「白馬旅行記3」(2005/04/18〜08/08号)
白馬旅行も3年目、もう毎年恒例となったが、
今年は初めて家族を連れて行った。

今までは休みの都合もあったが、山登りになるので子供を連れて行って
大丈夫か?と言うのがあった。
が、今年は上の子も小学校に入ったことだし、何とかなるのではと思い一緒に行った。
一人で行くのと家族で行くのとでは行き方も変わる・・・はずである。
ということで、「家族向け白馬旅行記」である。

更に今年は、各種新装備も用意した。
それらの効果はいかに。

例によって、以前の白馬旅行記で書いたことは細かく説明しないので、
それも合わせ読むと良いだろう。
(白馬1:http://www.asahi-net.or.jp/~YY8A-IMI/20040913/ryokou/hakuba1.htm)
(白馬2:http://www.asahi-net.or.jp/~YY8A-IMI/20040913/ryokou/hakuba2.htm)

白馬2と同様に、これに行った前後で非常に忙しかったため、
なかなか書けなかった(書き始めたのすらほぼ1月後)。
ということで、細かいところが抜けていたりするが、そこは
「気になるなら行ってみて確かめてくれ」である。

なお、行ったのは9/23(木)〜26(日)である。

        ・・・振り子列車・・・

大阪・京都方面から列車での白馬行きには2つの行き方がある。
1つは名古屋から中央線、大糸線を経由するコース、もう1つは
北陸線糸魚川から大糸線で下るコースである。

一番早く着くという条件で調べると以下の様になる。
(2004/10/19現在)

名古屋コース
        06:16           新大阪
         ↓    新幹線のぞみ102号
        07:07           名古屋
        08:00
         ↓     特急ワイドビューしなの3号
        09:49           塩尻
        10:13
         ↓    特急あずさ3号
        11:25           白馬

        5時間09分/434.4 km/13220円

糸魚川コース
        07:46           新大阪
         ↓     特急サンダーバード3号
        10:19           金沢
        10:48
         ↓     特急北越3号
        12:17           糸魚川
        12:21
         ↓     大糸線(糸魚川→南小谷)
        13:17           南小谷
        13:34
         ↓     大糸線(南小谷→松本)
        13:55           白馬

         6時間09分/447.9 km/12250円

距離は大差ないが、所用時間はちょうど1時間違う
(到着時間は2時間半違うが、出発が1時間半異なるから)。
値差はおよそ1000円。
糸魚川コースの方が距離が長いのに安いのは、乗る特急が1本少ないからである。
南小谷から白馬はあまり遠くないので、糸魚川コースで時間を最優先するなら
南小谷から白馬までタクシーに乗るという手もある。1人あたり1000円安いので、
家族ならこれでも糸魚川回りの方が安くなるはず(JRの料金は南小谷でも白馬でも変わらない)。
まあ、せいぜい20分早くなるかどうかであるが。

今回は名古屋コースを取った。理由は「出来るだけ早く着きたかった」からである。
しかしこの判断が、このときの体調にしては間違いであったことがやがてわかることになる。

新幹線は大丈夫。さほど揺れないし、名古屋までは50分ほどである。
問題は次の「しなの」。

ワイドビューしなのの車両、383系は制御付き自然振子式である。
(車両形式についてはこのあたり参照→
http://www.n-sharyo.co.jp/business/tetsudo/pages/jrc383.htm
http://www.uraken.net/rail/index.html)
振り子式は、主にカーブでの通過速度を向上させるために開発された車両で、
日本独特の物ではないが、日本は特にカーブが多いため多く採用されている
(ちなみに、次世代東海道・山陽新幹線、N700系にも採用される)。
詳しい説明は省略するとして、振り子はカーブで揺れる。正確には「揺れる感じがする」。
理由は、現在の振り子式では重心が立っている人の頭近くにあるため
重心がその位置にない状態=座っていると確実に揺れる感じが体に感じられるのだ。
体のバランスを関知する三半規管に重力加速度がかかるためそうなるのだ。

先日(2004/10の話)NHK BSでやっていたJRの特急の番組の中で
「振り子はカーブでの乗り心地を良くする」と言っていたが、
あれは絶対に嘘だ。振り子はよほど体調が良くないと酔う。
(以前JR九州の白いSONIC 885系に乗って吐きまくったことがある。)

この日も直前までの大残業続き(家に帰り着くのが23:30)
&子供会のちらし作りで深夜(3:00過ぎ)までの作業がたたって体調が悪かった。
こういうときに振り子に乗ると効果覿面だ。出来るだけ頭を揺らさない様に座席に
押しつける様に座っていたが、それでもかなり来た。
私だけではない。普段は滅多に酔わない家内も、子供もみんな酔ってしまった。
さらに、このとき乗った車両は禁煙車両ではあったが臭い車両の隣であり、
空気が悪い分余計に気分を悪くした。
疲れているときに振り子列車は禁物だ。
来年は絶対に糸魚川回りにする。
(大糸線、糸魚川方面もおもしろそう。駅は全部無人の様だけど。
http://www.asahi-net.or.jp/~pb3i-itkr/)

        ・・・

しなのは塩尻まで。
塩尻駅は6号線に入る。しなのの長野行きのホームである。
では5号線は何かというと、しなのの名古屋行きなのである。
乗り換えるあずさ、松本白馬方面は2号線。でその隣1号線があずさの新宿行き。
乗り継ぎで考えれば、多くがしなの−あずさだろうから、
今回、てっきり隣のホームにあずさが来るもんだと思って待っていたが、
どうにもおかしいので調べたら2号線だった。
乗り継ぎ時間が少しあったので助かったが、短かったら絶対に乗り遅れてる。
この配置は最悪である。もう少し考えてくれ。
ちなみに塩尻駅は標高717m。結構高い。

あずさ(南小谷行き)はE257系(http://www.jreast.co.jp/train/express/e257.html)。
綺麗だが安っぽい作りである。これはJR東日本の特急列車全般に言える傾向。
特につなぎ目(連結部分ではない)を見るとそう思う。リベット接合が丸見えだし、
隙間だらけである。
「車両のリサイクルを第一に考えて設計されているから」と聞いたことがあるが、
特急なんだから、もう少しきっちりしていても良いと思うぞ。
座席も安っぽいしなぁ。
これに比べればJR西日本のサンダーバード(681/683系)やJR九州の
白いカモメ/ソニック(885系)の出来がいかに良いか。

こいつは振り子式ではないので大丈夫。でもさっきの余韻でまだ気持ち悪い。

松本で後ろ2両(1/2号車)を切り離し9両で南小谷に向かう。この先は単線である。
(松本から先が大糸線。)

白馬駅まで迎えに来てもらってまずはホテルへ。
「あのホームページ、局長さんのですよね?」
おぉ!!なんとホテルの人に「白馬旅行記1」を読まれていたらしい。
一般の人が読んでも人物が特定されることはないけど、
わかる人にはわかる書き方をしていたので、やはりわかってしまった様だ。
まあ、悪い評価は出していなかったのでかまわないが。

ちなみに、今まで書いたところから話を聞いたのは2回。
どちらも高い評価をしているので気まずさはなかったが、
それなりに読まれてはいるんだなぁ、と思った次第。
いい加減なことは書けない(とか言いながら時々書いてるけど)。

今年は荷物の都合で望遠鏡を持ってきてないが、
ホテルの子供さんには「望遠鏡のおじさん」で覚えてもらっていたようである。
(今年はほとんど晴れなかったので、望遠鏡は持ってきてても無用の長物となっていただろう。)

        ・・・Hakuba47・・・

ホテルに着いてもまだ体調は戻らないけど、かといってせっかく出来るだけ早く
来たのにこのままホテルで寝込むのもあまりにもったいない。
でも昼からでは八方に登るには時間が足りない。

そこで、かねて調べてあったHakuba47のハイキングコース
(http://www.hakubagoryu.com/green/pdf/hakuba47.pdf)へ行くことにした。
始めて行く場所である。
本当は五竜からHakuba47へ下るコースへも行ってみたかったのだが、
どうもかなり急な坂があるらしく「健脚向け」とあったのでやめた。

その前にまずは腹ごしらえ。
行ったのは白馬2で紹介したそば屋の「まえだ」。
そこである事件への伏線があったのだが、それについては後述。
「兎にも角にも不快な食事であった」とだけ、まずは書いておこう。

そうそう途中の坂道で、バッタが産卵しているのを見つけた。
見つけたのは子供だが、興味津々であった。
こういう自然の営みを見せるのはとても良い。
しかし、こんな道路のつなぎ目になんか産卵してもうまく孵化しないんじゃないかなぁ、
と思うのであった。

八方のバス停に向かう。
3日通し券(白馬山麓フリー切符;大人4500円、子供半額)を購入するためである。
これも白馬2で紹介したが、八方と栂池に行くならこの券を買った方が得。
「Hakuba47もこの券に入っている」ので買った。
なぜ「」に入れているかはおいおい解るであろう。

ここからタクシーでHakuba47まで行こうと思ったが問題が。
タクシーがいないのだ。すぐ近くの道に出ても来る気配がない。
そう、このあたりはタクシーが非常に少ないのだ。
(バスも少ないが。)

で、結局八方のゴンドラのところにはいつもタクシーがいるので、
そこまで戻って拾うことにした。家族はバス停に残して。
このあたりで確実にタクシーを捕まえるには、いつもタクシーがいる場所を
知っているか、あらかじめ呼ぶしかない。
要注意である。

結局、予定よりだいぶ遅れて(2時間くらい)47に向かう。
この時点ですでに14:30を回っている。
ゴンドラは平日は16時くらいまでしか動いてないと思うから、
向こうに着いてもあまり回れないかもしれない。

タクシー代は八方ゴンドラ乗り場から2170円(本当はこれは帰りの47からホテルまでの料金)。
最短コースを通ってくれるし(舗装されていない道路まで!)、何よりも完全禁煙なのがすばらしい。
帰りは迎えに来てもらったが、迎え料は180円固定。
迎え料が運賃全体に何%増しという大阪の愚劣さに比べれば
きわめて良心的(ちなみに京都市内は多くが無料)。

「Hakuba47」、こう書いて「白馬フォーティーセブン」と読む。
白馬は解るとして「47」とは何か。
行きに乗ったタクシーの運転手さん曰く、「高速の豊科ICから47キロの位置にあるから」
だそうな。案外安直な命名。

バス停で買うフリー切符は実はそのままでは使えない。
最初登り場で正式な券に引き替えてもらい、さらに発行日の印を入れてもらう。
この日から3日間がフリーとなるのだ。
券を引き替えはんこを押してもらいゴンドラに乗り込む。
およそ5分で上に着く。
(普通に買えばゴンドラが大人往復1400円、子供半額。)

ここからハイキングコースに入るのだが、その前にこのあたりの紹介を。
(http://www.hakuba47.co.jp/)
ここにはMTBで走るコースや、子供向けにはスペースシャトル(だったと思う)の
空気滑り台(わかる?)などがある。
パラグライダーの教室もある(1日¥9450)。
後でもらったパンフレットによると、このほかにも魚のつかみ取りや渓流釣り、
子供向け公園やインラインスケート場などもある。
ピザ&パスタハウスもあるそうだ。
そのあたりには何人か人がいる様であったが、閑散としている感じではあった。
(理由は後でわかる。)
まあ、雨上がりのまだいつ降るかわからない様な天気なので仕方ないだろう。

さて、ゴンドラを降りても本当に何もない。
ハイキングコースがあるのだが、派手な標識があるわけでもなくわかりにくい。
そういえば、ゴンドラに乗っている人は他にいない。

カモシカの散歩道という所からハイキングコースへ入る。
散策コースはウッディーコース(15分)とロッキーコース(60分)と書いてある。
この時点で3時をすぎていたが、ゴンドラが止るのが4時半ということで
約1時間半ある。この時間を考慮してロッキーコースを行くことにした。
あまり早く降りすぎてももったいない・・・ということもあるが、
ホテル近くで時間をつぶせる場所がないので、できるだけここで過ごしたかった。
このときは、「1時間のコースだから、1時間半もあれば余裕だろう」と思った。
地図で見ても大してきつそうではないし。
その判断が甘いとわかったのはだいぶ進んでからである。

コースはすべて森の中である。
今日は更に曇天なのでコース内はだいぶ暗い。
懐中電灯が必要なほどではないが。
この日は雨上がりだったので足下は緩かったが、ぬかるんでいると言うほどではなかった。
地面が腐葉土の様で水を吸うのだ。
栂池のぬかるみを知っていれば、ここの足場はずっとましだと言える。
でもそもそも湿度が高い場所の様である。各所に大小色とりどりのキノコを見ることが出来た。
子供たちを歩かせるには、こういう物で気を引くのが一番良い。
本当は、キノコの種類が分かれば取って帰りたかったが、
さすがにキノコは怖い。やめておいた。
(後で考えれば、とりあえず適当に採取して、ホテルの人に判断してもらって
食べられるものだけ食べるという手もあった。)
また、湿気故かコース内にある木製の階段の多くが腐っていた。
あまり人が来ないのであろうか。

最初に目にするのは「炭焼き小屋」。
山肌に洞窟を掘り、その中で炭を焼いているのだ。
こういう日だからそこには誰もいないが、焼いた炭がいくつか転がっていた。
そこそこの品質だと見たが、持って帰って良い物かどうか分からなかったので
やめておいた(少なくとも見学は無料)。

このコースには他に殿岩・姫岩という巨岩や、石を抱いたように見えるミズナラの木がある。
川というか沢もある。
あるが、基本的に何かを見て回るコースではない。
歩くことを基本にしたコースであると言える。

ここは、アップ・ダウンという意味では八方、栂池、五竜よりも激しい。
まず最初はどんどん下り、ちょっと登って川が展望できる場所に出る
(その川が例のほとんど人工の川なので景色は良くないのだが)。
それからしばらく平らだが、その後一気に急な登りになる。
下った分すべて登り戻すと言うことだ。
ぬかるみはないが、階段が腐っている分歩きにくいし、
所々滑る部分もあってかなり難儀した。
あまり家族連れで来るコースではないと思う。
小学生になった上の子はこのコースをちゃんと自分で歩いてくれたので非常に助かったが、
さすがに3歳の子は途中から歩かなくなったのでおんぶして登った。
こんなこともあろうかとあらかじめだっこひもを持参していたが、
さすがに大変であった。
実は下でもらった地図ではこのようなコースであることが全く解らない。
なんか簡単なコースのように見える。
こりゃいかんぞ。

このコースには標識が付けられているが、
地図上では半分来てるのに標識は10までしか来てない(先の展望できる辺り)。
地図によるとロッキーコースは全部で40まであるにも関わらずだ。
ここまでで1時間近くかかってしまった。
残り30分で残り標識30個分、ゴンドラが止るまでに戻れるだろうか?
こんなところでゴンドラを止められたら間違えなく帰れなくなる。
急に不安になってきた。
しかし道を戻るにも同じ距離がある。
意を決して先に進むことにした。

コースの所々に、標識の他に何か赤いコップのようなものが木に付けられている。
カメラ?にしては配線はないし、一体なんだろう?

とにかくこまめに休憩すると体がつらくなる。
進めるだけ一気に進んで家内と上の子が来るのを待ちながら休憩する。
そういう手法にした。

半分から先の登りはかなり急だ。鎖場こそないが、ちょっとした岩場もあるので
足下には十分注意が必要だ。

でも1つ安心したのは、標識の間隔が急に狭くなったこと。
後で聞いた話だが、実は標識は決まった間隔ではなく適当に付けて
いったらしく、札が余ったので後半は間隔狭く付けたのだそうだ。

急ぎに急いでやっと40番の標識を見つけた。
「やった〜!」
ここでほぼちょうど4時半。。ぎりぎりである。
ゴンドラ乗り場の最後の階段が一番大変だったと書いておこう。

このときにはもう汗だくだったが、汗と一緒に残業での疲れや
列車での不快さも出し切った感じがした。
人間、やはり時々は運動して体内に溜まった毒を排出せんといかん。
私は短時間の激しい運動は苦手だが、こういう比較的長時間連続の歩きは好きだ。
結婚前はそこそこ歩いていたんだが、また再開するかな。

ゴンドラのところでは係員さんが待っていてくれた。
やはり今日はほとんど人が来なかったのだろう。
(というか、ゴンドラに乗って、コースを回って降りるまで、他の人には1人も出会っていない。)
私たちが入っていったのを見ていたので、帰ってくるのを待っていてくれたのだ。
ある意味、閑散期で良かったと言うことか。

大人で1時間という、距離的には短いコースではあるが、
アップダウンはかなり激しく良い運動になる。
そうは言っても、時間さえあれば総じて楽なコースではあると言える。
今日はゴンドラの止まるまでの時間が余りなかったので急いで大変だったが。
もっとちゃんと時間を取ってくればいいと思う。
全部森の中だから涼しいし。
景色は今ひとつであるが。

        ・・・

実は、このコースの途中で1つの事件が起きていた。
突然おなかがお祭りを始めたのだ(北摂の方言かもしれない)。
何がどうなったかは以下の歌に託すとしよう。

                                                        原曲
        局長作曲                                        シューベルト作曲/近藤朔風 訳詞
        「野ぐそ」                                      「野バラ」

        おやじはしたり 野なかでく〜そ〜                童は見たり 野なかのばら
         木裏に避けて その色めでつ                     清らに咲ける その色愛でつ
        出して眺むる 黄色く匂う                        あかず眺むる 紅におう
         野中でく〜そ                                   野なかのばら

        テッシュで拭かん 野なかのく〜そ〜              手折りて行かん 野なかのばら
         拭かねば付くぞ パンツの裏に                   手折れば手折れ 思い出ぐさに
        棒で刺さん 黄色く匂う                          君を刺さん 紅におう
         野中のく〜そ                                   野なかのばら

        おやじは終える 野なかでく〜そ〜                童は折りぬ 野なかのばら
         隠してあわれ 黄色の色香                       手折りてあわれ 清らの色香
        いつかは消える 強烈臭う                        永久にあせぬ 紅におう
         野中のく〜そ                                   野なかのばら

いえいえ、本当にしながら作曲してしまったのでございます。
いやぁ、人が来なくて良かった(場所的に完全に隠れることが出来なかったので、少しどきどきもんであった)。
これも閑散期のメリット(←勘違い)。
一応葉っぱで隠してはおいたが、かなり臭かったので、
数日内に誰かが来たらばれるかも知れない。
・・・というネタは、これまでにしておこう。

それにしても、なぜ急にこんなところでこうなったのか。
今考えるに、お昼に入ったそば屋「まえだ」が怪しい。

入ろうと入り口を開けた瞬間、思わずそのまま締めて走り去ろうかと思うほど臭かった。
要するに悪臭を放って喜んでいる連中が居るのだ。
(それでも入ってしまったのは、開けた瞬間「いらっしゃいませ」と言われてしまったから。
弱腰である。)
後で解ったが、その時にいた客はおっさん3人連れと60近いと思われる夫婦。
このおっさんと夫婦の旦那が臭かった。これだけ臭い奴らが揃えばいかに
極悪臭かは容易に想像できよう。しかもこいつら、食べ終わった後もだらだらと居続けやがった
上に自分らが臭いことを肯定するような会話をしているのだから、たちが悪い
(たぶんこちらが睨んでいたのでそういう会話をし始めたのだと思うが)。

ここで、「食べ始めた以上最後までちゃんと食べなきゃと」思う貧乏人根性がいけなかった。
体中臭くなってその後風呂に入るまでずっと嫌な気分となった。
更に、おそらくこれが直接的原因だと思うが、子供がテーブルの上に食べこぼしたものを
拾って食べたのだが、このテーブル自体にヤニがこびりついていたのであろう。
それが体内に入ってしまいおなかを壊したと。

このような悪臭人間は諸悪の根元であり、おいしい食事の敵、健康の大敵である。
この際「潜在的殺人者である」と書き放っておこう。
反論は一切認めない。

ここは、途中で入ってきた客への対応から見て、「臭い人間Welcome」という感じである。
こんな店には二度と行かない。
味もそれほどでもない上に安くもないからな。
同じそば屋なら、近くの林檎舎を猛烈にお勧めしておく(後述)。

        ・・・

ゴンドラを下りてタクシーを呼んでもらう。
というか、電話を借りて呼んだ。
本当は行きの人を再度呼びたかったが、他の仕事に出ていると言うことだったので
他の人で。

後から気が付いたのだが、本当はフリー切符ではHakuba47は9/20までと
なっていた。切符だけでなく、各施設もそこまでと書いてある。
だから人が少なかったのだ。
と言うこと、今日は連休だからやっていたのか、無理矢理動かせてしまったのか。
ゴンドラは最後まで待っていてくれたようだし。
感謝。白馬の人は親切な人が多くて好きだ。
MTBコースはなかなかおもしろそうだから、また期間内に来てみるかな。

こんな感じで、今日の歩数は13280歩。

ホテルに戻ってまずは一風呂浴びてから夕食へ。
(風呂を先にしたのは汗をかいたのもあるが、まえだでこびりついた臭さを早く落としたかったのが一番。)

夕食は、
        甘海老と帆立わさびマヨネーズソース
        クラムチャウダースープ
        姫鯛とクレソンソース
        スモークサーモンと野菜のサラダ
        牛フィレのステーキ+赤ワインのソース
        ライス
        ラズベリーとブルーベリーのババロア
        コーヒーまたは紅茶
であった。どれもおいしい。
子供にはお子様ランチを作ってもらったが、こちらは
        手作りハンバーグ
        ロールキャベツ
        カニグラタン
        チキンライス
        サラダ
        クラムチャウダースープ
        ラズベリーとブルーベリーのババロア
であった。こちらもおいしかったが、子供はいつもと違う豪華な夕食に
勝手が違うのか、だいぶ残してしまった。もったいない。
(自分の分だけでも十分多いので、子供の分まで全部食べきることは出来なかった。)

そういえば、毎年ここで飲んでいるのに今まで銘柄を控えそこなっていた
ワインがあった。

{飲料紹介}

        FRANZ REH&SOHN
        「KellerPrinz 1999」

        Bereich Bernkastel
        Mosel-Saar-Ruwer
        値段不明

毎年ここで飲んでいる、お気に入りのドイツ白ワインである。
今回初めて紹介。

とりあえず、ラベルに書いてあった文字の内写真に写っていた部分を書き上げたが、
後学のため調べてみると(http://www.soma.or.jp/~momma-n/wine/dwine/kisotisiki1.htm等)、
        FRANZ REH&SOHNが製造元(会社名)
        KellerPrinzが商品名
        Bernkastelは栽培している市・村の名前
        Berichは生産郡
        Mosel-Saar-Ruwerは栽培区域名
ということらしい。
写真には一部しか写っていなかったため、これ以上は解らない。
特に格付け表示が隠れてしまっていたのは残念(なんとかtatswein。aはウムラウト;何だけど)。
(日本ではズバリこれに相当する記事を載せているホームページは見つけられなかった。)

私は日頃は日本酒を飲む方だが、このワインだけは別格で好きだ。
少し甘いのだが、それがよい。
ただ、口当たりが良すぎてついつい飲み過ぎてしまうのが玉に瑕か。
(抜けも早いけど。)

ここで飲むのは他に去年紹介した白馬ワインがあるが、
これも飲みやすいが、飲みやすさという意味ではこのドイツワインには負ける。
本格的なワイン好きには物足りないのかも知れないが、
夕食に合わせて軽く飲むのにはちょうどだ。

        お勧め度        95%

ここに来たら、飲んでみなはれ。


今年は和洋室。子供が居るとベッドはだめだからそうしてもらった。
(うちは元々畳部屋だから。)
でも枕が高くて、これだけ疲れていても寝付けなかった。
来年からは枕も持参するか。

        ・・・八方池・・・

夜中はずっと雨だった。朝も朝食中は雨だったが、
出かけるまでにはかろうじて上がってくれた。

朝食は、
        オムレツ
        サラダ
        コーヒーまたは紅茶
        オレンジジュース
と、
        朝粥(梅干し・シャケフレーク・自家製きゃらぶき)
        焼きたてパン3種
        シリアル(コーンフレーク)
        牛乳
から好きなものを選んで取る形式。
私はだいたいおかゆ1杯とパン1個。
おかゆは梅干しで食べることが多いが、鮭もおいしい。
きゃらぶきはちょっと苦いので小なめ。
牛乳もおいしい。

そういえば、食堂の外の鉢にアスパラガスの花が咲いている。
非常に細かい線のような葉っぱ(松に似てる)が集まって全体として大きな葉っぱのように見える
のだが、その葉の上にちょこっと小さい白い花が付いている。
変わった花。

今日の目的地は八方池。
ゴンドラまでは近いのでそんなに急いで出る必要はないが、
部屋にいると子供が暴れ始めたので予定より早く出ることにした。
(それでも9時過ぎだけど。)
天候が優れないようなので、一応折りたたみの傘2本と
雨合羽を借りていく。

おにぎりを買いに一番近いコンビニまで行く。
が、「今日は入らない」とのこと。
閑散期なので、毎日は入れていないようだ。
近くの店に電話してくれて、聞いてくれた。
「MOMOちゃん」という、八方ゴンドラ乗り場の真ん前にある店である。
手作りおにぎり。2個で400円と高めだが、1個がでかい。これなら価値がある。
更にこの日はおつけもの(手作り)とお茶もサービスしてくれた。
閑散期はこういう事があるのでよい。

ここのコースは何度も紹介しているので詳細は省略。
ゴンドラ(アダム)〜リフト〜リフトで八方山荘まで登り、後は歩きである。

下界から兎平(ゴンドラ上駅)までの間は晴れていた。
子供はこのようなゴンドラに乗るのは初めて。
ゴンドラが揺れるたびに大きな声を上げていた。
怖いと言いながらも楽しいのであろう。

兎平の近くには牛がいた。このあたりは高原牧場になっていて、
かなり広い範囲で移動しながら放牧されている。
この日はちょうどゴンドラの近くにいたので、子供は大喜びだった。

リフト乗り場のところで「八方尾根山紀行」というA4 1枚の
写真を買った(¥100)。
この近所の山のパノラマ写真だ。
普通の紙(コピー用紙)なので大して綺麗ではないが、まあ様子はわかる。

兎平から上に上がるリフトのところで写真を撮られた。
観光地でよくあるものだ。
(ジャンプ台でもある。)

八方山荘から歩く。大人の足で八方池まで1時間だから、
その倍見ておけばいいと思った。でもそれは判断が甘かった。
自然研究路は基本的に板の道なので、所々揺れる場所を除けば問題ないが、
第2ケルンから先は岩がごろごろの、坂も急になるので注意が必要だ。
いや、注意だけでなく子供の歩幅では行きにくいところも多いので、
支えることが必要だ。

自然研究路の途中までは下界が見えるほど晴れていたが、
急に霧、いや雲がかかってきた。
この先八方池まで、一瞬晴れることはあったが、基本的にはずっと
雲の中となった。
八方池に着いたときに一瞬ちょっとだけ雲が晴れて稜線が見えたが、
その時だけだった。
言うまでもなく、晴れれば非常に雄大な景色が見えるのだが、残念。
(家内は先に下の子をおぶって池まで着いたが、
その時にも一瞬山が見えたそうだ。)

ここでも上の子はちゃんと八方池まで自分で登ってくれた。
保育園まで、すなわち半年ほど前まではなかなか長距離歩かなかったのが、
本当に立派になったものだ。親ばかながら、我が子の成長に感動した。
下の子も少しは歩いたが、大半はおんぶであった。まあ仕方なかろう。
登っている間、多くの人に「えらいねぇ」と言われた。
(私が、じゃなくて当然子供が。)
確かに1年生や保育園児が登るにはこの道は厳しい。
無理だと言われても仕方ないくらいだ。
でも、上には上が居るもので、赤ちゃんをおんぶして登っているお母さんや、
子供を肩車して登っているお父さんもいた。
すごい。

花は去年に比べれば少ない。
まあ、去年に比べ半月遅いからなぁ。でも、ほぼ同じ時期だった最初の年に比べても少ない。
特に梅鉢草がほとんど見られない。
写真から判断すると、
        名前            (場所;色)
        ハクサンシャジン(研究路;紫)
        オオバセンキュウ(研究路;白)と思う
        クモマミミナグサ(研究路;白)
        タカネマツムシソウ(八方池;紫)
        キジムシロ(八方山荘;黄色〜時期が違うのだが、そのようにしか見えない)
のようである。

八方池の周りは、遠目から見ると少し紅葉している感じである。
周りの山はまだそういう感じではなかったが。
人はまあ少ない方であろう。装備から見て、八方池目的という人より、
もっと先まで行くまたは行ってきた人が多い様に思えた。

        ・・・

八方池で昼食がてら1時間近くいたが、晴れそうにないし寒くなってきたので下ることにした。
ただのおにぎりでも、空気が良い場所で、家族で食べるとずっとおいしく感じる。
(おにぎりを作ってくれた店に失礼?)

今回はいくつか新装備を持ってきているが、ここで気圧・高度計/温度計付き時計が
役に立った。というより、その表示の変化がおもしろかった。
去年山に登っていて、高度や方角を知りたいと思った。
それで、そんな機能を持った時計を捜して見つけたのが
CASIOのPROTRECKという時計である。
これには気圧・高度計、温度計、方位磁針などが内蔵されている。
登っているとそれが刻々変わるのがおもしろい。

ただ、高度計はその変化から概算する相対高度計であるため、
天候が悪くて低気圧が来てるときなどはあわなくなる。
そこでどこか高度が解る場所で補正する必要があるが、八方池までの途中には
息(第2)・八方・第3の3つのケルンがあり、また八方池、八方山荘にも高さの表記があるため、そこで解る。
        八方山荘        1830m位
        息(第2)ケルン  1974m
        第3ケルン      2080m
        八方池          2060m
        (八方ケルンは不明)
で、あわせてから登ると、これがまたものの見事に一致する。
かなり正確な高度計であった。
そのほか、詳しくは別途紹介記事を書く。

登りは何とか天気がもってくれたが、
帰り道、第2ケルンの少し先、トイレのあるところの直前から雨に降られた。
確かにずっと雲の中で、八方池を出てからは濃くなる一方であったが、
降り出してからきつくなるまでは急であった。
「山の天気は変わりやすい」と聞くが、それを実感した。

トイレで10分ほど雨宿りをしていたが止む気配がないので、
傘を差し、借りていた雨合羽を子供に着せて出発することにした。
トイレには一緒に雨宿りをしていた外人さんと連れの一行がいたので
実はちょっと後ろめたい気がしての出発だったがよく考えると、
山登りで、特に今日みたいに天候が優れない日に雨に対する備え全くなしで
登ってくる方が悪いと言えば悪い。
まあ、私も去年までは持ってきてなかったが、それは快晴だったからであって、
さすがにこんな日には持ってくる。

雨の下りだから、足下には中止しながらの下山である。
八方も息ケルンから先は多くが木の道か岩の道であるが、
特に木の道は滑りやすいので要注意だ。
他にいくら抜かれても気にしない。
そうこうしているうちに雨は上がったが、霧はどんどん濃くなってくる。
八方山荘に着く頃には視界は10メートルくらいであろうか。

結局、リフト&ゴンドラはほとんど最後だった。
あぁ、でもあの雨宿りの外人さん達はちゃんと降りることが出来たのであろうか。
まだ9月中とはいえ、山は結構寒くなるはずだ。
麓でも朝は17度位なのだから。
万が一野宿となったらそれ相応の覚悟が必要だ。
そういう意味でも、たとえ八方池のような所であっても山は山、
なめてかかってはいけない。

ゴンドラ乗り場で「五穀飯」という物を買ったが、
白馬1で紹介済みなので省略。
そういえば、去年まではゴンドラ乗り場の横に湧き水があったはずなのだが、今年はなかった。
今年は猛暑で水が少ない?
でも上の湿原にも池にも水はあったがなぁ。

ホテルに戻ると、友人が到着していた。
今年は日程の関係で後から一人で車で来たのだ。

早速ではあるが、まだ夕食までには時間があるので車で温泉に連れて行ってもらうことにした。
去年も行ったみみずくの湯。
去年は露天風呂が工事中だったが、今年はそれが完成していた。
普通露天風呂は内湯に比べ温度が高いが、ここは逆。
内湯の温度はちょっと高い過ぎる気がしたが、露天はちょうどだった。
だからだろうか、多くの人が露天に行って内湯に入っている人は少なかった。
そうでなくても狭い露天が満員。

そうそう、ここは白馬山麓フリー切符をもっていると100円引きとなる。
400円からの100円引きだから大きい。
先に入り口の自動券売機で切符を買ってから、入り口で券を提示するとお金を
払い戻してくれる。おばさん曰く、「滅多にない」と言うことではあった。
使える権利は使わないとね。

今日の夕食は
        たこのカルパッチョ
        ミネストローネスープ
        鮭のパイ包み焼き
        おそばと野菜のサラダ
        鴨のステーキ+グレービーソース
        ライス
        チョコレートケーキ
        コーヒーまたは紅茶
で、お子様ランチは
        エビとイカのリングフライ 
        牛フィレのバーベキューソース 
        チキンライス
        サラダ
        茄子の焼き物
        そばと野菜のサラダ
        ミネストローネスープ
        チョコレートケーキ
であった。ワインは白馬ワインの赤にした。

そういえば、ホテルの人が夕食を写真にとっておられた。
「今のホームページの食事の写真がいまいちなので撮り直し」とのこと。
確かに、これだけ良いものだから、綺麗に載せたいと思う。
(後日、ホームページの料理の写真がこのときの物に差し替えられていた。)

今日は。14975歩

そういえば、白馬ジャンプ台ではサマージャンプ大会があって、
葛西他有名選手が来ると言うことであり、ナイタージャンプもあるらしい。
私は興味があったが、子供は退屈しそうだったので行かなかった。
毎年やっていることではあるが、ちょうどその時居るというのは
滅多にないので行けば良かったか。

        ・・・栂池・・・

今朝は少し早く目が覚めたので朝の散歩。
でもいつもはホテル横手のゲレンデを登るのだが、
さすがに今日は雨上がりで濡れそうなので止めておく。
ゴンドラの方へ少し下りながら花を撮影。
友人も起きて散歩していたようで、合流してホテル前の花を撮影。
ホテルにはいろいろな花が咲いている。
そういえば、ここもそうだし、昨日行ったコンビニの横の店にも
大きな=広がった朝顔が咲いていた。
京都ではもう朝顔はしおれ気味だったが、この辺りのものは
寒さに少し強い品種なのかも知れない。

志鷹さんでは多くの花を栽培されている。
私はあまり名前が解らないが、バラ、朝顔、コスモス等がある。
このほか、この近辺には大小いろんな花が自生していたり
植えられたりしているので見て回るとおもしろい。

まずは近所のローソンでお昼のおにぎりと雨合羽を追加購入してから出発。
ここも交通手段については省略するが、麓から公園入口まで軽く40分はかかる。
結局、入園したのは11時であった。

そういえば、ここでもゴンドラ乗るときに写真を撮られた。
八方と台紙が同じだと思ったら、同じ会社だった。
商売うまいねぇ。

今日も昨日と同じゴンドラだが、霧というか雲で回りがあまり見えないのと、
もう慣れた様子で子供もあまり騒がなかった。
高度計を見ているとみるみる変化するのが分かる。
おもしろい。

ゴンドラからロープウエイの間は5分ほど歩かなければならないが、
ここにあった木になにやら網の様な物がかかっていた。
最初、蜘蛛の巣に水滴が付いて見えているのだと思っていたが、
どうも違うようだった。何らかの植物が垂れ下がっているようなのだが、
写真にもうまく写らなかったので詳細は分からない。
1本の木だけでなく結構多くの木がそうなっていた。

ロープウエイの中で聞いた話。
・「白馬」は本当は「しろうま」と呼んだ方が良い
・ちょうどこのころ浅間山が噴火していたが、噴火の直前、雲が赤く光る現象が見られた
 マグマの光りが雲に映るのだ。
 晴れていれば八方山頂から浅間山が見えるらしいが、今回は見えなかった。

http://www.tokyu-hakuba.co.jp/summer/tsugaike/sizenen/

園内には行って風穴の近くに来るまではずっと霧雨であった。
雲の中を歩いているといった方が正解か。
傘を差しても無駄でしっとり横から濡れてしまう。
雨合羽が正解。
リュックはむき出しであったが、リュックもカバーしておけば良かった。
(友人は持ってきてた。)

今年は花がほとんどなかった。
例年たくさんあるトリカブトも1株しかなかった。
今年は猛暑で花が長く保っているとも聞いたが、やはり9月末では厳しいのか。
でも最初の年とほぼ同じ時期だと思うのだが。猛暑の反動だろうか。
そういえば、栂の木の実もなかった。これは猛暑で遅れている?
解った花を写真から判断すると、
        ヤマハハコ(白)
        ミヤマトリカブト(紫)
        ミヤマシシウド(白)と思う
        オヤマリンドウ(青)
        ハンゴンソウ(黄)
        タムラソウ(紫)
のようである。

ちょうど真ん中当たりにある浮島湿原のところで昼食にする。
普通なら、大人の足でここからロープウエイ乗り場まで1時間とある。
私たちは2時間くらいかかっている。
栂池高原はこの辺りまではほとんど平ら(入り口が1900m、この辺りが1910m)で、
また道も多くが板の道で歩きやすく楽である。
ここまでなら子供連れでも全く問題ない。
(靴も全く普通でかまわない。)

ところが、栂池はこの先しばらくするとは木の道もあるが地道も多くなる。
しかも、かなりぬかるみが多い。
雨が降ったらぬかるむ・・・ということではなく、元からぬかるんでいるのだ。
湿地帯だから仕方ないとは言える。
そうでなくても今日は雨だから、一層ぬかるみがきついと思われる。

特に栂池で一番高い場所近くはぬかるみの上に木の根っこがすごい道なので
子供は無理だ。浮島湿原から少し行ったところの休憩場所で
家内と子供には「展望湿原で待つように」と言って、友人を2人で先に進んだ。
そこまでの道ならたいしたことはない、と思っていたからだ。

ところがどっこい、実はそこから先の道も急に道が険しくなって、
はっきり言って子供連れでは危ない。
戻って止めようかとも思ったが、戻るのも大変だ。
「行かん、こりゃ先に進ません方が良いなぁ。でも自己判断で引き返すだろう。」
と思って先に進むことにした。

標高2010mの展望湿原を越えて2020mの最高部へ。
いつもならここから向こう側に雪渓が見えるのだが、
今日は完全に雲の中で見えない。
しばらく待ってみたがだめだった。
ここで高度計を見ると2035mと出た。
ロープウエイ乗り場で一度補正したのだが、もうずれている。
高度が高く出ると言うことは気圧が低くなっていると言うことだ。

引き返そうと道を少し戻ったとき、一瞬霧が晴れた。
そして公園全景と横にある山の稜線が見えた。
(ホームページに載せている栂池のパノラマ写真はここから撮ったもの。)

公園は、歩いている途中には草木は枯れているように見えていたが、
こう遠目で見ると色づいているのが解る。八方より色づきは濃い。
まだ紅葉と言うほどではないのだろうが、それでもそこそこ綺麗だ。
その黄色と、山の緑色の稜線のコントラストが美しい。
(紅葉は、麓の店にはあと2〜5日で見頃と書いてあった。)

展望湿原に近づいたとき、子供の声が聞えた。

        「あぁ、ちゃんと来てる!」

家内も子ども達を連れてちゃんとここまで来たのだ。
あまりに道がきついのでどうしようか迷ったようだが、
ここで待ち合わせの約束をしたからと思って来たのだ。
悪いことをしたが、その分良い景色が見られたのだからと思って欲しい。

展望湿原で休憩していると、外人さんの一行が来た。
(昨日の一行ではない。)
で、うちの子が「Are you OK?」と言ったら、
「Oh! Are you OK?」と言って笑っていた。
いや、うちの子は別にその外人さんに話しかけたわけではなく、
私にそういったのだが、それを聞いた外人さんに受けたわけだ。
子供は恥ずかしがってしまったが。

人は平日であることを考えるとこれでも多いのかもしれないが、
少ないのであろう。
そういえば、我々が帰りの浮島湿原にさしかかるころに
そこに来ている人が「先に行けるか?」と係の人に聞いていたが、
それは無理というもの。栂池を「普通に」一周しようと思ったら、
はやり午前から来る必要がある。

帰り道、銀命水と言うところに寄る。
銀命水は湧き水ではなく川の水で、きりきりに冷えている。
とてもおいしく甘い水である。
去年も飲もうと思ったが、その場では飲めたがちょうどの入れ物がなく持って帰るのは断念した。
今年はちゃんとペットボトルを用意しておいた。
(1日目に買ったお茶の空ボトルも持って来きていたのだ。)

ちなみにここで汲んだ水、翌日でもまだおいしかった。
名水と呼ばれる水でも、持って帰るとだめになることもある。
これを理解するには水のクラスタ(疑似分子)を理解する必要があるが
(かつて新潟の話の中で書いたので省略)、
翌日もいけたということは、ここの水は素地がかなりよいということであろう。

ここで1つ書いておかねばならないことがある。
去年も書いたが、栂池高原は園内完全禁煙である。

鉄道の駅だと「決められた場所以外禁煙」とあり、
逆に言えば「決められた場所では煙吐き出し可」となっているが、
栂池はそのような場所はない。一切禁止だ。

ところが息臭連中はとにもかくにも自分勝手な解釈をしたがるもので、
勝手に「決められた場所」を創りだし、煙を吐き出す。
今回も浮島湿原、展望湿原、そしてここに臭い奴がいた。
(2つの湿原で臭かったのは同じおっさん。)

中には灰を落とさなければOKと勝手に考えている奴もいる。
だからおまえらは馬鹿だというのだ。
空気を汚す行為そのものがいけないというのだ。
灰云々ではないし、どこは良くてどこはだめと言うことでもないのだ。
すべてだめなのだ。
どうしてここのこんな良い空気を汚したがるのだ?

こんな話をすると「どこにそんなこと書いてある?」など言うバカが必ずいるが、
ゴンドラの駅にも書いてあるし、園の入り口にも書いてある。
(今年は、去年見た大きなポスターがなかったのが気になるが。バカどもの苦情が来たか?
そんなの無視しなければいけないぞ。)
あまりに幼稚な言い返しなので、あきれかえって哀れみの目で見てしまうが、
灰皿のないところは基本的に禁煙と言うことぐらい、「常識」として「知らなければならない」。
列車の中も、ホームも同じ。最近は飛行機、船の中もそうだろう。
子供の多い場所もそうだ。
常識が守れない・知らない奴は、大人としてだけではなくまともな「人間」として認められない。
最近見かけたある馬鹿女は、事も在ろうに子供会のお祭りの場所内で悪臭を放っていやがった。
子供を煙害から守るのは大人のつとめだ。
それを守れないどころか自ら破る奴は人間として失格だ。

もっとも、最近はそういう連中が老若男女問わず増えているのが日本の悲しい
現状ではあるが、だからといってそれを容認してはいけない。

今回も臭い連中のためにせっかくの空気が汚された。
そんなに臭いのがいいなら、自分の部屋の中でだけやってろ。
どうしてもニコチンが欲しいなら注射でも打ってこい。
これは栂池だけでなく八方でもどこでも同じだ。
今や空気(ついでに書けば音も)も重要な財産(観光資源)なのだということを理解し、
それを守れない奴らは入園・入山させるべきではない。

        ・・・

ここ栂池にも多数の茸がある。
中にはマッシュルームのごとくまん丸でおいしそうなものも生えている。
食べられないのかなぁ?

結局園内ではほとんどスッキリは晴れなかったのだが、これでも少し日焼けした。
雲の中は暗いようでも意外と紫外線がきついようだ。

ぬかるみにはまりながらも何とか浮島湿原まで戻り、
更に板の道を通って入り口まで。
ここでも最後は霧が濃くなり、視界は50メートルもなかったであろう。

結局、11時に入園して17時にロープウエイに乗った。
時間にして6時間。
普通大人の足で回ると3時間半と書いてある。
そこを去年はたった2時間で回ったが、それは急ぎ過ぎとして
やはり子供の足ではその倍掛かると見ておかなければならない。

ロープウエイ乗り場で待っていると、登山のちゃんとした格好をしたおばさん4人組と
一緒になった。どうやら、山を縦走してここに降りてきたようだ。
ここから宿に電話をして、「ゴンドラの下に迎えに来て!」と言っていた。
最近のおばさんは元気である。

ロープウエイもゴンドラも霧で景色はほとんど見えない。
見えれば雄大な風景なのだが、残念。

ロープウエイは最後−1だった。
(下に付いたときに、「まだ4人いる」という放送を聞いたからそう思う。)
湿原で出会った外人さんは無事に帰ったのであろうか。
帰り道ではすれ違わなかったが。
ゴンドラは中間の駅で乗り継ぎさせられた。当然初めて。
また、一番下に付いたときにはゴンドラを停めていた。
まだ後ろにいるはずなのだが。
それにしても、今回は最後づいている。
これでも時間は余裕を持っていたつもりだが、子供連れの時は
更に余裕が必要だと言うことだ。

{DVD紹介}

        「四季白馬」

        山と渓谷社
        ¥3500(税別)
        40分

ロープウエイ乗り場で買ったDVD。
白馬と栂池高原の四季を映したものである。
本当はもう1つあったのだけど、そちらはDVDが売り切れ(もしくは最初からない)
ということでこちらにした。

白馬を中心に、栂池や周辺の山々(剱岳など)の四季折々の風景や、自然現象を映している。
御来光や日没もある。
おおざっぱに分けると、冬と夏が白馬と周辺の山々、春と秋が栂池高原である。
一番綺麗と思われる日に撮影されているので、さすがにうつくしい。

山頂やら、自分ではいけない風景も多い。
八方池でも見違えるようで、「本当に同じ場所?」と思うほど。
一体どれだけの日数をかけて撮影されたのやら。
環境ビデオとしても最適かも。

色合いはあっさりで自然である。
ただ、少しぼけているというか細かい部分が見えないところがある。
更に、白飛びしている部分も多く、特に白い花で顕著でとても残念。
(意外と雪の場面は大丈夫。明るくても、一面の白なら画面内に明暗の差がないので
飛ばないのだが、白と暗めのものが同一画面上にあると破綻して飛んでしまうのだ。
今のカメラは、画面内での明暗の差があまり大きいと映しきれないのである。)

花の名前が表示される場面があり、見た花の名前が解って良いのだが、
芹の仲間だけは名前が出ない。見分けが付けにくいからであろう。
実はそれが知りたかったりしたので、これもちょっと残念。

        お勧め度        88%

子供曰く、「テレビで見た方が綺麗」とな。
まあ確かに今年は天候が優れず景色がよく見えなかったからなぁ。
来年はこの映像以上に美しい風景を見せてあげたいものだが。


下に着いたらもう6時近い。
行きに売り始めていた地元の特産物の即売会もとっくに終わっている。
買いたかったのだが、仕方ない。
ホテルの夕食は6時半からなので、大急ぎで帰ることにする。

夕食は
        地鶏のたたき
        ポタージュスープ
        鱸(スズキ)のソテー+バルサミコソース
        ビーフシチュー
        デザートは焼きプリン

お子様ランチは
        何かのフライ
        スパゲッティ
        しそ(だと思う)ご飯
        鶏肉のクリーム煮込み
        ビーフシチュー
        サラダ
        ポタージュスープ
        デザートは焼きプリン

と言うような構成。ワインは白馬の白。
(前日までは完璧にメニューを書いているのに、なぜ今日はちょいといい加減なのかは、実は秘密。)

今日は19750歩も歩いた。
ということで、今日は子供もよく食べた。

ワインが余ったので部屋に持って帰って飲もうと思った。
このときは。

・・・が、実は、風呂場で倒れてしまった。
今日は帰りが遅かったので風呂の前に食事にしたのだが、これがいけなかった。
食事時にワインをかなり飲んだのだが、私はたいがいお酒を飲んでそれが抜けないまま
お風呂に入ると貧血を起こす。
最初は風呂場の着替える場所で倒れ、
その後何とかかんとかフロントまで行き着き、そこのソファーで
寝ころんでいた。で、子供に嫁さんを迎えに行かせたと。

酒や風呂で倒れるのはこれが始めてではないのでだいたい前兆は
わかるのだが、それにしてもなさけない。
そもそも血が足りてない・・・というより、血が「どろどろ」なのかもしれない。
直前の健康診断でも数年ぶりに「高脂血」ぎみと書かれたしなぁ。
ダイエットが必要かも。
(これを書いている今は、やっている。)

で、そのまま部屋に戻って9時前には眠ってしまった。
昨日は友人が早く寝てしまっていたし、
今回は友人とほとんど話が出来なかったなぁ。

        ・・・

朝食時のある話題。
こういうところに来て、良い食事をしていても仕事の話しかしない人がいるらしい。
私何ざぁ、仕事のこと全て忘れて(忘れに)来てるので、
よもやそんな話はしない(すれば全部愚痴になる)が、
どうも世の中仕事が全ての人もいるようだ。
さっさとリタイヤしたい。

        ・・・黒菱平・・・

今日は3時に白馬駅だから、あまり無理は出来ない。
(去年はこれで栂池に行ったが、ものすごくハードだった。)

晴れていれば八方池に再挑戦も考えたが、今日もあいにくの曇りなので、
いろいろと考えたが黒菱平に行ってみることにした。
正確には、黒菱林道を登っていこうというわけだ。

黒菱平は兎平の上、八方のゴンドラと最初のリフトを登ったその辺りのことである。
そこへはいつも八方池にいくときのそのルートの他に、黒菱林道で登るルートがある。
八方のリフトに乗ると左下方にリフトが見えるが、その出発地点まで
車であがれるのだ。
この林道の途中からが例の高原牧場になっていて、牛がいると聞いた。
子供を遊ばせるにはそれが一番だろう。

最初すぐに付くかと思っていたが、走れど走れど着かない。
かなり高い位置まで登る。
途中の道は結構きつく長く、カーブも多い。
また、途中には牛の姿は全く見えない。

どこまで行けばいいのかと思いながら登ることだいぶ、やっと終点に付いた。
そこには駐車場があって、休憩所「カフェテリア黒菱」もある。
休憩所内では写真展をやっていた。
白馬1で紹介した「八方尾根 花の旅」の本の作者、
石原敏行さんの写真展だ。
白馬近辺の風景だが、どれも美しい。

今日も濃い雲の中だが、この建物の中にまで流れ込んできている。
さすがに建物の中まで真っ白になることはなかったが。

ここにはリフト(黒菱第3リフト)があって、登ると、一気に黒菱平まで来る。
このリフトは往復で500円(子供330円;なぜ半額でない?)なので、
ゴンドラよりずっと安いが、ここまで車で上がってくるのはかなり大変だ。
八方池に登るのにわざわざこちらに来る必要はないと思った。
ちなみに、ここのリフトは例の3日券では乗れない。
(事業者が違うから。)

霧の中をリフトは登る。視界は、1つ前の椅子が見える程度。

よく見ると、リフトの下にはかなり花が残っている。
梅鉢草やそのほか。
アダム側ではほとんど見られなかったのに。
こちらの方が日当たりがよいのであろうか。

しかし、牛の姿はどこにも見えない。
「今日も牛が居るよ」と行って子供を連れてきたから何とか会わせたい。
八方に登ったときは兎平に牛が居た。
黒菱平まで登ってきてしまったので、リフトで兎平まで下ることにした。

ここでも写真を撮られたが、今日は降りて登るから写真を見ることは出来ない。
(写真を撮るのは登りだから。)

黒菱            リフト上(黒菱平)      →リフト→              兎平
1400m      1715m              ¥500(往復)        1475m

でも、今日は霧が濃いからか、結局はそこにも牛は居なかった。
仕方ないので、休憩所で少し休んでから帰ることとした。
もう一度黒菱平まで上がって向こうのリフトでまた下るのである。
なんか無駄な感じ。

黒菱平で見かけた花。
        弟切草(黄)
        唐松草(白)に似てる花(でも葉の形が違う気がする)


黒菱のリフトを降りて、山道を下ってそば屋へ行く。

{お店紹介}

        そば工房
        「林檎舎」(りんごや)

        長野県北安曇郡白馬村北城5289
        (0261)71−1566
        http://homepage2.nifty.com/ringoya/
        11:00〜14:30(18:00〜要予約)
        不定休

志鷹さんでもお勧めもそば屋。去年も行こうとしたが閉まってて行けなかった。
宿も兼ねているらしい。駐車場もあるので車でも問題ない。、

当然手打ちそばである。
今回食べたのは
        ざるそば
        おしぼりそば    880円
        くるみだれそば  880円
というもの。

ざるそばはわかるとして、おしぼりそばは、辛味大根の汁につけて食べるそばで、
これは結構辛いので子供には向かない。
くるみだれそばは、クルミをすったものに付けて食べるそば。
これはだいぶ甘い目なので子供もいけるだろう。
私が食べたのがくるみだれそば。いやぁ、おいしかった。
まだ新そばには少し早いので新そばではないが、それであったら更においしいであろう。

また、自家製と思われる漬け物もおいしかったし、最初に出てきたそばの揚げ物
(そばの破片を唐揚げにしたもの)もおいしかった。
漬物はやっぱり自家製の浅漬けに限る。

幸いなことに、私たち一行だけで1部屋が使えたので悪臭にじゃまされることなく
堪能できた。そばは香りも重要なので、
出来れば全店禁煙にしていただきたい。

        お勧め度        93%

ちょっと場所がわかりにくいかも知れないが、志鷹からはさほど遠くない。
値段はちょっと高めだけど、この味であれば文句は言わない。
上に上げたメニューの他、普通のそばつゆ・おしぼり・くるみを全部味わえる
そば三昧(1500円)やあげそばがき(880円)なるものもある。
次回にチャレンジである。

ここではそば打ち体験もやっている(場所は店とは違う)。
今度やってみようかな。

ちなみに宿泊は1泊2食付7,200円(税込)とある。
全部和室。これもいいかもしれない・・・が、志鷹を知っているのに
あえてこちらに泊まることはないとは思うけど、私は。

{食料紹介}

        「揚げそば」

        170g
        ¥200位
        (株)南沢惣吉商店
        長野県長野市市居町117

うるち米、植物油(こめ油)、蕎麦粉、醸造醤油、砂糖、かつお、貝柱、昆布
(原材料の一部に大豆、小麦を含む)

林檎舎で買ったお土産。「揚げそば」とは書いているが、
上で書いた揚げそばとは違う。
あちらは完全にそばの麺だけを揚げたものだが、こちらはいわばおかきに
蕎麦粉を混ぜて揚げたもの。
その揚げそばは売れてなかったので、代わりにこれを買ってみた。

味は、揚げおかきなのでやはりぼんち揚げに似ているが、
もう少ししっとりしている感じ。
なかなかおいしいが、ちょっと油がきつい気がする。

        お勧め度        85%

食べ始めると結構一気に食べてしまう味はあるが、
油が浮かんでくる感じがするので留まる。
油を押さえられればもっと上げられるのだが。


食事の後、八方バス停のわきにある足湯へ行く。
まだ駅に行くにはちょっと時間があるからだ。
混んでいたが、何とか座れた。
あぁ、足にお湯がしみ入る。
やっぱり温泉は良い(足湯であっても)。

それにしても、こんなところでも悪臭人間が来るから不快。
いくら足湯だからと言って、入るときに煙は吐き出すな。
周りの人間の迷惑だ。
どうにも、臭い連中は自分勝手でいかん。

白馬駅まで送ってもらう。
そういえば「白馬2」でこの辺りで「鉄塔を建てている風景を見た」と書いたが、
その鉄塔が見あたらない。どうやら「立てていた」のではなく「解体していた」らしい。
この辺り一帯鉄塔がなくなっているので、地中に埋めたのであろう。
確かに、鉄塔というか電線があるとせっかくの白馬の風景が台無しになっていたから、
良い傾向である。京都もやってくれればいいのに。
交通量他諸般の事情からやりにくいとは思うけど。

駅で友人とはお別れ。
一人で運転して帰るので、気を付けて。
来年は何とか都合を合わせて一緒に帰ろう。
(その方がお互いに安くなるからね。)

        ・・・お土産紹介・・・

{飲料紹介}

        「蜜梅」
        200ml
        ¥200位

        販売者 (株)ひだの
        長野県上田市大屋91
        (0268)35−1000
        エネルギー      48Kcal
        たんぱく質      0g
        脂質            0g
        炭水化物        12.2g
        ナトリウム      320mg
        ビタミンC      300mg

梅(梅干し、梅肉エキス)、はちみつ、赤しそエキス、レモン果汁、ビタミンC
甘味料(ステビア)、酸味料、香料

「飲む梅干し」と題された保健機能食品である。
簡単に言えば梅ドリンク。
飲む梅干しという名に間違いはない。
確かにそんな味。想像よりかは酸っぱかった=予想より甘くはなかったし、
飲み口もそんな感じがする。
単なる梅の清涼飲料水とは異なる。

逆に言えば、それだけ梅の味が濃いので、好き嫌いは出るかも知れない。
私は結構気に入ったが。

        お勧め度        80%


{食料紹介}

        「信州みそせん」

        8枚入り
        250円くらいだと思う

        (株)タカチホ
        長野県長野市大豆島5888
        026−221−6677

うるち米、みそ、醤油、砂糖、みりん、白ごま、香辛料
調味料(アミノ酸など)、カラメル色素
(原材料の一部に大豆、小麦を含む)

簡単に書けば、おせんべいの表面にみそを塗ったもの。
創業100年の信州カクニ謹製味噌を使っているらしい。

味もまさしくそのままなのだが、少々甘い気もする。
砂糖が多いのではなかろうか。
正直に言えばあまりおいしくない。
1回には1枚食べれば十分。
味噌の香りがほとんどしないことも原因していると思う。

        お勧め度        60%

少しあぶって味噌の香ばしさを強調すればもっと良くなるのではなかろうか。
今のままでは味噌の香りがほとんどしない。
まずくはないけど、思ったほどおいしくもなかったと言うところ。


{食料紹介}

        「ピーナツ太郎」

        220g
        250円くらいだと思う
        (株)タカチホ
        長野県長野市大豆島5888
        026−221−6677

小麦粉、植物油、砂糖、澱粉、水飴、ピーナツ、食塩、ピーナツバター、着色料(カラメル)
膨張剤、増粘剤(プルラン)      

ピーナツの破片とピーナツバターを混ぜ込んだ生地を揚げたおかき。
で、形が落花生に似ている。
原材料的は別段特徴のあるものではない。
どこにでもあるお菓子なのだが、私は結構これが好きなので買ってしまった。

ピーナツの味が濃そうであるが、実はあまりしない。
どちらかと言えば風味程度であって、基本は砂糖をまぶした揚げおかきと言う感じ。
水飴とカラメルが入っているので、少々粘り気がある。
ひょっとすると好き嫌いがあるかも知れない。

        お勧め度        80%

1個1個は小さいが量が多い。
ちまちま食べていると少量でも食べた気分にはなるのでお得かも。


{食料紹介}

        「信州りんご日誌」
        
        豊上ベーカリー(株)
        長野県上田市大字上田原551−6
        14本入り
        ¥600(だと思うけど詳細失念)

小麦粉、砂糖、植物性油脂、脱脂粉乳、全脂粉乳、ココアバター、生クリーム
りんごパウダー、乳化剤、砂糖、膨張剤、塩、クチナシ色素、香料(原材料の一部に大豆を含む)

簡単に書けば、ブルボンのルマンドにりんごの味を入れたもの。
余計に解らなくなった?
クレープクッキーの生地にりんごパウダーを入れて、筒状に巻いたお菓子。
内側に粉乳のペーストを塗りたくり、表にはりんごをイメージしていると
思われる赤い栓を付けている。
会社への土産に数がちょうどかなと思って、あまり考えずに買った。

まあはっきり書けばありふれている上においしくない。
りんごの味も香りもしない。
甘ったるいというほどではないが、粉乳の味ばかりがしてくどい。
さらに、会社であけた1本が湿っていた。
私が食べた4本の内他3本はそういうものはなかったが、
製造不良であろう(おなかを壊すと言うことはなかった)。
最初の1本がそうだったから、てっきりそういう感触のお菓子かと思ったら、
そうではなかった。

        お勧め度        35%

まあ、他にもおいしいものはたくさんあるのであえてこれを選ぶ必要はないかと。

しかし、こんなものでも「長野県観光土産公正取引協議会審査会 合格品」の
ラベルが貼ってある。まあ、味で審査している訳じゃないんだろうけど、
審査会自体の評価を下げるのでは、と危惧してしまう。

{食料紹介}

        信州 あずみ野
        「彩香のこだわりジャム ブルベリー」

        280g
        1200円か600円(えらい違いだが、詳細失念)
        ジェラートショップ彩香 松本萩原製菓(有)
        長野県南安曇野郡穂高町柏原4524−4
        0263−82−8812

        安曇野産ブルーベリー、砂糖

2004年に安曇野で収穫したブルーベリー100%で作られた
無添加もので、限定1197本らしい。
(中途半端な本数が何とも。実は1200本で3本は自宅用とか。)
なかなかここまであっぱれなものはないので購入。
ちなみにちゃんとシリアル番号が打ってあって、これは274本目。

味はまあ普通のブルーベリージャムだが、甘さがきつくなく、さっと消えるのが
潔い。香りも自然なブルーベリーのそれ。
ちゃんとした材料で作れば着色料・香料やペクチンも不要であることを
証明してくれる。

私は自家製のヨーグルトを作っているので、その付け合わせようとして買った。
その相性も良好。それに適度な甘さと色を添えてくれる。

        お勧め度        90%


{食料紹介}

        信州 あずみ野
        「彩香のこだわりジャム こけもも」

        155g
        600円(だと思う)
        ジェラートショップ彩香 松本萩原製菓(有)
        長野県南安曇野郡穂高町柏原4524−4
        0263−82−8812

これも無添加、つるこけももと砂糖だけで作られてジャム。

コケモモのジャムというのは初めてだが、味は酸っぱいイチゴという感じ。
色も、匂いも似てる。
果肉は薄いキクラゲという感じか。

ブルーベリーの甘さとは対照的なので使い分けると味が広がるだろう。

        お勧め度        91%

実は、同社の出しているジャムは他にもたくさん並んでいたが、
無添加なのは少なかった。


{食料紹介}

        「りんごハニーコンポート」

        220g(うち固形量130g)
        (有)はなのみ小布施工場
        長野県上高井郡小布施町都住1127
        026−247−6249

        りんご、はちみつ、酸味料

去年も同シリーズのブルーベリーを買ったが、
なかなかおいしかったので今度はりんごのを買ってみた。

なかなか蓋が開かなくて食べるまでに時間が掛かったが、
何とかあけて食べたその味はおいしかった。
甘ったるくなく、また歯ごたえもそこそこ残っているので食べた感触も良い。
惜しむらくは、もう少し酸味のある林檎を使った方が良いのではないかと思う。

ただし、身が大きい分ヨーグルトの味付けには不向きかも。
その上に載せて食べることになろう。

        お勧め度        86%


このほか、クルミも買ったのだけど、それは本当にクルミのむき身だけなので
詳細は省略。渋皮が付いてたのでちょっと苦いのもあったけど、
おいしい。

        「山クルミ」

        佐藤クルミ店
        長野県小諸市南町1−9−2
        0267−22−1449
        170g

曰く「クルミを毎日食べることにより、脳の働きを活発にし、コレステロールが低下する」
だそうだが、本当にそうかな?

        お勧め度        71%


        ・・・新装備・・・

そういえば、今年はいくつかの新装備を持って行った。

・新デジカメ    コニカ・ミノルタ DiMAGE Z1
・新リュック    一応Milletという、その筋では有名(らしい)な会社製
・新時計       カシオ  PROTRECK PRG-50J-1JR
・登山杖

デジカメについてはすでに紹介済み、リュックは取り立てて紹介するものでもないので
省略、時計については上にも少し書いたが、長くなるので別途紹介する。
ということで、杖だけここで紹介しよう。

「商品紹介」

        山登り用杖
        「サントレース 3DX A/S II」
        格納時長55cm 利用時長66〜97cm
        (株)シナノ
        買値    6090円

伸縮可能な登山用杖である。
登山用の杖にもいろいろあるが、店で30分くらいいろいろ触ってみて、
一番手にしっくり来たのがこれであった。

もっと安いものもあったが、伸縮はするがショック吸収機構がなかったり、
取っ手部分がプラスチックでは長時間握っていると疲れそうだったし、
高いものはショック吸収機構は良かったが、コルク風の取っ手が
どうにもてにしっくり来なかった。
これの取っ手は木製である。

直径が2センチ以下と細身な上に
格納時の長さが55センチと比較的コンパクトになるのも良かった。
これくらいになると、リュックに入れても10センチくらい出るだけで収まる。

この杖には途中伸縮部にバネによるショック吸収機構がある。
そのため、ぐっと押さえるとこの部分で少し縮むが、
このおかげで地面を押さえながら降りるときの衝撃の手への伝わりがかなり
緩和される。

実は同時に2本買っている。自分の分と家内の分である。
・・・が、実際には使ったのは私か、子供だけであった。
まあ、子供も使っているというよりもっているだけであったが。
素材がアルミなので軽いく、2本しょっても苦にはならない。。
さすがに手にぶら下げているとじゃまではあるが。

これの効果の程であるが、確かに下りがだいぶ楽になる。
膝への負担が軽くなるようで、今年は一回も膝が痛くなることがなかった。
毎年必ず痛くなることがあったのだから、これは効果大だ。
その代わりに腕が少し痛くなったが。

ただ、杖があるとそれに頼りがちになり、
突く場所を間違ったりするとかえってバランスを崩して危なくなる
事もあったので、要注意である。

        お勧め度        85%

長さ調節は回して行うのだけど、これが時折堅くてなかなか出来ない事がある。
場所によって調節が必要なので、何度か練習した方がいいかも。

これでないにしても、山登りにこの手の杖はあった方が良いと思う。
もっとも日頃、町中では無用の長物なので傘入れに入れっぱなしになる
のだが(お年寄りの杖にもちょうど良いとは思う)。


そうそうデジカメのZ1であるが、10倍ズームはさすがに強力で活躍したがが、
倍率が高いと手ぶれしやすくなる。事実、多くの写真がわずかでもぶれていた。
三脚は無理として一脚は持っていった方が良いかも知れない。
今回は失敗も想定してここぞという場所では多めに撮ったのだが。
(SDカード128M*2枚+256M少し分撮った。)
電池の持ちの良さはこういうときには特に重要だ。
今回もいったん切れた電池が、しばらくして電源を入れ直したら復活したなど、
助けられた。

        ・・・帰りの列車・・・

白馬から松本まではスーパーあずさ。
JR東日本のE351系(http://www.jreast.co.jp/train/express/e351.html)制御付き自然振り子式である。
なんか狭いし、これもちゃちな内装である。
振り子なのでやはり少し酔ったが、今日はまだ体調がよいし、距離が短いので大丈夫だった。

松本までは5〜12号車で、松本で+4両する。
今回乗ったのは7号車、もちろん禁煙車であるがここが最低の車両であった。

自 自  指 指 G 指 指 指          指=指定席、G=グリーン車
禁     禁   禁 禁 禁 禁          禁=禁煙車
5 6 7 8 9 10  11  12

この図で解るとおり、臭い車両に囲まれているのだ。
これでは禁煙の意味が全くない。禁煙とはその車両内で煙が発生しないだけでは
だめなのだ。その両側からも煙が流れ込んでこないことを保証しなければ。
(出来れば連結器部分にエアカーテンを設置していただきたい。)
この7号車は煙が入り込んでくるだけでなく、
おそらく以前は喫煙車両ではなかったかと思われる。
車両内が黄色く変色しており、壁を触るとなんかべたつく。
ちゃんと車内の脱臭&洗浄をしろ>JR東日本。
(後で調べたら、2004/3ダイヤ改正で禁煙に変更された車両だと分かった。さすが、自分。
http://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20031212/detail.html)
車掌に言って席を換えてもらおうかとも思ったが、松本までなので我慢した。
来年から乗ることがあったら、絶対に10〜12号車を指定する。

今後のことを考えて、帰りに関係する特急の編成を調べておいた。

スーパーあずさの1〜4号車
指 指 自 自
禁 禁 禁 禁
1 2 3 4
↑ ↑

あずさ
指 指|自 自 自 指 指 G 指 指 指
禁 禁|禁 禁   禁 禁 禁   禁 禁
1 2|3 4 5 6 7 8 9 10  11      (8号車のグリーンは半分だけ)
↑ ↑                  ↑              ↑
あずさの6号車も新規に禁煙車になった車両(=車内は臭い)。

しなの(10両/6両)
G 指 指 指 指 指|自 自 自 自
禁 禁 禁   禁  |禁 禁 禁 
1 2 3 4 5 6|7 8 9 10
  ↑

しなの(8両)
G 指 指 指 指 指 自 自
禁 禁 禁   禁   禁 
1 2 3 4 5 6 7 8
  ↑

↑のある車両が指定席で安心して乗れる車両である。
(あずさの1/2号車は松本までなので、白馬までの時は不可。)
こう見ると少ないのが解る。あずさで乗った車両が悪かったので印象が悪かったが、
実はしなのの方が構成が悪い。
禁煙車両自体は増えているが、禁煙の意味がわかって設定されている列車は実に少ないのだ。
禁煙車は禁煙車で固めろ。喫煙者の都合なんて考慮する必要なし。
その点JR九州は実にアッパレ(ほぼ全車禁煙の特急もある)なのだが、
本州の特急にはまだまだ精進していただきたい。

ちょっと余談だが、私の各JR会社の評価は、
        九州>西日本>東海>東日本
である。
九州は車両の質、禁煙車の設定仕方、それに販売員のお姉さんの質(容姿だけでなく対応も)も総じて高い。
西日本は禁煙車の設定は考慮が足りんが他は合格、
東海は禁煙車の設定がなってない上に販売員の質が高くない。
東日本は禁煙車の設定は合格点だが、車両の質が低い上に職員の質も低い、というより冷たい。
私が関西人であると言うことを差し引いても、評価は変わらない。
精進していただきたい。
(四国、北海道は乗車回数が極端に少ないので評価しない。)

この帰りのしなの(松本→名古屋)にも困った連中が居た。
とにもかくにもひたすらしゃべり続けるじじい4人組がいたのだ。
特にその内の1人がひどく、トイレに立ったとき以外ひたすらしゃべり続けるのである。
元気を越えてくそやかましい。

しなのの中でも高度計を見たが、どうも正しい数値を表示していないようだった。
中央線は結構高度差があるので期待したのだが、
特急車両の中はある程度気密が保たれているからであろう。
(そうでないと耳がつんとするから。)
ちなみに白馬駅は697m。

そういえばしなのは振り子だが、今回は酔わなかった。
やはり体調がよいと大丈夫だ。

{食料紹介}

        駅弁浪漫
        「彩りさわやか 無農薬新鮮野菜添え 地鶏めし」

        ¥840
        (有)イイダヤ軒

ご飯・鶏肉・錦糸卵・鶏肉そぼろ・椎茸煮・紅しょうが・無農薬葉野菜・海苔
付合わせ・調味料(アミノ酸など)・着色料(赤5)・保存料(ソルビン酸など)

松本駅で買った駅弁。
器は深く、ご飯は思ったより量が多い。
野菜は確かに苦みがなくおいしい。
駅弁野菜としてはかなり良い。

ご飯〜良、かしわ〜良だが少々堅いか。3切れ+そぼろ少々。

        お勧め度        85%

もう1つ、同社製の↓というのも買った。

        「月見五味(ごもく)めし」

        ¥820

ご飯・えび・鶏卵・竹の子・錦糸卵・山菜(竹の子・みつば・人参・なめこ)
しそ巻きリンゴ・牛肉そぼろ・生姜・山ごぼう漬け・付け合わせ(その他小麦・大豆・乳由来の原料を含む)
調味料(アミノ酸など)・着色料(赤102)・保存料(ソルビン酸)

プラスチックの浅い釜のような容器に入った五目飯。
上の原材料を見えると竹の子が独立して書いてあるのに山菜にもあったり、
山菜の中に人参や三つ葉が入っているなどつっこみどころはあるが、
味はそこそこよかった。量もちょうどではなかろうか。

        お勧め度        80%

名古屋に着いたときには大雨になっていた。
後は書くべきこともなし。
最後はタクシーで家に帰り着いてバタンキュー。
9254歩。

        ・・・志鷹(3)・・・

プチホテル志鷹の評価もこれが3度目。

上にも書いたが、実は、白馬1のネタを読まれていると言うことがわかった
ので少々書きにくいことろもあるのだが、正直に書いておこう。

        90%

食事には文句の付けようがない。
対応も。

が、唯1つお願いがあるとすれば「禁煙部屋の設定と脱臭を」である。
世の中にはあの煙(直接も残り香だけでも)にアレルギーがあって、
呼吸がまともに出来なくなる症状が発生する人がいるのである。私のように。

上に「喫煙者は潜在的殺人者である」と書いたのは、
単に感情的なものではなく、そういう人にとっては事実として
首を絞められているのと同じに感じるのである。

先頃読んだ新聞では日本人の喫煙率が30%を切ったと書いてあったが、良い傾向である。
しかし、まだ30代男では50%もあるらしいので、楽観視は出来ない。
半分が殺人者なんて、戦場でもなきゃあり得ない数値だ。
「自分だけが居て密閉された空間」以外での煙の吐き出しは
殺人行為になることがある、と知ることである。
まして、禁止されている場所での行為は、完全な道徳違反だ。
次回の健康増進法の改正では「禁止場所での喫煙は死刑」という1文を追加していただきたい。

連中がどのような病気になって苦しもうが知ったことではないが、
「肺ガンの末期症状は想像を絶するほど壮絶だ」と、
それを看取ったことのある人間として書いておいてやるし、
「少なくとも他人を道ずれにするな」とだけは声を大にして言う。
自慰行為は自分一人だけでやってろ。
(ここでこんなことを書くのは本当はいやだがわかりやすく例える。
喫煙行為というのは所詮は自慰行為。自分の家かそれなりの場所以外でそんなことするか?
他の人がいる場所でするということは、人に見せびらかしているのと同じ。
そんな物を見せつけられる回りの身にもなって見ろ。不快この上ない。
さらに吸い殻を捨てなければいいと思っているに至っては、
コンドーム付けてやってるから飛ばない、と言っているのと同じだ。
野外で自慰行為をすること自体が恥さらしなのだ。)

ちょっと話がそれたが、最近は宿泊施設やレンタカーでも禁煙指定が出来る様に
なってきているので、志鷹さんでも是非お願いしたい。
(ちなみに、今でも食堂は禁煙である。)
改正健康増進法では各施設での禁煙場所の設置も義務づけていただきたいと。
(うちの近所のモスバーガーは店内完全禁煙で、店の隅に完全に仕切られた小さな喫煙室
というものが設けられていた。アッパレである。
        「ハンバーガーを食べるなら、やっぱりモスバーガー!!」
と、宣伝させていただこう。)

それにしても、インターネット載せた記事というものは、やはり
結構見られてるんだ。確かに、インターネットで「志鷹」を調べると
たくさん出てくるけど、感想を書いているところは少ないからね。

そういえば、長野と言えば新球団の話で少し出ていたが、
「出来れば、応援したい」という話であった。
結局楽天が仙台となったが、今後新球団が出来るなら、
長野も受け入れられるから良いんじゃない?と書いておこう。
人間、求められているうちが花・・・って、これはちょっと違うか?

        ・・・

ということで、今回初めて家族を連れて行ったが、
行く前は

        「食事がすばらしい」
        「歩くのはたいしたことない」

と言っていただけに、食事のすばらしさには感動したようだが、
歩く方はめいっぱい歩かされただけに「だまされた」と思ったらしい。

まあ、それに見合うだけの風景には出会えたと思うが、
しかし今年は全般に雲の中で、本当はもっとすばらしい感動する
風景が見られるだけに、残念である。
さて、来年は行くというかな?

それにしても、今回は子供のがんばりには感激した。
下の子はまだ無理とは解っていたが、上の子もまだ小学1年生。
それがHakuba47、八方を自分で歩き通し、
栂池も展望湿原まで歩いたのだから良くやった。
ホテルでも「2日連続で登に行く人はいない」と言われた位、私の行き方は
激しいのだから、なおさらだ。
これは心からほめてやりたい。

来年と言えば、そろそろ八方池・栂池から先へも行きたい気分。
栂池なら天狗原や白馬大池までなら普通の装備で行けそうだし(大池は無理かな?)。
岩岳遊歩道(1時間半ほどのコース)や雨飾山というのもあるようだ。

それ以前に季節をもう少し前にしたい。
8月末頃、もっと花のある季節に。
(7/17〜8/22はフリー切符が使えないので注意。)
来年は仕事を早々に切り上げて何とかしよう。
そういう目標がなくっちゃね。

        ・・・おわり・・・
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