「ファイヤーウォールソフト」(2003/03/03号、09/19追記)
パーソナルファイヤーウォールというソフトを導入した。
インターネット接続時に外部からの侵入を防ぐもしくは監視するものだ。

常時接続しているならいざ知らず、うちみたいなダイアルアップで
そんな物必要かと思っていたが、その手のソフトを先に入れた友人曰く、
ダイアルアップでつないでいるときに外部からの侵入がある、とのこと。

そんな話を聞いたので、どこぞの製品を買って入れようかと思っていたが、
ウイルスチェックソフトと併せて7〜8000円するようなので躊躇していた。

そうした中、一応製品だ、個人で使う分には無料という物を知ったので、
これを入れてみた。
        http://soho.sygate.com/products/shield_ov.htm

英語版なので詳細はわからないが、まあ普通にインストールすればよい。
(名前とメイルアドレスの登録を要求されるけど。)

これを入れた後にインターネットに接続するソフトを立ち上げると
起動前に確認してくるようになる。
同じファイル名のソフトであっても、バージョン(というかおそらくは作成日時)が
異なるものであれば、確認してくる。
確認の時、それが起動してもかまわないものであれば、
チェックを入れておけば以後聞いてこなくなる。
それら以外が起動しそうになったら、起動させなければ良いわけだ。

最低限でもWWWブラウザ、メイルソフト、
うちみたいにホームページを持っているならFTPソフト等も登録が必要となろう。
この他に、RealPlayerを入れているとその自動アップデートや、
OS自身が勝手につなぎに行こうとすることもある。
(うちでは前3者以外は全て起動しないようにしている。)

通信中は、通常は何も画面には出ない。
設定によりアクセスログやアクセス量等を表示させることが出来る。

侵入時にもいちいちチェック画面は出さないようであるが、
アクセスログを見ると入出力全てが確認できる。

これを見ると、わずかな接続時間の間にも外部からの侵入形跡がかなりあることに気付く。
これらが「侵入」=異常なのか「サーバーからの問い合わせ」=正常?なのかわからないが、
このファイアーウォールを入れてそれらを完全に排除しても、
見かけ上何の動作異常もないので、おそらくは「侵入」なのだろう。
これだけの量があると解ると結構怖い。
ダイアルアップ接続といえでも安心は出来ないのだ。

気になる方は、ウイルスチェックソフトだけでなく、これも導入されると良かろう。
最近はウイルスも巧妙で、知らないうちに自分が被害の一役を買ってしまっている
事もあるので余計であろう。

これからは、アンチウイルスソフトだけでなく、この手のソフトも必須なのかも知れない。

        ・・・2004/07/26追記・・・

このソフト、使い勝手もログの見やすさも良いのだが、
非常に大きな問題があった。
「アンインストールできない」のだ。
アンインストールすると「バージョンが違う」ようなメッセージが出て
途中で止ってしまう。

アンチウイルスソフトを変更しようと思ったらそれがファイヤーウォール機能も
持っていて、これを削除しなければいけなくなったのだが(入れたままだと確実に
ハングアップする)、そのときにこのことに気が付いた。

結局、HDD再フォーマットからOSの再インストールという最悪の事態になった。
えらい目にあった。

ファイアーウォール機能を持つアンチウイルスソフトは入れないか、
その機能をオフにするか、だめならこいつは入れないかである。
少なくとも、ソースネクスト社のウイルスセキュリティはそういうことが出来ないので、
共存不可である。
(「ウイルスセキュリティ」がだめだと言っているわけではない。
これはこれで良くできていると思う。ファイヤーウォールでは細かい情報はわからないけど。)
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