徴 −召喚値が安く済む− は、妖力7、6、5の化け物と同じだ。 しかし、妖力4となると、わざわざ合体させて妖力を高める必要があるのかどうか、判断が難しいところだ。 「キジムナー」は〈先制〉を持つ方が妖力1なので、こちらは〈合体〉させないとほとんど使い物にならないだろう。しかし「平家一族の怨霊」の方は特殊能力が〈断末魔2〉だ。〈断末魔〉は、自分より強い化け物にどつき倒してもらわないと役に立たない。にもかかわらず〈合体〉して強くなってしまってどうするのだ。それならばおとなしく、同じ青の「人魚」でも出しておいた方がマシだろう。「平家一族の怨霊」は〈合体〉をさせずに「平家一族の怨霊(右)」だけを守備要員で使えばよい。 |
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合体 青 平家一族の怨霊 4 断末魔2 憑1 青2無1 単体 青 人魚 4 断末魔2対空 憑1 青2無2 青 舟幽霊 4 防専 憑2 青1無2 赤 煙羅煙羅 4 防専 憑2 赤1無2 合体 緑 キジムナー 4 先制 憑1 緑2無1 単体 青 磯なで 4 先制 憑1 青2無2 黄 精螻蛄 4 先制 憑1 黄2無2 緑 猿神 4 先制 憑1 緑2無2 |