「正しい認識」(1995/09/11執筆)
世の中で一番腐っているCMとして以前に「陰照入ってる?」を紹介したが、
最近この正しい認識を得たので紹介する。

それは、
        「インテル 入ってる?」
ではなく、
        「インテルは イってる」
である。

これを聞いた時には(私にはここまで冴えた発想はそう出来ない)、
「おお、それなら確かにそうだ。」と思わず膝ポンであった。

世の中には、相手が意図して言ったことが、実は裏の意味の方があっていたり
することがままある。以前に紹介したものなら、

  WYSIWYG  What You See Is What You Get

は「見たままを印刷出来る」が本来であるが、
実際には「見たようにしかならん」だし、
「一般人」は「逸般人」の場合が多いし(特に某会社は、他の会社じゃ間違い無く
上司にはなれんような奴らがいっぱい上にいる)。
そうそう、「時代は一瞬にして変わる」とか宣伝していた会社は余り時代を変えた
そうでなかった。

結局、自分よがりなんですな。そういうことをいうやつらは。
冷静に、かつ広範囲に意見を聞けば自分の置かれている、もしくは自分に対する評価と
いうものがわかるのに、それをしないがために思い込みで浮かれているという感じ。
こういうのは特に大企業や古い人間に多いようでんな。

自分に対する評価を聞くことは、多くの場合つらいことだけど、
あえてそれを知り、少しでも改善しようとすれば、その人の幅はそれまでの殻を
大きく破って偉大なものになるのにね。

かくいう自分が回りからどう見られているか。まあ、大体想像出来るが、
逆にあえてそのイメージで通してみようという感じもありますな。
会社の中では、ね。

別にイメージを壊そうとは思わない。勝手に思い込んでればいい。
「あいつはああいう奴だ」って。とことんそう思わせといて、ある時何かの拍子に
一気にそれを崩す。その時にあわてる相手の顔を見るのが楽しみ。
・・・って、結構意地が悪いのかも知れない。

まあ、「おたくは変」なら、それもまた良しでんな。
「変」な奴の行動は「変」で片付けられるから、結構いいよ。
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