「秋の気配」(2000/09/04号)
日中はまだ暑い今日この頃だけど、やはりそこかしこに秋の気配は感じる。
蝉が鳴くなくなった時。
今でも木が多い場所での日中には鳴いているけど、夏の盛りのように朝から
ワシワシ鳴くのはなくなった。そう熊蝉がいない。
熱帯夜でない時。
うちはクーラーなしだから良く解る。
夜中中蒸し暑かった頃から、夕はまだでも朝は窓を閉めなければ
涼しく感じるようになった時秋の近づきを感じる。
田圃が黄金色に染まる時。
毎日田圃のど真ん中の道を通っているわけだが、ある時までは一面緑だった
田圃が急に全部黄金色に染まることがある。
その様は実に見事で美しい。
田圃によって色づき時期が違うのは、植えた時期が違うのか種類が違うのか。
そういえば、大阪市内に勤めている時には秋を感じるのは女性の服装位
(ノースリーブの人が減る)だったかも知れない。
今はそれはないけど、自然の変化は実に微妙であり、見ていて飽きない。
子供にはこういう物を見せなければ。
人間の作ったゲームをやっていては発想力は豊かにならない。
所詮他人の発想の範疇でしかないからだ。
自然から学べることは無限だ。
IT教育やら英語教育より、自然学習の方がずっと重要だと思うが。
そして、こんな風景を見たら、自然破壊をしようなどと考えは
しないと思うんだが。