「若゛もん嫌い2」(2000/05/19号)
私が「最近の若いもん」が嫌いなことは何度も書いていることであるが、
今日も今日とてまた馬鹿ものどもに朝っぱらから嫌な気分にさせられた。

うちの近所に有名な女子中学・高校(大学もある)があるが、
ここの生徒がひどい。
高校はもうホステス予備軍のような連中ばっかりだが、
中学はまだましかと思っていた。
しかし、今日の一件でその思いも吹っ飛んだ。

家から地下鉄の駅に行くまでの間に細い道があるのだが、
この馬鹿どもは、こういうところでも平気で横並びして歩きやがる。
いつもある程度までは避けるが、一定以上は避けず、
それでぶつかる時は思いっきりぶつかってやる。

今日も同じ情景になったので少し避けたら、そこに昨日の雨の残りの
水たまりがあり、それを踏んでしまって水が跳ね上がった。
それで自分の靴も濡れたが、すれちがった馬鹿の靴にもかかったらしい。

その時である。まるでどこぞおっさんのような大声でそいつらの中の1人が
騒いだのは。
そもそも狭い道でも横一杯に歩こうとするそいつらが悪いのに、
自分の非を差し置いて騒ぐわけだ。

少しでも避ける素振りがあれば、また中学生らしいというか、常識人としての
反応であれば謝りもしたが、余りに腐っているのでかえって怒りがこみ上げる
位であったのでそのまま行きすぎた。本当は、振り返って、追いかけて行き
殴りたかったのであるが。

昔は「駄目」と言われた高校でも、最近は非常に良くなったところもあるが、
反面伝統校の凋落もある。(生徒が減る昨今、生徒数を確保するには学校を
魅力あるものにしなければならず、それに真剣に取り組んだ学校の中には
最近急激に評価が上がったところがある。)
特に伝統にあぐらをかいている有名校なんぞ、もはや意味がないと言うことだろう。

私も吹っ切りが悪い方なので、今日一日そのことで嫌な気分になってしまった。
そしてこうしてネタにして憂さ晴らしをするのである。

だめである。
もう中学生も腐っている。
濃いつらも今の社会、自民党政治の被害者と思えば同情する部分もなくはないが、
やはり、それにしても、余りに駄目すぎる。

一度今の若い連中には徹底的な情操教育が必要なのではないかと思うところである。
「命の大切さ」「節度」「我慢」などを教えると言うより、
体に染み込ませるのだ、いかなる手段を取っても。

そうしなければ、日本に未来はない。
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