「選挙'98」(1998/07/13号)
やっと選挙が終わったようである。

選挙期間中、私の住んでいるところには一度も、誰も来なかったようである。
まあ、選挙活動は人が集まる都心部で行われるので、私のいるところのような
田舎には来ないのは当然とは言え、実家の近くなんてしょっちゅう来てただけに、
なんか感じが違う。

それはそうと、自民の大敗で終わったようであるが、当たり前と言えば
当たり前だろう。あんないい加減な政治をしていて勝てるはずもない。
それでも自民の議員が他の候補大きく引き離してトップ当選するような
ところもあるのだから、「この非国民地域が!」等と、危ない発言もしそうであった。
まあ、地方区の場合は、政党云々よりも、その人の実績によって当選が決まるの
だろうから、政党はあまり関係無いのかも知れないが。

大敗したとは言え、それでも比例代表であれだけ自民に票を入れる連中がいる
というのが不思議である。自民に票を入れると言うことは、今の経済状況などを
追認していると言うことである。そんな奴らは市中引き回しの上張り付け獄門に
しょさねばらなん。社長連中などが入れるんだろうけど。

当選している地域のほとんどが農業主体の地域で、やはりそういうところ
では強いんだなぁ、と思う。ただ、自分らのことだけでなく、もっと日本全体の
こと考えて投票せい!といいたいけど。
それに比べて近畿では滋賀以外軒並み自民が落ちた。東大阪市長も共産になった。
あの自民王国の和歌山ですら落ちた。
関西は東京より強く自民のあほさにいやけがさしており、なおかつ気持ちをはっきり
表すのでその結果と言える。日本人全体がこれくらいちゃんと意見を持ってくれたらと
思うのだが。

まあ、他の政党であっても、ちゃんと出来るかどうかは解らない。
ある程度は期待票だろう。
その期待票を受けて、ぜひとも思い切った改革をしていただきたいものである。
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