「自己紹介2」(2000/01/07〜02/18号)
これは、会社の電子掲示板中にある「自己紹介」の中での「私」の紹介文である。

自己紹介と言いながら、自分の趣味である「濃くない旅行」
・・・もとい(十分濃いもんなぁ)、「国内旅行」の感想文等を書いていたのである。

ところが、とある方面(有り体に言えば上司)から「業務中に書くのはけしからん」
という事でお叱りを受けた。

私としては、仕事の手がちょっと空いた時にちょこっと書いていたつもりであったが、
量が量だけに信じてもらえなかったようだ。

日頃からオラクラのようなものを書いているので、大量文章の早書きには
自身があったのだが。

私の性格からして、休憩時間だけに書くのは出来そうにないので、
以後書かなくしたのである。

ということで、結構長いので、以後何回かに分けて連載開始。

        ・・・

ここ数年の目標と希望
・国内旅行で全都道府県制覇(残り;佐賀/長崎/沖縄)
・DVD(Video+Audio)/CD-R(Audio)もほしい(2000年冬。DVDはもっと早くなるかも)
・「アルプスの少女ハイジ」LDまたはDVD全巻揃え

自己説明
・自他共に認めるところの「変」(すでに修正不可)
・人の顔と名前を一致させるのがとても苦手;1年以上経っても覚えないことしばしば
・1日8時間以上寝ないとだめ
・我が強い
・物事を独自の視点でネタにして文章化するのが得意

        ・・・

ということで、自己紹介でこんなものを書いていたのである。
どこが自己紹介やねん!
前が「*」の所は、以前紹介した、または今後紹介する場所である。

        ・・・

「有名ではないがお勧めの国内旅行先」

*飛騨古川(岐阜)
        飛騨高山の隣町だが、高山ほど観光都市化されておらず静か。

*竹原(広島)
        竹の街路樹が特徴。こじんまりとした落ち着いた町。

*湯湧温泉(石川)
        金沢から近いが歓楽街化されてない良い温泉

・宮沢賢治記念館(岩手)
        宮沢賢治がなぜこの地にイーハトーブを作ろうとしたかが分かる広大な風景。
        記念館横の林には野生のリスや雉がいる。東北は全体に良い場所が多い。

*杵築(大分)
        とある武家屋敷の中にある美術館が良い。駅や空港から遠いのが難点。

・佐多岬(愛媛)
        はるか向こうには九州が見え、その間の海が輝いて見える風景は絶品。
        松山から車で2時間くらいか。

・埋没林記念館(富山)
 魚津にある。埋没林そのものも良いが、ゴールデンウィーク頃にはまだ雪を残した白
馬も見えるし、運がよければ蜃気楼も見える。ここから黒部峡谷へ足を伸ばすのも
良し。滑川のチューリップ祭りも人が少なくて良いかも(砥波のそれは有名で人も多す
ぎる)
 ところで、富山のお土産(?)といえば「ますのすし」が有名であるが、ますのすしにも
いろいろあってお勧めは「源」のそれである。他社とは味が違う。「源」の(一般に売
られている)「ますのすし」には3種類ある。1つは「ます弁当」(¥600)で、これ
はバッテラのさばの代わりにますを乗せたものと思えばよい。1つは普通に見られる
「ますのすし」(¥1100)、後1つは「特選ますのすし」である(¥2000くらい)。
この特選は高いだけあっておいしい。が、これが昔の「ますのすし」の味であったと思
うのは私だけだろうか。富山に「ますのすし」を知っている人は多くても「ぶりのす
し」(¥1300)を知っている人は少ない。これはお勧めである。形状はますのすしのま
すをぶりとかぶらに代えたものだが、ますより脂分があるのとかぶらの歯ざわりがあい
まっておいしい。富山駅でも売っているが、魚津駅でも売っている(金沢駅にもあり)
。そういえば、魚津駅前には立山の湧き水もあって、ここで水筒に水を汲んで歩いて海
岸まで行き、海を見ながらぶりのすしを食べるというのもおつなもんである。GWごろは
まだちょっと寒いけど。

・称名滝(富山)
 立山アルペンルートのはずれにある日本一の滝、夏も緑が多くて良いそうだが、GW
頃に雪解け水で目いっぱい増水している時期も迫力がある。

・八郎潟(秋田)
        まっすぐな道!(思わず飛ばしたくなるが、警察が張っているので注意。)

・立久恵峡(島根)
        川沿いの歩道(?)を歩くのが良い。夜に霧が出たらその中に浮かぶ巨大な仏の
        姿に感動

・野沢湖(長野?)
        自転車で1周すると気持ち良い(10キロほど)。ナウマン象の化石が発掘された
        場所がある。

・阿武隈洞(福島)
        秋吉洞ほど大きくはないが変化があってよい(洞窟めぐりは結構お勧め)

・備中松山(岡山)
        山の上の城は江戸時代のもの(全国城めぐり)。ふもとにある武家の庭園が
        素晴らしい。

・赤目温泉(鹿児島)
        開聞岳の近くにある砂蒸し温泉(名前はうろ覚え)。公営なので安いうえに有名
        じゃなくて人が少なく良い。しかし、海沿いでよい場所である。また、近所には
        地熱発電所などもある。
        (さらに近所に公営の流しそうめん場があるがいまいち。)
        開聞岳といえば一度は登りたい山だが、その南側に非常に面白いトンネルがあ
        る。ここを自動車で通るとジェットコースターのようである。ただし、狭い道
        で双方向通行なので注意。

・弥彦山(新潟)
        山のふもとに弥彦神社がある。そこからロープウェイで登る(歩きも可能)。
        無料駐車場はあるが、地元では有名なので、連休中に行ってはいけない。
        頂上からの眺めが素晴らしい。なぜか頂上付近に大量のトンボがいる。
        どこから来たのだ?
        さらにこの比較的近くの国上山国上寺(くがみやまこくじょうじ)には、
        登る途中につり橋などがある。この山には知る人ぞ知る良寛さんの住んだ
        五合庵がある。行ってみると、実に小さな庵である。
        少し離れるが、西山という町にはその筋(?)の人は田中角栄の生家もある
        ので拝みに行くよろし。
        このあたりから東京電力柏崎原発近く(大湊)までの海沿いの道は眺めが良くて
        素晴らしいのだが、行く時はくれぐれも静かな車でゆっくりと走っていただき
        たい。他都県の馬鹿車に地元民は迷惑しているのだ。

・長谷寺(奈良)
        真言宗豊山派(ぶざんは)の総本山。長い回廊を登ると上に大きなお堂が
        ある。1日1回ある読経に会えるとその迫力に圧倒される。本堂内には長谷
        観音という大きな観音様が祭られている。普通にはその上半身しか伺うこと
        は出来ないが、経を上げてもらうと足元まで行くことが出来、その大きさに
        驚く。
        境内には多くの種類の木々があり、四季折々に楽しめる。特に冬場のボタンが
        有名。そうそう、回廊の脇の溝には沢蟹がいるので探してみよう。

「準お勧め場所」

・雪舟の庭(山口)
        山口駅から自転車で行くのだ。自衛隊基地の近くにある。

・御前崎灯台(静岡)
        確か11/1は灯台の日で無料公開である。灯台なんて入ること
        めったにないでしょ?

・水前寺公園(熊本)
        庭めぐりの一環ですな

・帝釈峡(広島)
        まあ、歩くだけといえば歩くだけなんだけど、上下もほとんどなく楽かも。
        途中に洞窟あり。

・上下町(岡山)
        山の中のひなびた町。特に何もないけど、のんびりするには良い。
        山を越えた隣町(名前は忘れた)には雲海ならぬ岩海という岩の多い低い山が
        あり歩くに良い(キャンプ場有り、近所に温泉有り)。また、ここにある自然の
        森MGユースホステルは◎。

・井倉洞(岡山)
        洞窟めぐり

・五箇所(富山)
        わらぶき屋根の集落がある。白川郷の近くだが(10キロほど)、
        こちらのほうが少し人が少なくてよい。ただし、GWには夜通
        しのやかましい祭りがあって、寝られないので注意。

・男鹿半島(秋田)
        白黒灯台と岩。行けばわかる。

・尼御前(石川)
        北陸自動車道の尼御前SAからは歩いて外に出ることが出来る。そこに晩秋から
        冬にかけての日本海が荒れる時期に浪の花が飛ぶ岩がある。場所は秘密である
        (おい)。行けば直ぐに解ると思うけど。なお、風の強い日には塩を含んだ
        水滴が多く飛ぶので、カメラの扱いには要注意である。
        1つ手前の片山津ICで降りると尼御前海岸に行けるが、ここは5〜10
        メートル沖(?)に行くと足が立たなくなるという一般人を寄せ付けない
        仕様のために穴場である。泳げる人にはお勧めか。海の家を使えば無料駐車
        場と着替え場が提供される。

・五色沼(福島)
        五色沼−猪苗代湖−阿武隈洞がこのあたりの観光コースである。

・八幡平(青森)
        GWの雪のある時期も良い。山の中に温泉や水芭蕉の群生地もある。ゆっくり
        走って見つけたら止まるのだ。 

・臼杵(大分)
        磨岩仏がある。案外狭いので、30分もあれば見て回れる。横にある美術館も
        まあまあ。貝合わせは結構見ごたえあり(枚数がちょっと足りない気もする
        が)。
        駅からは結構あるのでバスで行く。臼杵の駅近くもなかなか良いので自転車
        で回ろう。駅の自転車は無料だ。

・鳥取砂丘(鳥取)
        裏口(小さな駐車場の横)から入って海まで歩くと、砂丘の意外な広さと高低
        差に驚く。ただし、狭いようなこの砂丘でも迷うと真剣に危ないので、帰り
        は目標としてわかりやすい砂丘センターを目指すか、方位磁針を持って行く
        か、若干の食料と水分を持って行こう。迷ったあげくに白骨など見るとぞっ
        とするぞ(実体験)。

・小豆島(香川)
        島の真ん中にある山の上にある寒か渓からの眺めが良い。小豆島ではYH会員証
        があれば猿山公園が割り引き、マルキン醤油記念館で小瓶プレゼント、その
        ほか割引が受けられる。映画二十四の瞳の撮影に使われた分教場セットから見
        る海もまた良い。
        街路樹代わりにオリーブが植わっているので、それが咲いている季節はきれい
        かろう。ただ、オリーブ記念館はいまいち(わるくはないんだけど)。

・武奈ガ岳(滋賀)
        比良山の上(?)。リフトとロープウエイで上まで上がってから、一般のコース
        と逆に歩くと野生の石楠花や鎖場などあって楽しい。ただし、少しは足腰に
        自信がある人向けである。
        実はこの他阪急沿線は結構歩き回っている。
        長岡京(結構お勧め)、愛宕山、剣尾山、妙見山、醍醐寺、五月山〜箕面の滝
        などなど。ただし、今は昔の物語である。

・天王山(京都)
        低い山ではあるけれど、だからこそ気楽に登れるのが良い。山頂付近にはきつ
        つきもいる(山頂へ登る最後の坂の少し横の竹林の中)。
        大山崎駅方面から登るのが普通のルートだろうが実は裏ルートがあり、これがなか
        なかにハードだが面白い。降りるときに、山頂からすぐのところに分かれ道が
        あるのでそれを登りと違う方向に行く。ただし、本当にハードなので足に自身
        のある人向け。何とか降りると、ふもと近くに峡谷のような所があり、結構良
        い眺め。ここから降りた場合、駅からかなり離れるので、駅まで戻るのが大変
        だが。
        普通ルート帰りにある山崎聖天も雰囲気が良い。秋には門前にある大きな
        イチョウが見事に黄色くなる。また、境内にあるもみじもすばらしい
        紅葉をする。

・後楽園(岡山)
        東京のあれとは違う。日本3名庭園の1つ(後の2つは兼六園と水戸の偕楽園。
        偕楽園はまだ行けてない)。名園ではあるが、中に梅林があったり田んぼが
        あったりして実用性もあったりするのが面白い。
        すぐ真横にある岡山城とセットにして行くのが定石。駅から歩いていける。

・鎌倉(神奈川)
        鶴岡八幡宮周辺には鎌倉幕府ゆかりの史跡があってそれを回るのがよろしい。
        鎌倉大仏(裏手にリスがいる)もいいが、そのすぐ近くに長谷観音という観音
        様がいらっしゃる。名前からもわかるが、奈良は長谷寺の観音様に似ている。
        大きく、立像というところも同じ。行く人はそうは多くなさそうだが、ぜひ
        参拝を。

・剣尾山(大阪)
        能勢の方にある900メートルちょっとの山。手前にある行者山というものを超
        えてゆく。
        途中に神社、磨岩仏、お寺跡、お地蔵さんがある。頂上に岩棚があって、そこ
        からの眺めは結構良い。1時間ほどで気軽に登れるけどそこそこ登りがいの
        ある山で、結構変化に富んで面白い。が、近年足場が整備されすぎて面白みが
        減ったのが残念。秋に行けば、頂上付近にぐみ(木の実)がなっているので
        食べるのが楽しみ。
        ふもとに公営の温泉場があるようなので、登った後に行くのも良かろう
        (でも行ったことがない)。

有名だけど、名にたがわず良い観光地
・阿蘇(大観望)/桜島/(雪の)兼六園/尾道(歩け!)/函館山
  /出雲神社(神有月に行くのだ)/津和野(自転車で回れ)/萩/十和田湖−奥入瀬
  /宍道湖(夕日!)/富士五湖から見る富士山/高千穂峡
 /秋芳洞(カルスト台地)/青葉城(仙台)/松島/箱根(登山鉄道に乗れ)
  /佐渡(尖閣湾とドンデン山)/長岡の花火(8/2〜3;すごいぞ)
  /倉敷アイビースクエアの裏(ちょっと良い町並み)/別府(ただしホテル限定)

・蔵王(福島〜宮城?)
        GWの雪の中を行け!
        でも、そんな簡単に歩けるような量の雪じゃないぞ。

・金毘羅山(香川)
        まずは奥の院まで登って、帰りはかまあげうどん。
        そう言えば、金比羅の隣の駅にも善光寺というところがある。
        ここもなかなか良い。―寸駅から離れてるけど、歩けない距離ではない。
        この駅には列車の運転席のシミュレーターがあるのだが、残念ながら、
        行った時は故障してた。その他、記念切符の展示などもあり、
        鉄道ファンにはなかなか面白いといえよう。

・立山−黒部アルペンルート(富山〜長野)
        必ず全行程の交通機関を予約して、富山から地鉄(=富山地方鉄道)に
        乗って行くべし。車で行くとどつぼにはまる。
        全行程ですばらしい景色が堪能できる。黒部ダムもすごい。

・黒部峡谷(富山)
        地鉄宇奈月駅前には温泉噴水がある。関西電力の展示館が無料なので見ると
        良い。黒部峡谷鉄道は予約が必要。窓付き車両と無し車両があるが、GWごろは
        まだまだ寒いので窓付きのほうが良いかも。ただし迫力を感じたいなら厚着
        して窓なしへ。決して大きなカメラを抱えて身を乗り出すな。列車は岩盤ぎり
        ぎり(隙間10センチ?)をすり抜けるぞ。ジェットコースターのようでスリル
        満点。冷え切った体は宇奈月の公営温泉銭湯(安い)で暖めよう。

・善光寺(長野)
        人は多いが7年に一度のご開帳の時期が良い。ただし、その時期は朝のお勤め
        のため、5時にはたたき起こされるので、それに耐えられる人向け。
        本堂の地下に真っ暗な回廊があって、その中のどこかに触れると幸せになれる
        という鐘がある。

・京都御所(京都)
        源氏物語でも有名な清涼殿や紫宸殿もよいが、意外に庭が素晴らしい(名庭園
        ・庭めぐりもお勧め)。ちなみに京都御苑の中にある3つの御所のうちの1つが
        京都御所である。混同されている場合があるので注意。

・永平寺(福井)
        言わずと知れた曹洞宗の総本山。中に入ると修行僧の人が館内を案内してくれ
        る。かなり広い上に山肌に建っているので階段が多く足腰に自信がない人は
        注意(というほどでもないけど)。
        この近所での見所といえば京福電社福井支社の電車とか蕎麦とか、竹人形の里
        がある。竹人形の里はその名のとおり竹細工に関する展示館だが体験コーナー
        もある。竹で出来たかつらが秀逸だ(かつらじゃないって)。小さいところだ
        が、なかなか面白くお勧め。

 他にも良い場所はたくさんある(まだまだたくさんの場所に行っている)。
日本は狭い様で結構見る場所はある。洞窟/峡谷/名庭園めぐりなんてお手軽である。
 基本的には観光ガイドで調べるより、行ってみて地元で情報を集めるのが良い。
鉄道で行ける場所は鉄道で行って、駅前で自転車でも借りてゆっくり回るのが良い。
何か見つけたときにもすぐに方向転換して行けるから。
海外旅行も良いけど、もっと日本の情景にも興味を持ってほしい。
(単に金がないとか、語学が不堪能なので行く勇気がない、という意見もある。)

番外編
・ダイヤモンドヘッド(ハワイ)
        ワイキキビーチから歩いて登れる。
        頂上手前に真っ暗な通路があるので懐中電灯を忘れるな。
        頂上からの眺めが絶景。これに匹敵するのは、新潟は弥彦山からの眺めか。
        (嘘ではない。)

・ハナウマベイ(ハワイ)
        確かダイヤモンドヘッドふもとから赤バスでちょっと行ったところにある、
        火口が沈んだ湾(=ベイ)。
        魚につつかれ、なまこを踏みまくることが出来る。湾の先のちょっと行った
        ところに潮の吹き上がる穴があって人が入ると浮かび上がって面白い。
        が、近年ここは立ち入り禁止になったと聞いたが、今はどうだろうか。


「余り印象の良くない観光地(私見)」

・天橋立(京都)
        悪くはないんだけど、歩くと「ここ?」という感じ。山の上から遠めに眺めるの
        が良いのか。

・高知駅前(高知)
        高知城はそこそこだけど、駅前には何もない。有名なはりまや橋があるが、
        行ってみたらただ欄干が残るだけでがっかり。
        坂本竜馬で有名な有名な桂浜は結構遠い。竜馬記念館とあわせて良い場所なの
        だが。そうそう、丁度今のシーズン、プロ野球のキャンプがある時期に行くと
        最悪。品のないファンがたむろしてるから。

・松江(島根)
        城は良いんだけど、小泉八雲記念館も良いけど、貸し自転車が高いのはいただけ
        ない。2時間600円というのは今まで行った中では一番高い。しかも、自転車で
        回るほど広くないので無駄。1人でないならタクシーに乗るほうが良いぞ。

・白樺湖(長野)
        人工湖で狭く、風景もさほど良くない。自転車で思いっきりゆっくり走って
        20分で回れる湖なんて。
        こんな所が観光名所として大々的に言われているのが全く理解出来ない。

・白川郷(岐阜)
        観光地化されすぎ。行くならせめて人の少ない時期。GWなどは最悪。

・皆気温泉(鳥取)
        ただの歓楽街。それ以外の目的で行く価値なし。

・ゴロゴロ岳(兵庫)
        芦屋から登る山。頂上までの途中に池があったり(冬場は凍っていて上に
        乗れることもある)、降りる途中にしだの森(?)があって面白いのだが、
        頂上に住宅街があるのが興ざめ。

・江ノ島(神奈川)
        湘南海岸から江ノ島のあたり。江ノ島って、小さな汚い(本当に汚い)
        島でっせ。何であんなところが良いとされるのか理解に苦しむ。
        海岸線自体はきれいと思うけど、それも車の渋滞が無ければの話。

・阿武山(大阪)
        高槻の摂津峡からさらに奥に行ったところにある山。
        藤原鎌足の古墳などがあったりするが、他には特に見るところ無し。
        景色も良くない。マウンテンバイクが大量に侵入して道をぼろぼろに
        しているのが許せん。

・湯布院(大分)
        有名な温泉地だが、観光地としては見る場所があまりない。金鱗湖という温泉の
        出ている湖というより池とそのそばにある手焼きせんべい屋くらいか。
        いくつか個人美術館があるようだが、個人的には興味なし。
        一番いけないのは、駅前にパチンコ屋があること。雰囲気ぶち壊し。


「最近の研究結果(海辺の山頂?における瞑想の結果)」

・音がないという状態と聞こえない音に満たされている状態には明らかに違いがある
  ことを発見。それを『気が満ち溢れている』という表現をするなら当たっていると
  思う。

・オーディオにおけるスピーカーによる音声出力は、どのように細工しようが『現場と
  は違う』ということも理解。音像定位がすばらしいとか、楽器1つ1つの存在感がはっき
  りしているとかいうことは現場ではほとんどない。
  だから、オーディオ装置で聞く音で現場の雰囲気を100%再現しようということが
  そもそも間違いなのだと思う。現場で聞けない音を再現するで良いと。この点を間違う
  と、いくら高いお金をかけても無駄になる。

・それでも出来るだけ音声を現場の発声と近づけるなら、スピーカーは出来るだけ小さ
  く点にして(もちろんフルレンジ)全方向出力とするのと同時に、 部屋に適度の反響
  特性を持たせるのが良いだろう。そのあたりを突き詰めて特許でもとってみるかな。
 と思ったら、すでに点音源発生装置があるとな。う〜ん。でも非常に高価なようだ
  から、こうなったら、安価で実現出来るものを考えねば。

        ・・・おわり・・・

ってなわけで、最後は旅行とは関係無い話で(とは言っても、その研究をしたのは
旅行先だけど)締めくくられたのであった。

このあたりを書いた直後にクレームが来たわけである。
それ以後、一切会社では書いていない。
二度と書くこともあるまい。

時間的制約を付けられる場所で何ぞ、良い文章は書けないのだ。
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