「新俳句」(1998/01/12号)
伊藤園のお茶シリーズに書いてある新俳句シリーズ。
うなずくものもあれば「う〜ん」とうなってしまうものもある。

中には英語版というものもあるのだが、英語版は残念ながら「俳句」ではないように
思う。西洋ジョークが日本では理解出来ない(しにくい)ように、
外人が書いた俳句には何が言いたいのかさっぱり解らないものが多いのだ。
共通の思想的ベースが有ってこそ話しが通じる、特に俳句のように短い中に
まとめるにはそれが重要なので、思想ベースが違う外人の作品は理解出来ない。
やはり「俳句」は日本人の心だと思った。

        ・・・

その中で、先日見た文部大臣賞のものはなかなかよかった。

        「天高し 猫と生まれて 働かず」

実に見事である。猫は猫で仕事をしてるのかも知れないけど、
人の目から見ると自由奔放に生きているように見え、
実にうらやましい限りである。

その状態をいとも簡潔に表現した俳句であり、
この言葉遊びの粋さは日本人以外(正確には日本語がわからない人)には
理解できないというのは、かわいそうでもある。

逆に、日本人はこのすばらしい伝統を守る必要があると言うことだ。
最近多い、要点を得ない会話(会議でもそう)、訳のわからない言葉を並べただけの
ヒット曲、逆にやたらとくどいアメリカ流の書き方。
そんなもんを「良い」と言ってるようじゃ、日本人もアメリカ人みたいに
馬鹿になってしまうぞ(問題発言か)。

オタクラが俳句の精神をどこまで出せているかはわからないが、
今後何とかその精神を入れていこうと思う。
毎回俳句を1つ書くというのもいいかな?(できないなぁ)

・・・ところで、先の俳句、どこが季語かわかります?
「天高し」で「秋」が季語です。のはずです。
秋の空と猫。いい風景だなぁ。

        ・・・

そうだ、1つ思い付いたぞ。

        ギャラ高し 仕事やらせて 働かす

う〜ん、この俳句(川柳か)の真意は、例の誰かさんの
月収を聞いてないと解らんだろうな。

しかし、あいつがあれだけもらっているとは、全くもって詐欺同然だな。
某社も太っ腹なことよ。ほんまに真剣に経費削減とか考えとるんか?
みんなで蜂起せんといかんぞ、某社の諸君。

と言うところで、話が変な方向に行きそうなのでここまで。
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