「日本美意識向上委員会」(2000/03/15号)
電車に乗ると、目の前に見目がよろしくないおっさんが座る。
実に汚らしい座り方。
(おっさんだから見目がよろしくないのではない。念のため。)

目を反らして釣り広告を見ると、ここにも見目に悪い宣伝がずらり。
最近どうにも、汚らしいものが多くて困る。
テレビなら消すかチャンネルを変えれば良いけど、こういうところの物は
そうはいかないので始末が悪い。

こういう言い方は女性読者には失礼かも知れないが、外を歩いていても
ぱっと見綺麗と思う人が減った。
少なくとも20才台以下では珍しいと言った方が良い位だ。
(オラクラ読者は例外だと思うよ、実際。)

最近の若い連中は顔立ちはすっきりしているかも知れないが、食の悪さからか
肌に艶がない。それを隠すための濃い化粧と極度の茶髪。
上げ底靴と来ているから立ちい振る舞いもがさつ。
これで携帯電話を手に持ちこねるさまは幼稚。
これも見るに耐えない。

結局、電車の中では寝てるに限る状況になってしまう。
駅から降りてしばらく歩けば田圃と山と湖の風景になって良いのだけれど、
それまでがねぇ。

こんな世の中ではまともな美意識が養われないのではと心配だ。
何とか綺麗にできんもんかね。
あぁ。

(日本美意識向上委員会)
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