「冒険心」(1999/12/01号)
先日NHKを見てたらどこかの洞窟へ入る場面があった。
そこで思い出したのがこの曲。

        河口浩が〜洞窟に入る〜♪
         カメラさんと〜照明さんの後に入る〜♪♪

嘉門達夫の曲ですな。

そう言えば、最近はこういう探検物の番組が無い。
地球上にはもう秘境がなくなったということか。
それとも単に今はこういう番組がはやらないだけか。
(そういえばUFOの矢追淳一もごぶさたしてるなぁ。)

今にして思えば、多分、全部、やらせであったとは思われるが、
別に昨今のそれのように嫌みはないし、事実、子供心には
わくわくしていたのだから、子供に夢を与える番組であったはずだ。
あれを見て冒険家を目指した人もいるだろう(そうか?^_^;)

今の子供に一番欠けているのが「冒険心」ではないかと思う。
まあ、身の回りには冒険するところが少ないのが現状だ。
自然が少ない。
私の子供の頃には近所の低い山を探検しまくったものだ。
裏にある10メートルほどの崖やその下にある洞窟。
今でも残っているだろうか。

冒険をうたい文句にするゲームは多いが、しょせんは大人の想像した範疇である。
自然の持つ幅広さにはかなわない。
子供は自然からその奥深さを学ぶ、そこにおいて知恵を鍛える術を学ぶのだ。
それが出来てない今の子供だから、発想力がなく想像が陳腐で、
また、悪の誘惑を「冒険」と間違えて堕ちてゆくのだ。

そう、今必要なのは正しい「冒険」なのである。

自然の中に冒険があることを教えてくれた偉大なる河口浩。
彼の功績をしのびながら、この歌を歌うことにしよう。

        世紀の大発見をしても、決して学会には発表しない
                河口浩の奥ゆかしさに、僕等は思わず涙ぐむ

        ゆけ〜ゆけ〜河口浩
                ゆけ〜ゆけ〜河口浩
                        ゆけ〜ゆけ〜河口浩 どんとゆ〜け〜!!
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