「富士山レポート」(2001/04/02〜05/21号)
これは、かなり昔のいつかの季節に日帰りで富士山に行った時の旅行記である。

今回の掲載にあたり、当時を思いだし・・・ても全く思い出せないので、
当時書いた旅行記を再編集しただけである。
(注;の部分は今回の再編集にあたって追記した部分。)

        ・・・

        富士山レポート

さて、私が土曜日にどこに行っていたか。
それはなんと富士山である。
そう、かねてから念願の富士山日帰りツアーを決行したのであった。
(友人2人とその新型〔注;もちろん当時〕アプローズ号で行った。)

        ・・・

出発は朝5時。外はまだ暗い。
この時間だと外は結構寒い・・・と普通の人なら思う。
私は寒さに強いのでちょっと肌寒いくらいに感じた。
しかし、向こうは寒そうなので、一応毛布とウインドブレーカーを
持って行く(車の中で仮眠するため)。

今は名神が夜間通行止めなので(朝6時まで)、取りあえず国道171号線で
京都まで走ることにする。土曜日の早朝ということもあって結構すいている。
結局6時までに京都東まで行き着いた。そこでちょうど6時になったので
名神に乗ることにする。

(この間ほとんど後部座席で寝ていたので記憶無し。)
しかし台風の影響か、風が非常にきつい。

        ・・・

名神から中央道へ。

(さらにこの間も寝ていたので記憶無し。)

中央道もかなり進み諏訪湖SAで休憩。
中央道は長い距離を使ってかなりの高さまでのぼる。
この諏訪湖のあたりでも海抜600メートル以上あるはずである。
したがって気温もだいぶ下がっている。
私が寒いというのだから間違いない。これは寒い。

さらに先へと進む。
途中海抜1000メートルを超える。このあたりが中央道で、いやおそらく日本の
高速道路で一番高い場所を通過する。北陸自動車道がその多くが海岸沿いだったことを
考えると大きな違いがある。
山の間を走るのでカーブが多い。
そして道路が北陸道に比べ狭く感じる。
すぐ真横に木などがあるからそう感じるのであろう。

気温もしかり。
周りの山(中央アルプス)の一部にはその頂上に雪を乗せているものも見える。
周りの木々も紅葉し、道路は黄色や赤の葉っぱで覆われていて、
車が通るとそれが舞い上がって美しい。

あいにくの天気で富士山の近くにいるはずなのに全く見えない。残念。

車は大月ジャンクションから富士五湖が1つ河口湖の方面へ。
最初の谷村(やむら)PAで待ち合わせている東京の友人を待つ。
時刻は11:15。大阪からおよそ6時間、しかも休憩をかなりとってである。
速い。
しかも、このあたりはもう東京から100キロを切っている。
思えば遠くへ来たもんだ。

        ・・・

11:30過ぎ友人到着。
「いや〜久しぶりやね〜。」
「まずは昼食とガソリン入れやね。」

ということでこの道路最後の河口湖ICまで行き、近くのレストランへ入る。
この東京(正確には千葉。元々大阪の高校の同級生。今回の4人はみんなそう
だけど。)の友人。山登りが趣味なので、富士山についての情報もかなり持っている。
どこから見る風景がきれいかなどもよく知っている。今日も自分のとった写真と
地図を持って来てくれている。う〜ん、なかなかきれいだ。
こんな富士が見れればいいのだが、あいにく今日のこちらは曇り空。
台風の影響が残っている。

人間は食事をすまし、計画をした。
次は車の食事。ガソリンを入れる。
さて、リッターどのくらいで走って来たかな?

「このメーターの具合だと30リットルちょっとだね。」
私も同じアプローズなのでメーターの具合で大体分かる。
が、しかし・・・。
        (ガソリンを入れる店員)
「おいおい、どれだけ入れるんだ!?38リットル!?ウソー!!」

ここの店員は無茶苦茶入れよった。
普通こんなには入らん。
しかも値段が・・・リッター129円!?
一瞬ハイオクかと思った。
レギュラーでこの値段は高過ぎるぞ。
大阪よりも、高速よりも高い。
ひょっとして大阪ナンバーだから吹っ掛けてるんじゃなかろうな。
それともこちらでは「現金」は優遇されないんだろうか。

まあ、気を取り直して富士スバルラインへ向かう。
この道路で5号目まで登ることができる。
料金は1000円くらいかな?
え〜往復2260円?やっぱりこちらの物価は高いぜ!

        ・・・

さすがに登山道路、坂は急だしカーブもきつい。
見た目より勾配もかなりあるようだ。1合過ぎる毎に300メートル以上上がる。
スピードもあまりでない・・・と思ったけど飛ばしてるな、60キロ以上出てるぞ、
この坂で。

そういえば、この「合目」というのはどういう基準で付けられているのだろうか。
300メートルかな?と思ったけど違うみたいだ。

山の天気は変わりやすい。
ここでは、それを身を持って感じることが出来た。

まずは風が非常にきつい。高速道路でもいいかげんきつかったけど、ここもすごい。

3合目を過ぎたくらいの休憩場所で止まる。
すでに1500メートルを超えている。
下界が一望できる。思ったより高いんだ。
それにしても寒い。風もあいまって、ウインドブレーカーを着てても十分寒い。
温度計が無かったから正確な温度は分からないが、10度以下なのは確かだ。

おっと、頂上が雲の切れ間から見える。
シャッターチャンスだ。カシャッ!
さすがに雪がある。きれいだ。
見ていてきれいなのだが、寒いので先を急ぐことにする。

しばらくすると霧が出て来てあっというまに濃くなる。
いや、霧というより雲なのかもしれない。
視界は100メートルない。

        ・・・

その辺の看板は異常に脱色したり、さびたりしている。
木も真っ白に枯れているものも多い。
この気温と湿気。この苛酷な自然環境がこのようにしているのであろう。
しかし、風のきつさのわりに木が横倒しになっていないのは不思議。
海辺の防風林はかなり傾いているのに。山の斜面だから目立たなかっただけ
なのかもしれないが。

そして車は濃霧の中終点5合目に到着する。
標高にして2305メートル。
思えば高いところまで来たもんだ。
もちろん私にとっての最高峰である。

        ・・・

ここは新5合目。海抜2305メートル。
空気も薄い・・・ような気がする。
ここももちろん雲の中である。
視界は100メートルどころか50メートルもないようだ。
そしてまた非常に寒い。ウインドブレーカー+ジーパンでも
体ががたがた震えるほどだ。おそらく気温は氷点近くであろう。

人間は多いようで少ないようで。
多くは観光バスで来ているようだ。
自家用車で来ている人は少ない。
ましてや大阪から来ている車など・・・あれ、もう1台いるな〜。

こんなところにも犬がいる。
首輪が無いので野良のような気もするが、非常に人懐っこい。
撫でてやるとすぐおなかを見せて服従の姿勢をする。
しかし犬でも寒いのであろう。しばらく歩くと座り込んで丸まっていた。

「車でここまで上がって来たが、5メートルでもいいから登ろう」ということで
少し上にある神社、その脇にある展望台の上まで行くことにした。
推定海抜2310メートル。
晴れていれば麓が一望できたのかもしれないが、この濃霧では何も見えない。
まっこと残念じゃ。

        ・・・

やはり非常に寒いので神社まで降りる。
お手水をと思ったけれど、水が無い。
富士山の上では水道などはもちろん無い。
全て麓からタンクで持って来ているのだ。だから水は貴重品。
だからここに水が無い。

ここまで無事にたどり着けたことを感謝。
ここでお守りのようなものを頂く。

脇のお土産屋に入る。もちろんストーブが焚いてあるある。
今日はあいにくの天気なので、ここにも人が少ない。
        「あったかい甘酒どうですか?」う〜ん、なかなか魅力的だけど、今回はパス。
        「下界の天気はどうでしたか?」
        「ええ、下界も曇ってました。」
ほんと、ここから見れば下は下界って感じだろうね。
とにかくお土産を買いましょう。あれこれ。

急いで帰るのも何なので、喫茶店でお茶でもしようということで喫茶店へ。
といっても別のお土産屋の2階にある喫茶店。本当は見晴らしのいい場所に
建っているようなのだが、まだ外は何も見えない。
その代わりといってはなんだが、通路の壁には色々な季節のきれいな富士山の写真が
飾られている。富士山は季節、そして見る方によって色々な顔を見せる、ということが
これからも分かる。そして皆さんは覚えていらっしゃるだろうか。500円札の
裏に富士山が描かれていたことを。その構図とほぼ同じの写真も飾ってあった。
10年近くかかってようやくとれた会心の1枚なのだそうだ。確かに美しい。

喫茶店では、やはり前座(?)に貴重品の水を出してはくれない。
注文した物だけである。
値段はこんなところの割には安いといえよう。コーヒー/紅茶1杯350円。
xそれにしても1杯の紅茶がこんなにも暖かく感じられることはそうはないであろう。
体が心からあったまる感じである。
ということで30分近く話をしながら体を暖めた一行は下界へと向かうことにした。

        ・・・

下界へ降りる前に標高が書いてある看板の前で記念撮影をする。
しかしあまりに深い霧故にフラッシュを焚いてもちゃんと写っている
かどうか分からない。

そして寒〜い!と言いつつ車に乗り込み、ヒーターを強にして下ることにする。
今回は時間がないので登らなかったが、今度来る時はゆっくり来て、
頂上まで登りたい、そう思いつつ降りる。

そういえば、富士山は火山である。
したがって、転がっている石もそういう石である。
冷えて固まる過程で内部の火山性ガスが抜けるためぼこぼこの穴が空く。
軽石も同じ原理だが、こちらのは黒く1つ1つの穴も大きい。
「お土産に持って帰ろうかな」とも思ったが、岩を持って帰ってもしょうがないので
やめることにした。
お土産屋さんにはこの岩を模倣した富士山岩石おかし等という物も売られている。
(砂糖菓子)これは腐らないので、なかなか会えない人へのお土産や砂糖菓子が
好きな人にはいいと思う(結構美味しい:試食の結果)。

深い霧を抜け下界へ。
やはり下界からは頂上は全く、いやそれどころが麓もほとんど見えない。
登りの途中で頂上付近が見られたのはラッキーだったといえる。

        ・・・

今度は富士五湖へ向かうことにする。
富士五湖とは「山中湖」「河口湖」「西湖」「精進湖」「本栖湖」の5つを
まとめて呼ぶ言い方である。この順で富士山の山梨県側に東から並んでいる。
山中湖は少し離れているので行かず、河口湖から行くことにする。

(ここで眠たくなってしばしの眠りにつく。)

「河口湖見る富士山はきれい」と言いたかったが相変わらず雲で隠れていてみえない。
河口湖自体はそれほどきれいな湖ではない。
やはりバックに富士が見えてこそ映える湖なのだ。

西湖は非常に長細い湖に見える。一部だけ見れば川のようにも見えるほどだ。
(そういえば、湖というのは土木建築上は「河川」扱いなのだ。この西湖も
2級河川である。)
というのも、この辺の湖は皆富士山の溶岩によって一部が埋まっているので
幅が狭くなっている部分などがあるのだ。
その部分はすでに木が生えていてそれが古いものであることを物語りつつも
そのすさまじさも同時にわかる。

西湖の岸に到着。岸にある紅葉の紅葉が非常に見事だ。
ということで、ここで記念撮影。

おおっと、富士山が見えるではないか。
ようやく台風の影響も薄れて来たのか富士山の頂上付近が見えるようになって来た。
シャッターチャンス!とばかり写真を撮る一行であった。
もうだいぶ日もくれているのでちゃんと写っているかな。
しかし、やっぱり美しい。

        ・・・

ところで、ここのトイレはロッジ風で見た目トイレとは見えないほどきれい。
中のライトは自動点滅式で、人が入ると自動的に点き、出ると2、3分で消える。
(天上にセンサーがある。)
もちろん小の水流しもセンサー式の自動である。
さらに手洗いの水道までもが自動である。
徹底しているね。
また、大の方は「50円をお入れ下さい」である。
きれいさを保つためなのだそうなので、使う人は入れましょう。
(入れなくても使うことはできるので自主性が問われる。)
以上日本トイレ研究会会員1号の報告でした。

次は精進湖(しょうじこ)へ。
ここへ向う道、かなり狭くてくねくね曲がっているのに友人の飛ばすこと。
新アプローズ号もスポーツシートで体が不要に揺れることは少ないけれど、
やっぱり酔いそうになる。今日は体調が良くてよかった。

精進湖でも富士山が見える。もう大丈夫なようだ。

本栖湖へ。
もうだいぶ日がかげって暗くなったが、ここで夕日に染まる富士を見ることが
できた。
        It’s so beautiful.
である。写真に撮れてるかな〜。

これで富士五湖は終わり。
これから139号線を通って海側へと抜けることにする。

        ・・・

途中で有名な青木ケ原樹海を抜ける。
その名の通り非常に木が多い森である。
確かにこんなところで迷ったら一環の終わりのような気もする。
しかし傍から見ると、今ならとても紅葉がきれいな森である。

走るにつれていよいよ日が暗くなる。
まだ5時だというのに日が短いことよ。
またこんなときに富士がきれいに見えるなんて。
今なら麓まできれいに見える。
おう、頂上に明かりが。あれが気象台富士山山頂測候所か。

真っ暗な中、車は何かしら高原のような場所を抜けていく。
「自衛隊演習場かな?」と思ったが全て牧場であるらしい。
ここが有名な「朝霧高原」である。
よく見えないのが残念。

それでも車は途中「まかいの牧場」という所にてとまる。
ここの牛乳が美味しいらしいのだ。

        「牛乳下さい。」
        「何杯ですか?」
        「1杯。」
        「冷たいのか暖かいのかどっち?」
        「冷たいの。」

ということで、4人で「生牛、冷やで4つ」を頼んだのであった。
(紙コップ1杯200円。)これが本当に美味しい。
あまり牛乳の好きでない私が美味しいと思うのだからよっぽどである。
おかわりしたい気もしたがそれなりに高いのでやめておくことにした。

        ・・・

「ソフトクリームも美味しいよ」ということで友人たちはそれも食べていた。
私は・・・小銭がなかったのでやめにした。しかしそれがよかったのかもしれない。
この寒い中である。友人いわく。
        「食べん方がいい。美味しいけど、体が冷えてしょうがない。」
やっぱりこういうものはもう少し暖かい頃に食べるものである。
(そんなこといいつつ行きにアイスを食べてたのはどこのどいつだ。)

何かいいお土産はないかなと散策。
チーズ、ミルクパン等など、美味しそうなものがいっぱい。
そうそう、お酒のみの人には甲州ワインもいいかもしれない。
しかし、いずれもだいぶ高い。
結局何も買わずじまいであった。

さて、車はさらに進み「白糸の滝」のそばを通り抜け市街地へと入った。
ここで夕食にしようということでうどん屋に入った。

山梨県といえば「ほうとう」が有名である。
ほうとうとは、きしめんより1回り太い麺を味噌で煮込み、その中に
色々な具が入っているものである。味噌煮込みうどんといえば65%はあっている。

店に入り注文して待たされることだいぶ。出て来たほうとうはだいぶ熱そう。
猫舌な私にはなかなか食べられない。
ふーふー。どれどれ。う〜ん、美味しい。
麺も手作りだねこれは。待っただけのかいはある。
おそらくここの店は注文があってから麺を打ち、作り始めるのであろう。
具は多く、量もちょうど。
初めて食べたけど気に入った!
おにぎり2つ付きのこれで850円とはかなり安いと見た。

        「ごちそうさま!」

ふ〜、体もあったまりいい気分。

        ・・・

じゃあ、先を急ぎますか。
一行は富士市へと向ってさらに南下する。

取りあえずの目的地は富士市。
ここに名神じゃなくて東名高速への乗り口があるのだ。
139号線を南下・・・そう、素直に南下していればよかったのに。

途中で道を曲がる。
急に道が細くなる。
元に戻ろうとして先の交差点で元の方向へ曲がる。
変な方向へ行く。

ようやく市街地に入る。ここは「富士市」かな?
いや、どうやら違うようだ。まだ富士宮市だ。

更に進む。
また狭い道へ。
おいおい、どうなっているんだ!!

迷うに迷ってようやくそれらしい道に出る。
おそらくは30分以上迷っていたであろう。

教訓:  「下手に道を曲がるな」
        「進み過ぎる前に元に戻れ」
        「迷ったらすぐ人に聞け」

        ・・・

とにかく、2台の車は東名富士ICへ到着。
ここで東京の友人とはお別れ。

        「また年末に毎年恒例飲み会するから、帰ってこいよ!」

忘れそうなら車体に釘でサインしておいてやろうか。

        「ええい、やめんかい!」

というわけでまたね。

東名は結構混んでいる。渋滞するほどではないが、その量は多い。
土曜日の夜。
        「みんなそんなに仕事したらあかんわ。
                『日本を遊ぼう』でいかなきゃ。」

高速道路でマナーの悪い車。
1、追い越しをするのにとろとろする車。
        せっかく走行車線に入って待ってやってるのになかなか追い抜かないばか。
        追い抜く時はスピードをしっかり上げていかんかい。
        おかげで前の車に接近し過ぎてあぶないじゃないか。
        高速道路で不要なブレーキを踏むなんて愚の骨頂じゃよ。
        
        ウインカーも出さずに車線変更し、追い抜いたら車のすぐ前に入るやつ。
        危ないったら有りゃしない。

2、対向車線のことを考えないでハイビームで走っているやつ
        中央分離対のところに目隠しがあるとはいえ、結構眩しい。
        あと、規格以上の明るいライトを(複数)付けているやつも大嫌い。
        自分が見易かったらいいんか、それで!

        ・・・

今回会った一番のどあほ。
こちらが追い越しを走っていると突然走行車線から追い抜きをかけようとする
車が1台。ふっふっふ、てなもんでこちらはスピードを上げていく。
追い抜けなかったそいつはハイビームにして後ろをついてこようとするが、
どんどん離れて行く。そんなスピードで追い抜きをかけようとするんじゃないよ。
やがて間にトラックなどが入り消えていったのであった。
自業自得じゃ。
・・・ちなみにこの時の運転は私じゃありません。

そのうち車の量はかなり減って来て前後に車が見えないほどにもなった。

中央道は長野を通るためにだいぶ回り道をしているので距離があったが、
東名はそんなことがないので大阪までの距離は比較的短い。
何かあっという間に名古屋。
この時点ではまだ10時前。早い。

名神へ。車の量が戻る。
8時からは栗東−吹田間が通行止めになるので栗東までで降りなければならない。
燃費は結構伸びているが、降りる前にガソリンを入れておいた方がいいだろう。
ということで養老SAで給油。

リッター123円。ほら、高速の方が安いじゃないか。
富士周辺のガソリンの高さは異常じゃ。反省せい、反省を!
(ちなみに新潟柏崎周辺は127円。これも高い!)

燃費はなんとリッター16キロ。1600cc/16バルブEFI/120馬力の
車にしては非常にいい。私のアプローズ号の最高記録が15.9キロ位だからそれ
以上だ(カタログ上の10モード燃費以上)。
(注;この当時の私はアプローズ号に乗っていた。その最期の話は今までにも書いたし
いろは'98の中でも書いた。)
やっぱりこの車、60キロ定時走行より120キロ走行よりも140キロ巡航の方が
燃費が伸びるのだ。以前からそうじゃないかなと思っていたけど、やっぱりそうか。
それくらいのスピードになると安定するし、なんていう車だい。
(140キロで4000回転。トルクもここあたりが最大。)

        ・・・

栗東から下へ。混んでいるのはしょうがない。
高速バスもトラックもみんな走っている。
しかしこういう時のバスはどうやって遅れを取り戻すんじゃろうか。

        途中の休憩を減らす
        スピードを上げる
        素直に遅れる

う〜ん。

11時過ぎに降りて、京都に入ったころにはすでに日付変更線も超えた。
京都市内はすいている。
ここでおなかがすいたのと、私はもうコンタクトがタイムリミットオーバーなので
吉野屋に入ることにした。本当は「天下一品」でもいいと思ったんだけど、
寝る前に「コッテリ!ニンニクタップリ!!」を食べると胃がもたれて寝られん、
というかしんどくなりそうだったからやめ。今度また挑戦しよう。

おなかを満足させて最後の一っ走りで大阪へ。

ということで、うちに帰り着いたのは1:30ちょっと過ぎ。
御苦労さんでした。日帰りというには少し遅かったけど、
やればできるって感じかな。

費用はお土産代、食費はなしで1人約1万円。やっぱり3人で行くと
だいぶ安くていいね。(今回はお土産代がかなり高くついた感じ。)

これでここ数年来念願の「富士山日帰りツアー」は無事終了。
さあて、今度はどこに行こうかな。
狭いようで広い日本。
まだまだ知らない土地は多い。

        ・・・おわり・・・
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