How to play ULTRAGATE
「ウルトラゲート」の遊び方(その1)
カードを読む
とにもかくにもデッキを構築しないことには遊べない、これはどんなトレーディング・カード・ゲームでもそうですよね(^^)。ところが、闇雲に枚数だけ揃えればいいというものではないので、1枚1枚のカードに書かれている情報を読む、これが必須です。そこで、今回はカードの読み方の解説です。すでに御存じの方は読み飛ばして頂いてもかまいません(^^;。
まず、このカードゲームでは2種類のカードを使います。この2つの見分け方は非常に簡単で、裏の「ULTRAGATE」と大きく書かれた文字の色が違います。赤で書かれている方のカードは「テレイン(地形)カード」と言って、ベーシックセットを買うと必ず15枚セットで入っています。ゲームではこれを1セット必ず使うのですが、デッキには含まれません。ですから、これについては次回解説します。
もう1方の緑で「ULTRAGATE」と書かれているカード。こちらには特に呼び名が無い(^^;ので、仮に「ドローカード」とでも呼びましょうか。これがデッキに使用するカードです。それではさっそく、まずは下の図を御覧下さい。
●カードの大分類:小分類 | このゲームで使用されるカードには、大きく分類すると3つのタイプがあります。また3つの大分類にはそれぞれ、いくつもの小分類が設定されています。こういった分類でどれに当たるのか、それがこの部分に書かれています。 「ジュニア・ルール」では、使用できるのは『キャスト』という大分類のカードのみになっています。「公式ルール」では、『キャスト』以外の2つ(『ウェポン』と『エフェクト』)も使用できます。 |
●チャージング・コスト | これは「ジュニア・ルール」では使用しません。「公式ルール」では使用しますので、説明はその時にすることにします。 |
●地形適性 | これは、その『キャスト』がどの地形に適しているのかをアイコンで表わしています。適していない地形では、弱くなったり使うこと自体できなかったりしますから、結構重要です。 上に書いた通り、「ジュニア・ルール」では『キャスト』しか使用できませんから、どのカードにもこれが書いてあります。「公式ルール」で使用する『ウェポン』と『エフェクト』については、レイアウトが微妙に違うので、また改めて説明することにします。 |
●速さ | これは、そのキャストがどのていど身軽なのかを数値で表わしています。数値が大きい方がより身軽だという意味です。『−』という記号しか書かれていないキャストもいますが、これについては後述。 速さは、戦闘の際に重要な意味を持ちます。 |
●攻撃Pt/防御Pt | これは、そのキャストの強さと硬さとを数値で表わしています。数値が大きい方がより強く、より硬いという意味です。キャストは戦闘で自分の強さの分だけ相手にダメージを与え、自分の硬さに等しいダメージを受けると死にます。 |
●カードタイトル | そのカードの名称が書かれています。 |
●アビリティ | キャストはそれぞれが様々な能力を持っていますが、中でも比較的一般的な能力のことを「アビリティ」と言います。詳しくは項を改めるとして、ここではやはり戦闘の際に重要なのだと理解していただければOKです。 |
●特殊能力 | この欄には「アビリティ」以外の、そのキャスト独自の「特殊能力」があれば、記されています(無いキャストもあります)。が、「ジュニア・ルール」では使用しません。ですからこれも、説明は「公式ルール」の時にすることにします。 |
●キャスト名 | そのキャストの名前が書かれています。 |
●召還コスト | このキャストを手札から場に呼び出す為に必要となるコストが、ダイスの色と出目で表わされています。出目が大きい方が呼び出しにくく、キャストによってはダイスが2つ必要なものもあります。 |
さぁ、これで少なくとも『キャスト』カードの読み方についてはおわかり頂けたかと思います。「ジュニア・ルール」で遊ぶ分にはそれで十分です。が、これだけではまだデッキは構築できませんね(^^;。読み方がわかったら次は選び方になるワケですが、これを会得するにはまず、実際のゲームで各『キャスト』カードがどのような働きを見せるのかを理解する必要があります。そこで、次の段階ではまず「プレイの流れ」を御紹介します