「トンカツ弁当!?」(2000/12/15号)
今週は2回京都市工業試験場というところに行った。
いずれも午前中だけだったので、御昼は京都駅地下街にある
とんかつのKYKに行った。
これはその1日目のこと。

ここで、注文したのは「トンカツ弁当」であった。
陳列ケースの中はよく見なかったのだが、名前からすると
てんぷら(?)はトンカツだけの弁当であろう。

で、それを持て会社に付き、そこで開けたらまぁ。

        「これの何処がトンカツ弁当やねん!」

入っているのは、海老、薩摩いも、キノコ、1口カツのような物である。
どうもトンカツ弁当のイメージと違う。
これは季節カツ弁当はないか?(実はその前日にそれを食べていて、
似ているような気がした)。

        「間違えやがったな!」

まあこれはこれでおいしいので味的には文句はないが、季節カツだとすると、
トンカツより安いはずだ。これは帰り際に文句を言わねば。

そう思って帰りにまた寄ったのである。

        「いらっしゃいませ!」

「いや、今回はクレーム言いに来たんじゃい」と思いながら、
まずはショーケースの中を見て確認することとした。

        「何と!!」

何と、そこには「トンカツ弁当」と言う名前と共に、昼間食べたそれと
同じ物が並んでいるではないか。
そう、弁当は確かにあっていたのだ。

しかし、だとすると、その「トンカツ弁当」と言う名前がいけないと
言うことになるぞ。どう見てもこれはトンカツ弁当ではない。
看板に偽りありだ。

まぁ、そういう文句を言うのも何なので、この場はそのまま帰ったのであるが、
なんとなく損をしたような気分であった。

もちろん、2日目の弁当は「トンカツ弁当」以外にした。
それならいっそ別のところで買えばいいんだけど、
京都駅には、案外良い弁当屋がないのでね。
駅弁はちょっと高いし。
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